棚橋弘至が掟破りの“逆リップロック”で男色ディーノを制す「今日の試合でまた一つ進化しました」【DDT】

最後は逆エビ固め

 バックステージで棚橋は「熱量というのは、向ける方向だけの問題。体を鍛えて、スクワットを何百回もやって、ブリッジ鍛えて、僕はその全力のエネルギーが新日本プロレスに向かってる。ディーノ選手は、ディーノ選手の全力がDDTに向かってる。それは本物になるよね。何よりもハートだよね。今の新日本、若手がいっぱいいて、若手同士の戦いは素晴らしいものがある。みんなの競争のなかからどう抜け出すか。海外遠征でなくても、いろんな経験が積める。こうやってDDT、ノア、協力関係にある団体でやっていくのもいいと思う。俺自身は今日のディーノさんとの試合でまた一つ進化しました。あとは明日以降、会社に行って何て言われるか。覚悟決めて出社します。(Tバックは?)昨日ドンキホーテに行ってきました。今日のためです。脱がなかったら脱がなかったっていいんですよ。いつもは黒の競泳用のがあるんですけど」と苦笑。そして「いろいろな団体に上がらせてもらって、DDTさんにも何回か上がってるなかで戦い方っていうのを学んだよね。ここで、それぞれの団体のファンが求めるもの。今日、DDTのファンの皆さんに喜んでもらえたなら、1月4日に引退しますけど、DDTさんとの関係のすべての清算ができたんじゃないかと思います」と話した。