白金台「八芳園」創業以来初の大リニューアル!組子細工のロビーや会員制フロアなど新設

結婚式場・宴会場を運営する「八芳園」(東京・白金台)が、今年2月から約7カ月間の休館と改修を経て、今月1日グランドオープンを果たした。同施設の大規模なリニューアルは1943年の創業以来初めて。

今月1日にグランドオープンを果たした結婚式場・宴会場を運営する東京・白金台「八芳園」
八芳園が約400年以上の歴史を持つ日本庭園と共に、2043年に迎える100周年を見据え、エリアプロデュース企業への変革に舵を切った。施設リニューアルの全体コンセプトは “日本の、美意識の凝縮”、テーマは “継承と創造”。コンセプトを象徴するメインロビーは、壁面や欄間のようなスペースに伝統工芸の組子細工を使用。福岡県大川市の大川組子の職人・木下正人氏と水墨画家・小林東雲氏のコラボレーションによる組子アートは、「光風庭伝(こうふうていでん)」と名付けられ、制作期間に約1年を要した高さ約4mの大作だ。
