「山田真子vs Kiho」の判定にKNOCK OUTがプロモーションとして審判団に抗議「イベントの根幹を揺るがしかねない重大な問題」【KNOCK OUT】

そして「その点で見るとあれは山田選手の勝ちだと思うし、あれで勝ちにされたKiho選手も…。選手には何の罪もない。一生懸命戦ってるだけなので、ジャッジが判断基準を間違えたというか。Kiho選手に入れたジャッジはムエタイを軸に見ているジャッジの人たちだったので、これは11月に再戦してもらおうと思っている。もし主催者預かりができるならしたいくらい。それがルール上あるかどうか確認しないといけないが。そのくらいKNOCK OUTの存在意義が揺らいじゃったというか。ムエタイではないので、前蹴りをこかしたから勝ちとかそういうものではないし、イニシアチブを取っていたから勝ちとかいうものではない。あくまでも倒しに行く姿勢を取るということにしないと選手が倒しに行ってくれなくなってしまう」と続けた。
「Kiho選手に罪はない。なので再戦してほしい。その再戦の時はムエタイ式のジャッジをするジャッジは外させてもらうということは審判団にはっきり言った。こういうことをやられていたら僕らが一生懸命イベントを盛り上げようとしても信用されなくなってしまう。本当に選手に出てもらえなくなる」と危機感を口にした。
また「運営と選手とジャッジは三権分立なので、僕が口を出すのはいけないことなんですけど、ただKNOCK OUTとしてのジャッジ基準というものはKNOCK OUTが作っている。そこで違う基準でジャッジをされたら決断しなければいけないかなと思う」と三権分立を越えてあえて発言した意図を説明した。