豊島区、インバウンド向け「IKEBUS City Guideツアー」をスタート 巣鴨地蔵通りでの食べ歩きや銭湯体験「ワクワクした」

豊島区は、10月16日、外国人観光客に向けて同区の魅力を紹介する「IKEBUS City Guideツアー」を初開催した。
同ツアーは、区内の観光スポットを豊島区ならではの真っ赤な電気バス「IKEBUS」で巡るもの。これまで国内向けに開催してきたが、この度、外国人観光客向けのツアーもスタート。和服を着て巣鴨地蔵通り商店街で食べ歩きを楽しんで高岩寺(とげぬき地蔵)で御朱印を拝受する体験ができる所要時間約4時間の「モーニングコース」と、忍者・侍の体験や西池袋の妙法湯で銭湯体験をしたうえで居酒屋で日本酒や区内のグルメを味わう約5時間半の「イブニングコース」の2つがある。いずれも池袋東口観光案内所を出発する。

ツアーは好評で、参加者から「巣鴨地蔵通りは賑やかでありながら、渋谷のような場所と比べるととても静かでゆったりとした雰囲気で、本当に爽やかで美しい。着物は初めて着たが、通りの雰囲気とマッチし、御朱印も素敵だった」、「IKEBUSの形や色が目を引くから、道行く人が挨拶してくれ、とてもわくわくした」という声があったという。
区の担当者は、「豊島区ならではのIKEBUSでの観光ツアーで、区の魅力や日本文化を楽しんでいただきたいと思います」と話している。
ツアーは今後、各月平日週1回程度で開催。料金は1人1万9800円。申し込みなど詳細は、豊島区役所公式サイトの「IKEBUS City Guideツアー」のページ内の「外国人旅行者向けツアー」にリンクがある。