上遠野寧吾が1RKOでトーナメント決勝進出。対戦相手の安尾瑠輝に「サウスポーが苦手みたいなので1Rで倒そうかなと思う」と王座獲りを宣言【Krush】

ダウンを奪いガッツポーズの上遠野(撮影・青木純)

「Krush.181」(10月25日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、準決勝第2試合で上遠野寧吾(POWER OF DREAM)が海凪(RAUSU GYM)に1RでKO勝ちを収め、12月19日の後楽園大会で開催予定の決勝に駒を進めた。

 今回のトーナメントは前王者・大夢の王座返上に伴うもの。

 上遠野は昨年8月からK-1グループに参戦。海凪に判定勝ちを収めている。10月には大平龍にKO勝ちを収め、2戦2勝で今回のトーナメントに参戦。1回戦では東虎之介との延長にもつれ込む激戦を制して準決勝に進出した。プロ戦績は5戦5勝(3KO)。

 海凪は昨年6月からK-1グループに参戦。元太郎にKO勝ちも2戦目では上遠野に判定負けを喫した。今年5月には大久保にも判定負けを喫している。5月の1回戦では対戦相手の有馬大翔が300gオーバーで前日計量をクリアできず、トーナメント規定に基づき海凪が勝者扱いとなり、準決勝に進出。試合自体は海凪がアグレッシブに攻め込み、3-0の判定勝ちを収め、すっきりとした形で準決勝に進んだ。

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