白金台「八芳園」創業以来初の大リニューアル!組子細工のロビーや会員制フロアなど新設

大川市の創作家具職人・西田政義氏が手がけたシンボルツリー

 向かって右手に八芳園を象徴する赤松と水亭・十三層塔をモチーフにした「松聲図(しょうせいず)」、正面右に月をモチーフに “願いが叶う” と言われる三日月を描いた「清月図」、正面左に太陽をモチーフにした「祥陽図」、向かって左手に八芳園を象徴する竹林・夫婦鶴・茶室をモチーフにした「竹韻図(しょういんず)」を配置。中央に配置されたシンボルツリーは福岡県大川市の創作家具職人・西田政義氏が手がけ、土台の石垣を含めてすべてクスノキで仕上げられ、結び目のような枝には “人と人とのご縁を結び、笑顔と感動を、そしてハッと驚く瞬間を届けたい” という思いが込められている。

 メインロビーから続く3階のレストラン「ALL DAY DINING FUDO 風土」は “今日を、すてきに” がコンセプト。その土地の風土や文化への理解を大切にし、素材のおいしさが存分に堪能できる四季折々のメニューや八芳園で初めてピザ窯を採用し、日本各地の新鮮な旬の食材を使用したピザが楽しめる。受付やテーブルには前身のカフェで使用された木の板を再利用、各地から取り寄せたさまざまな焼き物のコーヒーカップなど、随所にこだわりを覗かせている。

四季折々のメニューやピザが楽しめる「ALL DAY DINING FUDO 風土」