ブレイキンの湯浅亜実「カルチャーや伝統を大切に一歩ずつ進化していきたい」

パリ五輪ブレイキン女子金メダリストの湯浅亜実が8月25日、都内で行われたビジネス誌「Forbes JAPAN」が世界を変える30歳未満30組を選出した「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2025」の発表記者会見に登壇した。
湯浅は「Audi特別賞」を受賞。この賞は「PROGRESS(進化)」をテーマに、エンターテイメント部門、アート部門、ビジネス部門の3つのエリアに置いて、挑戦と進化をし続ける次世代リーダーを選ぶもの。
日本を代表するブレイクダンサーとして活躍する湯浅は「常に新たなスタイルやムーブに挑戦し伝統と革新を融合させながら自らのダンスを進化させている」とし、「挑戦的な姿勢は新しい未来を切り開き続けるアウディと強く共鳴する」と受賞に至った。

シックな装いで登壇した湯浅は受賞を喜ぶと、「アウディのシンプルかつ洗練された練されたデザイン、それを追及する姿勢において、私自身がブレイキンを通して表現するうえで大切にしていることと通ずるものがあると感じています。そんな中、この賞をいただけたことを本当にうれしく思っています。これからもカルチャーや伝統を大切にしつつ、一歩ずつ自分自身も進化していけるように頑張っていきたい」と、笑顔を見せた。
「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2025」は、世界80カ国、46のローカル版を発行するビジネス誌『Forbes』がグローバルで展開するアワードの日本版。次代をけん引する新しいリーダーを発掘し、ビジネス、サイエンス、スポーツ、アートなどさまざまなジャンルから30人の才能に光をあて、その活動を応援することを目的としている。これまでの受賞者はマーク・ザッカーバーグ、ケンドリック・ラマーなど。日本版の実施は今年で8回目となる。