EXILE AKIRA「磐田、最高です!」五郎丸氏と組んだ地元磐田の音楽フェスに1万1千人超 LDHの10グループが出演「僕なりの恩返し」
フェスは、磐田市出身のAKIRAと磐田で活躍する元ラグビー日本代表の五郎丸歩氏が発起人となっている一般社団法人 Future Innovation Labが、磐田市と近隣の遠州地区の盛り上げを目的に企画し、実施。会場には、磐田市やその近隣に暮らす人たちはもちろん、北は北海道、南は沖縄と、遠方から足を運んだ人も少なくなかった。
9日、AKIRAはライブの前に、五郎丸氏と揃って取材に対応した。
AKIRAは、五郎丸氏と組んで展開したこの試みについて改めて聞かれると「感無量です」と、しみじみ。「この業界で努めて25 年。地元への凱旋であったり恩返しのタイミングはありましたが、自分にしかできないスケール感、恩返しというところで、ビジョンは描けたものの、どのように実行していこうかと思っていた時に、五郎丸さんと出会いました。地元磐田市で、夢見た者、背中を押された者として、意気投合し、タッグを組ませていただきました。約1年半近く毎週のようにやりとりしながら本日を迎えました。自分の思う地元への貢献、恩返しが実現できて、今回は地球環境問題にも触れておりますので、我々のそういった思いであったりも全て乗せて幅広く展開できた。非常に感無量です」
五郎丸氏は「プロジェクトの中心に子どもたちがいることも大きい」と強調。2人でダンスコンテストの表彰式に出席したといい「順位を決めることが正ではないという世の中にあって、大人になって世に出された時には順位付けされる。1 位が全てではないですけど、1位を取った人たちの責任であったり、取れなかった子たちは悔しさを次のステージに生かしていくような、人生の縮図みたいなものをプログラムの中に入れさせていただきました。東京と比べると活躍の場が少ない子どもたちにとって、こういった大きな舞台であるとか、我々だからできることにこだわって作らせていただきました」
五郎丸氏は、本フェスを通じて、「子どもたち自身が自分の可能性を感じてほしい」と、改めて期待を寄せた。地方都市にいるから夢が叶えられないと思い込んでる子どもたちもたくさんいるとは思いますけど、自分たちでもこんなことできるんだっていう可能性を少しでも感じていただけたら、こういったイベントを開いた意味があるんじゃないかな」と、力を込めた。

