東大大学院・開沼博准教授らが福島県浜通りのイノベーションを語る「福島・浜通りの今」
東日本大震災から14年の時が経ち、さまざまなプロジェクトが立ち上がる福島県浜通り。そんな浜通りのプレイヤーからイノベーションのヒントを得る「イノベーション先進地としての福島・浜通りの今」トーク・交流イベントが9月12日、東京・港区のピアシス芝浦店にて行われた。

冒頭でパノラマティクスの齋藤精一氏は「HAMADOORI CIRCLE PROJECT」について「復興を超えて浜通りを思い、行動する人や取り組みをつなぐことで活動人口を増やし、地域を強くするプロジェクト。一筆書きの輪の中にどんどん入っていただいて一つの地図とカレンダーを作り、今日福島のどこで何がやっているのか、そこに行ったら他に何があるのか分かるようにしていくことがHAMADOORI CIRCLE事業の強化していきたいところ」と説明。
①浜通りの中と外の人をつなぐ、共創の機会を創出する、②地図をつくる、③カレンダーをつくる、④活動人口を創るという4つのミッションや、今後の関連イベントなどが紹介された。
メインイベントのトークセッション「イノベーション先進地としての福島・浜通りの今」では、東京大学大学院情報学環准教授の開沼博氏、NPO法人インビジブルの山本曉甫氏、ReLU Branch代表の姜利英氏、浪江町収穫祭実行委員会事務局長の松永武士氏が登壇。開沼氏がジャーナリストの堀潤氏が主宰するニュースメディア「8bitNews」とコラボレーションし、「HAMADOORI CIRCLE」でオープンしたYouTubeチャンネル「F-BIKEチャンネル」を紹介した。