武知海青があっと言わせるハイアングルの飛びつきフランケンシュタイナー。試合後はタッグを組んだTAKESHITAとの握手を拒否【DDT】

最後はTAKESHITAが正田にレイジングファイヤー(©DDTプロレスリング)

 勝負所で武知は今度は樋口にTAKESHITAの頭上を飛び越えての飛びつきフランケンシュタイナーを放つが、こらえられ逆にドクターボムでたたきつけられる大ピンチ。正田にもドロップキックをかわされ、腰を強打したところに強烈な逆エビ固めを極められ、あわやギブアップかと思われたがなんとかロープに手を伸ばす。

 試合終盤、武知は樋口にエルボーの連打で立ち向かうが、樋口はブレーンクローからSTOで武知を吹っ飛ばす。しかしその後のTAKESHITAと樋口の局面で、四股からタックルを狙ってTAKESHITAに突進した樋口に、武知はここでもコーナーからTAKESHITAの頭上を越えてボディーアタックを決めて見せ、TAKESHITAをフォロー。最後はTAKESHITAが正田の猛攻を受け切ったうえで、旋回式のファルコンアロー「レイジングファイヤー」で3カウントを奪った。

 試合後、TAKESHITAが差し出した右手を払い、握手を拒否した武知。2人はそのまましばしにらみ合いを展開。TAKESHITAが先に花道を引き揚げると武知はそれを見届けてから同じく花道を引き揚げた。

DDTプロレス「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)
◆オープニングマッチ 髙木三四郎復帰戦~スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○髙木三四郎(7分7秒、テキサス・クローバー・ホールド)葛西陽向●

◆第二試合 30分一本勝負
○HARASHIMA&大鷲透&吉村直巳(10分5秒、体固め)高尾蒼馬&川松真一朗&瑠希也●
※蒼魔刀

◆第三試合 スペシャル8人タッグマッチ 30分一本勝負
岡谷英樹&MJポー&デムース&○イルシオン(11分3秒、体固め)佐藤大地&石田有輝&須見和馬●&隈取
※スワントーンボム

◆第四試合 DDT EXTREME選手権5WAYマッチ~目隠しデスマッチ 60分一本勝負
〈王者〉○To-y vs 彰人〈挑戦者〉vs スーパー・ササダンゴ・マシン〈挑戦者〉vs 平田一喜●〈挑戦者〉vs アントーニオ本多〈挑戦者〉
(14分13秒、十字架固め)
※第63代王者が4度目の防衛に成功。

◆第五試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
遠藤哲哉&HAYATA&●宮脇純太(14分53秒、体固め)秋山準○&青木真也&高鹿佑也
※エクスプロイダー

◆第六試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●佐々木大輔(16分23秒 エビ固め)AMAKUSA○
※開国

◆第七試合 KO-Dタッグ選手権サバイバル3WAYマッチ 60分一本勝負
〈王者組〉飯野雄貴&納谷幸男 vs MAO&KANON〈挑戦者組〉with KIMIHIRO vs 橋本千紘&優宇〈挑戦者組〉
【試合経過】
①○飯野雄貴&納谷幸男(11分14秒、エビ固め)橋本千紘&優宇●
※スピアー
②●飯野雄貴&納谷幸男(17分48秒、片エビ固め)MAO○&KANON with KIMIHIRO
※キャノンボール450°。The Apexが6度目の防衛に失敗、STRANGE LOVE CONNECTIONが第88代王者組となる。

◆第八試合 ドラマティック・ドリームマッチ 30分一本勝負
○ザック・セイバーJr.(26分3秒、ヨーロピアンクラッチ)クリス・ブルックス●

◆セミファイナル スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○KONOSUKE TAKESHITA&武知海青(24分14秒、片エビ固め)樋口和貞&正田壮史●
※レイジングファイヤー

◆メインイベント KO-D無差別級&DDT UNIVERSAL両選手権試合 60分一本勝負
〈KO-D無差別級王者〉○上野勇希(34分30秒、体固め)鈴木みのる●〈UNIVERSAL王者〉
※フロッグスプラッシュ。みのるがDDT UNIVERSAL王座6度目の防衛に失敗、上野が第19代DDT UNIVERSAL王者になるとともに第88代KO-D無差別級王座2度目の防衛に成功。
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