那須川龍心相手の防衛戦が実現しなかった現スーパーフライ級王者の花岡竜と前バンタム級王者の鈴木真彦の意外な顔合わせが実現【RISE194】

　対戦相手の鈴木は今回のカードにあたり「自分ではあんまり考えてなかった対戦相手だったんで最初はちょっと驚いたんですけど、花岡選手は1階級下のチャンピオンでもあるし、強敵だと思ってるんで、しっかり捕まえて最後は倒したいなと思ってます」と率直な感想を口にした。

　昨今、「鈴木と戦いたい」とその名を挙げる選手が続出しているのだが「あんまり鈴木真彦って名前を簡単に出すんじゃないぞっていうのを見せつけたい」と静かに闘志を燃やす。

　花岡の印象として「技術もあって、とりあえずスピードが速いですよね。僕とは正反対のファイトスタイル。当てさせずに戦うっていう、そういうスタイルの選手という印象があります」と語る。スタイル的には相性はかなり悪いと思われるのだが「相性で言うと好きではないですね」と率直な感想を口にしつつ「好きではないけど感じたことのない圧力とパワーを感じさせて“55kgなめんなよ”っていうのを見せなダメだなとは思っています」と前バンタム級王者としてのプライドを見せた。

　花岡は試合については「勝敗的には自分がKO負けするか判定勝ちするかの2択だと思う。55kgに上げてすごく怖いんですけど、あえて打ち合ってみてもいいのかなっていう考えはあるので、ここから練習していこうかなと思う」とも語った。