“ビッグファイブ” から生命進化の歴史をたどる!国立科学博物館で特別展「大絶滅展」開催

世界初公開となるステラーダイカイギュウの全身化石

 会場ではオルビドス紀末(約4億4400万年前)の「O-S境界」の大量絶滅、デボン紀後期(約3億8000万年前~約3億6000万年前)の「F-F境界」の大量絶滅、ペルム紀末(約2億5200万前)の地球史上最大の「P-T境界」の大量絶滅、三畳紀末(約2億100万年前)の「T-J境界」の大量絶滅、白亜紀末(約6600万年前)の「K-Pg境界」の大量絶滅、そして現在までの新生代の激しい気候変化による生物の多様化を紹介。

 展覧会のスペシャルナビゲーターには福山雅治が就任し、展示映像(一部)のナレーションや音声ガイドのほか、第二会場では福山自身が撮影した絶滅の危機に瀕している動物たちの写真を展示する。特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」は国立科学博物館にて来年2月23日まで。入場料は一般・大学生2300円(税込)、小・中・高生600円(税込)。

デンバー自然科学博物館より貴重な標本を多数展示(写真はエオコノドンの頭部のレプリカ)