荒井優希が伊藤麻希に4年越しのリベンジ果たし涙「初めて勝ててうれしい」【TJPW】

フィニッシュは荒井のFinally

 その後、荒井はプリンセスタッグ王座(パートナーは赤井沙希)、IP王座を戴冠。先の7・21大田区総合体育館では、プリンセス・オブ・プリンセス王座に挑むまでの成長を見せた。伊藤との初シングル戦から、3年5カ月の月日が流れ、2度目の一騎打ちが実現した。

 序盤から伊藤は世界一かわいいナックル、ドロップキック、スリーパー、DDT、変型逆片エビ固めで攻めていく。荒井もビッグブーツ連発、ドロップキックで反撃も、伊藤はこけしちゃん、顔面ウオッシュ。荒井はエルボー連打も、伊藤のエルボー一発で返される。荒井がサソリ固めも、抜け出した伊藤は逆片エビから逆エビ固めに移行もエスケープ。荒井のフルネルソンバスターをかわした伊藤はヘッドバット、DDT、飛びつき式スタナーもカウントは2。コーナーでの攻防から、荒井が強引にフルネルソンバスターも両者ダウン。荒井がFinally(カカト落とし)も、頭で受け止めた伊藤がヘッドバット。荒井がヘッドバットで返すも、自身のダメージで倒れ込む。伊藤のヘッドバットを阻止した荒井はビッグブーツ、二段蹴り、新人賞からFinallyがクリーンヒットして3カウントを奪った。試合後、荒井が握手を求めると、伊藤はいったんは中指を立てるも、小指を差し出し、荒井も小指を握り返して指切り。