「GENERATIONSという生き物が映った作品」苦悩と葛藤が詰まったドキュメンタリー映画公開で6人揃ってイベント
ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSが11月20日、グループ初となるドキュメンタリー映画『GENERATIONS:The Documentary』(21日公開)の公開前日SPイベントを、ユナイテッド・シネマ豊洲で行った。
映画は、11月21日にメジャーデビュー13周年を迎えるグループが、コロナ禍によるツアーの中止を始め、共に歩んできたメンバーの関口メンディーのグループ卒業および事務所退所などグループの存続を揺るがす出来事を経験するなかで感じた不安や悩みをメンバー自ら語りながら、広くから高い評価を得た6人体制で臨んだ2024年のツアー ”GENERATIONS 2.0”を完遂するまでの様子を追っている。
最初の挨拶で、最後に順番が回ってきた小森隼は「(挨拶が)最後っていうのがなかなかおしゃれな順で緊張しちゃったんですけど、(映画には)それと同じぐらいの緊張感があると思います。見たことがないメンバーの表情だったり、メンバーの口から聞いたことがない言葉だったり、少し複雑に感じる部分もあれば、すっと心に落ちる部分もあったりと、今日今この場にいる皆さん 1人1人に違う感情が出てくるドキュメンタリー映画」と説明。
「どういう気持ちで見てもらえるのかなって楽しみ」と、リーダーの白濱亜嵐。「他のメンバーがどういうことを喋っているのかインタビューされた時には分かり得なかったので、映画を通して、それぞれの気持ちだったり、その時のその瞬間の感情が伝わった。なんか……そうだったんだっていう発見も多かった」
数原龍友は「(小森)隼が終始ぐっとこらえながら、いろんな葛藤があったんだなって。隼の感情があふれ出てるなって」
小森は、劇中では涙をぬぐいながら自身がいっぱいいっぱいになっていた状況も明かしている。「僕のファンの方含め、GENERATIONSを応援してくださる方は全員知ってると思うんですけど、とにかく人と喋ってる時の態度が悪いっていうのが出ています。それは心開いてる証拠でも……かわいらしいなと思いながら見てほしい」と、「ちょっとポップにする情報」を追加した。
佐野玲於もコメントに詰まった場面を、中務裕太に印象に残ったシーンとしてあげられた。
佐野は、小森にならって「ポップに話せることがネタバレにならない程度にあるとするならば」と前置きすると、「机の上で人の性格が出るなと思いました。いつもメンバーとは一緒に活動してるんですけど、映画で見るとやっぱりなんか面白い。几帳面なメンバーもいれば、ペットボトル5本ぐらい並んでるのもある……」
小森は「俺の机、汚いんだよね……」と一人立ち上がってソワソワしていた。

