須藤元気新プロデューサー「僕は各団体、仲間だと思っている。業界全体で盛り上げていくことは大切」【K-1】

さまざまな改革案を提示した

 K-1の選手が他団体に出場することも「気にしていない。ご自由にどうぞという感じ。やっぱり昔はK-1とかPRIDEに出たいというのがあった。そういう気持ちになるようなリングにしなきゃいけないと思うので“ご自由にどうぞ”ですし、逆にそういうことを言わせないようにするのがプロデューサーの仕事だと思うので、頑張っていきたい」という姿勢。

 要は須藤氏が目指す形は初期のK-1のような、どの団体の選手でも選手が上がれる、どの団体の選手も目指す場所にすること。そして「K-1はかつて紅白を超えたことがあったじゃないですか。やはりライバルは野球であったりサッカーであったり、コンサートであったりと僕自身は思っている。それぞれの団体でいろいろと意見があるんでしょうけど、僕は仲間だと思っているので、業界全体で盛り上げていくことって大切ですよね。やはり野球やサッカーより、K-1だよねというようなムーブメントを作れればいいなと思っています」とK-1の再興はもちろん、各団体がまとまって業界を盛り上げていくことの必要性を口にした。