PSYCHIC FEVER、日本のサマソニも「Just Like Dat」! 世界で磨いた“ヤバい”パフォーマンスで存在感

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 小波津志は、昨年バンコクで開催されたSUMMER SONICに出演したこと、日本は初出演であることについて触れ、「みなさんと一緒に最高の夏の思い出を作りたい」と挨拶すると、少し焦らすように、彼らのグローバルな活動に拍車をかけた「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」。特徴的なイントロが響くと空気がビリビリするような大歓声。JP THE WAVYに続いて、メンバーの小気味のいいラップでリレーすると、サビ前からは会場から自然と歌声があがり合唱状態に。全員で横一列に並んでウェーブを作るパートでは、ウェーブに沿うように歓声が上がったり、繰り返される「Just Like Dat」のフレーズでは、視界は右手を払う振りでいっぱいだった。

「Hotline」「Paradise」とスタイリッシュな楽曲を連ねると、HIP HOPな楽曲「Up and Down」と、短いセットのなかでフリックで曲をチェンジするかのように、楽曲のテイストが変わって飛び回るような構成だ。

 半田龍臣が「今日初めて僕たちの事を見る人もいると思います。そんなの関係ないです!みんなで盛り上がっていきましょう!」とアゲて、すこしダークな雰囲気になった「Tokyo Spiral」。半田とJIMMYのラップが心地よく響き、ここまでは歌声を聞かせていた渡邉廉がビートボックス。すると、ステージ前では「やばい!」と静かにつぶやく声、それにじわじわと歓声がかぶさった。そのままジャージー・クラブのサウンドを取り入れた「Highlights」と続いて、ドープな空間に観客も小刻みに体を揺らしていた。