GENERATIONS 片寄涼太、宝塚版プリレジェに「たくさんパワーもらった」宙組最新公演

🄫宝塚歌劇

 人気シリーズ「HiGH&LOW」を手がけた製作陣・HI-AXによる、メディアミックスプロジェクト『PRINCE OF LEGEND』を宝塚歌劇団宙組が初めてミュージカル化したもの。“王子が大渋滞”とがコンセプトで、圧倒的なルックスを誇る王子たちが勢揃いし「伝説の王子」になるべくかつてないバトルを繰り広げる。

 ミュージカル化にあたって、王子たちがミュージカルで対決するという、宝塚ならではアレンジがされた場面も。

 桜木は「宝塚バージョンになった瞬間に私たちの本領発揮というか。原作の面白みを生かしながら紡いでいくのがすごく難しかったんですけど、ミュージカル対決になったらもう任せてください!メドレー形式になっているのでお客様もきっと楽しめると思います」と自信のコメント。

 片寄も「宝塚ならではの演出で1番の見どころになっているのがうれしいなって思いました。こんなにみんなミュージカルできたんだって自分たちが演じてきた役がまた違った魅力を発揮してくれているような気がしてうれしかったです!」と話した。

 

🄫宝塚歌劇

 お互いの演じる朱雀奏の魅力ついて聞かれると、桜木は「片寄さんの『生まれながらのプリンス感』と言いますか、とっても王子様で。他のキャラが確立されている分、正統派の王子様をどう確立させるか難しいなって思ったんですが、片寄さんが“プリンス”なので、何かをするではなく、佇まいから出てくるオーラみたいなものが一番大切なんだろうなと思ってすごく参考にさせていただきました」と原作へのリスペクトを伝え、片寄は「衣装の通り、奏という役は真っ白で。周りにいろんなキャラクターがいるからこそ引き立ってくるっていうすごく不思議な役どころで。そういうオーラの部分で言うと、今回桜木さんが演じられた奏は、一つのステージを背負って立ってらっしゃる桜木さんだからこそ出る奏のオーラというか、それは僕が演じたものとはまた違う、新たなステージに立たれている桜木さんならではの奏になっているんだなっていうのを今日拝見して感じたので、なんかまた違った魅力をそこで得られるんじゃないかなと思いました」と新トップスターの演じる朱雀奏に太鼓判を押した。

 ミュージカル対決の他にも、桜木が宙組10代目のトップスターに就任したことに掛け、10代目の“伝説の王子”を決めるシナリオに変更になっていたり、戴冠式のシーン演出など宝塚流の仕掛けが随所に盛り込まれている。

 本ミュージカルは、人気シリーズ「HiGH&LOW」を手がけた製作陣・HI-AXによる、メディアミックスプロジェクト『PRINCE OF LEGEND』を宝塚歌劇団宙組が初めてミュージカル化したもの。“王子が大渋滞”とがコンセプトで、圧倒的なルックスを誇る王子たちが勢揃いし「伝説の王子」になるべくかつてないバトルを繰り広げる。

  10月26日まで同所で。11月22日~2026年1月4日まで東京宝塚劇場で上演予定。