上遠野寧吾が1RKOでトーナメント決勝進出。対戦相手の安尾瑠輝に「サウスポーが苦手みたいなので1Rで倒そうかなと思う」と王座獲りを宣言【Krush】

上遠野(右)が安尾に「1Rで倒そうかなと思っています」(撮影・青木純)

 この試合後にリングに上がった安尾は「この前の試合は自分の中でも反省点はたくさんあった。勝った後にあんな感じで言われて、ちょっとムカついたりはしていたんですが、顔には出さずに。今回、(大久保は)来るかなと思っていたんですが、結構、待ちという感じだったので合わせやすかったです」とまずは大久保との因縁を振り返った。8月大会で1回戦の勝者4人がリングに揃ってコメントした際に大久保は「さっきの試合を見ていたら全然僕には勝てないんで、もっといい試合できるように頑張ってください」と安尾に言い放っていた。

 そして安尾は「やっぱり自分はフックだったり大振りになるところで全部よけられていた。上遠野選手はフックとかの攻撃が上手なの気を付けたいと思います」と決勝への意気込みを口にした。

 これを受け、上遠野は「決勝は安尾選手ということで。サウスポーが苦手みたいなので1Rで倒そうかなと思っています。絶対にベルトを獲るので、よろしくお願いします」とKOでの王座獲りを宣言した。

「Krush.181」(10月25日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○SEIYA(POWER OF DREAM)(判定2-0=30-29、29-29、30-29)龍之介(K-1 GYM BLOWS)●

◆第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(判定0-3=28-30、28-30、29-30)山本 陸(K-1ジム総本部チームペガサス)○

◆第3試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)松本涼雅(月心会チーム侍)○

◆第4試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
○橋本楓汰(POWER OF DREAM)(判定3-0=30-27、30-27、30-26)内田竜斗(チーム・タイガーホーク)●

◆第5試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
○齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=30-30、30-30、30-30)保井広輝(LoT gym)●

◆第6試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○松山勇汰(ALONZA ABLAZE)(2R31秒、KO)斎藤祐斗(JK TRIBE)●

◆第7試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定0-3=28-30、28-30、28-29)大夢(WIZARDキックボクシングジム)○

◆第8試合/第5代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
○安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定3-0=30-28、30-28、30-29)大久保世璃(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)●

◆第9試合/第5代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●海凪(RAUSU GYM)(1R2分50秒、KO)上遠野寧吾(POWER OF DREAM)○

◆第10試合/第11代Krushウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
●山際和希(谷山ジム)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)大石昌輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第11試合/第11代Krushウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
○齋藤紘也(K-1ジム川口ブルードラゴン)(判定2-0=30-29、30-30、30-28)“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ)●
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