片寄涼太「エゴのようなものが減っている」花束のような初ソロアルバムをリリース!作詞にも挑戦

物心ついて「えーっ! これ何言ってるの!」とは言われたくない(笑)
ーー歌詞に反映されるのはこれからだと思いますが、自分で書きたいと思うようなこと、心が揺さぶられるようなことは、時間や経験、人生を重ねる中で、変化がありますか?
片寄涼太:大きく変わっているなと思います。自分へのフォーカス、自分のためっていうエゴのようなものが減っている。それは年々感じています。
ーー自分のためだけにできないという状況も……あるでしょうし?(笑)
片寄涼太:そうですね(笑)。いろんなタイミングも含めて、すごくそう思うことが増えました。そういう意味では、このアルバムも自己満足だけじゃなく受け取ってくれる人の気持ちを考えて作ったアルバムになっていたらいいなと思いますね。
ーーブックレットの中で、お子さんについても触れられています。自分がバトンを手渡していかなければならない存在が目の前にいたら……変わらざるを得ないというか、変わっていっちゃいますよね。
片寄涼太:物心ついて自分の作品を耳にしたときに「えーっ! これ何言ってるの!」とは言われたくないです(笑)。やっぱり次の世代とかに恥ずかしくないものを残していきたいっていう気持ちが生まれるというか、責任感みたいなものはより強くなります。
ただ、このアルバムはその対象が自分自身に置き換えられもする。後になって自分がアルバムを通して聴いたとき、10年後にブックレットを読んだときにめっちゃおもしろいな、やって良かったじゃないって思える作品が残せたんじゃないかな。
「ソロでフェスに出るのもいいかも」
ーーさて、アルバムが出来たってことはライブの場がほしいですよね。グループでは東京ガールズコレクションとタッグを組んで行う「TOKYO GENERATIONS COLLECTION」、何よりもツアー”6IX SENSE”が迫っているわけではありますが……
片寄涼太:そうなんですよね……ソロでのライブが1回ぐらいできたらいいなと思ってます。ソロでフェスに出るのもいいかも……片寄涼太のソロってこんな感じなんだって知ってもらうきっかけを作れそうだし。自分らしい環境でお届けできたらいいなと思っているので、ぜひ期待して待っていてください。
(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)