宮本芽依が「先輩の思いを背負って、このベルトと一緒に戦っていく」と決意の出陣。8日に亡くなったプロボクサー神足茂利さんと親交【RISE192】

会見では時折、声を詰まらせる場面も

 宮本は「大学は違うんですが、私は三重県、先輩は愛知県出身で近かったのでブロック大会が一緒で知り合いでした。大学も東京で一緒に出てきて、友人を通してお食事をしたりとかする仲で、お互いにプロに行きデビュー戦から応援に来てくださって。お互いに頑張ろうねと言ってくれる先輩でした」と神足さんとの思い出を振り返り「今も考えたら泣きそうなんですけど。毎日、夜とか思い出して泣いちゃったり。まだ心の整理はついてないです」と語った。

 対戦相手のユナについては「MMAの選手でキックボクシングもやっている。距離が違う中でどう合わせて来るのか。映像を見るとちょっと距離が遠い。MMA特有の距離があると感じている。MMAの選手とスパーリングをしたりしていて経験があるので対応できます」と問題なしの姿勢を見せつつも「MMAの選手は頭から突っ込んでくる。それに加えてのパンチとか攻防をしてくるので、そこは気を付けないといけないと思っている」と警戒点も挙げた。

 タイトルを獲得した小林との試合は激闘となり大きなダメージを負ったことから、今回は約5カ月ぶりの試合。そのダメージについては「上唇を9針縫った。足はカーフが効いていて、血がたまって両足がはれていた。1カ月くらい歩いていても痛かった」と明かした。

 試合については「敬意を持って倒し切りたい」と王者として、KO勝ちを誓った。

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)
◆第7代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級3位)vs GUMP(TEAM TEPPEN/同級4位)

◆第7代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
パヌワット・TGT(タイ/TARGET/同級1位、2024年スーパーフェザー級 漢気トーナメント優勝)vs 細越竜之介(日本/team AKATSUKI/同級5位)

◆SuperFight! ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
宮本芽依(日本/KRAZY BEE/第4代RISE QUEENミニフライ級王者)vs コ・ユナ(韓国/BodyKick GYM/WBKFアジア女子ミニフライ級王者)

◆フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
大森隆之介(EX ARES/同級4位、バンタム級1位)vs 翔(REVOLT/同級6位)

◆フェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定トーナメント 3分3R延長1R
梅井泰成(Mouton/同級3位、第4代RISEフェザー級王者)vs 吉田晄成(TEAM TEPPEN/同級15位、スーパーフェザー級15位)

◆ライト級(-63kg)3分3R延長1R
伊藤澄哉(戦ジム/同級2位)vs 塩川琉斗(TOP STAR GYM/同級3位)

◆ライト級(-63kg)3分3R延長1R
北井智大(チームドラゴン/同級5位)vs ACHI(ONE LINK/TARGET)

◆オープンフィンガーグローブマッチ -53kg契約 3分3R
Novo(TARGET SHIBUYA)vs 光希(TEAM ONE/第6回 XSTREAM1 Aクラス王座決定トーナメント55kg級優勝)

◆ミニフライ級(-49kg)3分3R
愛結菜(東北AVANTI/2023年RISE Nova全日本女子トーナメント -47kg級優勝・大会MVP)vs HIYORI(NEXTLEVEL渋谷)

◆ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
竹内皇貴(チームドラゴン)vs 琉樺(LA GYM JAPAN/2025年 RISE Nova全日本大会 -65kg級優勝・大会MVP、ISKAアマチュア世界選手権大会 K-1カデットボーイズ65kg以下 銀メダル)
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