レフェリーが目隠しの5WAYマッチに変更のEXTREME戦は疑惑の1カウントでTo-yが防衛に成功。髙木三四郎が次期挑戦者に名乗り【DDT】

王者To-yが疑惑の1カウントで王座防衛(©DDTプロレスリング)

 DDTプロレスのビッグマッチ「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)で行われた「DDT EXTREME選手権」で王者To-yが疑惑の1カウントで平田一喜を破り、防衛を果たした。

 今回のタイトル戦は王者To-yに対し彰人、スーパー・ササダンゴ・マシン、平田、アントーニオ本多の4人が挑戦者の5WAYマッチで行われた。

 本来、同王座戦のルールは王者が指定できるのだが、10月30日に行われた会見でTo-yがサイコロ3個と茶碗を用いるチンチロで勝った者がルールを決めると言い出し、その結果、勝者となったササダンゴが提案した“目隠しデスマッチ”で雌雄を決することとなった。しかし試合前に試しに目隠ししてみたところ、何も見えないことが分かり、5選手ともに目隠しを嫌がるという想定外の事態に。試合は急きょ松井幸則レフェリーが目隠しをする“目隠しデスマッチ”に変更という前代未聞の展開となった。

 試合は5人が入り乱れての乱戦となったが、レフェリーは全く戦況が見えていないため、3カウントも数えられず、マットを叩いてタップしても気づかないという混とんとした状況に。そしてコーナーに仕掛けられたワナに松井レフェリーがかかってしまいダウンするとリング上は選手もレフェリーも全員ダウンのわけのわからない状況に。

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