『週刊パイルドライバー』記者を自称する鈴木みのるの質問攻めに上野勇希はたじたじも「僕が2冠のチャンピオンになる」と自信【DDT】

続いて上野勇希が会見

 話しづらい雰囲気のなか、上野は「まずは平田さん。僕だけでは伝えきれないKO-D無差別級選手権。その無差別級というのは、必ずしも、体重の差を無差別にしてるだけではなく、強いも弱いも、性別だって、面白いでもなんでもいい。そのすべてを取っ払ったDDTで一番すごい奴が持てるベルトなんだと示してくれた。そのすごいチャンピオンが平田さんだった。僕も平田さんに負けないようなDDTの一番すごいチャンピオンとして、みんなにこの姿を見せていこうと思ってます。須見は自分がやりたいこと、思ってることを素直に出せるすごみがあって。平田さんが個性を広めることでチャンピオンになったように、DDT、プロレス界では強いとか弱いとかだけではなく、いかに自分の個を出して、相手に押し付けられるかが強さの一つ。須見もこれから極めるほど、このベルトに近付けるだろうし、僕はそれを何度も退けるんだろうし。平田さんとも須見とも、これからライバルとしてやっていくんだろうなって思えた1日でした」と後楽園決戦を振り返った。
 
 鈴木とのダブルタイトルマッチが決まったことについて「鈴木さんが持ってるUNIVERSALに、どうやったら挑戦できるんだろうって、この半年ずっと考えていて。僕が呼び出して、タイトルマッチをして負けたから、次に僕が挑戦者に名乗り出るにはどうしたらいいかって思っていて。DDTの一番のベルトを獲って、そのベルトかければ挑戦させてくれるんじゃないかと思っていて。須見に勝った後、鈴木さんがこのベルトが欲しいと出て来てくれたとき、ドキドキしました。自分の思ってることを素直に言おうと、鈴木みのるが持ってるUNIVERSALが欲しいと言いました。この半年間、鈴木さんと組んだり、DDTの仲間たちがボコボコにされてる姿を見たりしてきましたけど、なぜか嫌いになることができず。鈴木さんに一度負けた僕が、このダブルタイトルマッチで負けるようなことがあれば、もう今後二度と鈴木さんに挑戦しないと決めてます。でも僕が勝ちますんで、大丈夫です」と語った。
 
 質疑応答になると、挙手した鈴木は「『週刊パイルドライバー』の鈴木で~す。上野選手に質問で~す。どうして、鈴木みのるが持ってるこのベルトが欲しいんですか?」と問う。上野は「鈴木みのるというプロレス王が僕から獲って、世界に広げようとしてくれている。鈴木みのるが愛を持って育ててくれている素敵なベルト。何より、自分が持ってた時より、もっとすごくて、怖くて、プロレス王どころじゃないくらい、人間力もすごい鈴木みのるが持ってるUNIVERSALのベルトだから獲りたいと思いました」と回答。