KO-D無差別級王者・上野勇希が正田壮史との初の前哨戦で完勝も愛あるゲキ「全力で来てくれたら俺もいける。俺たちなら絶対見せられるから」【DDT】
この日のメインイベントで、上野はTo-yとのコンビで正田&ヤス・ウラノと対戦。To-yがウラノにマシンガンチョップを叩き込めば、ウラノはTo-yの背中をかきむしる。正田は気迫をみなぎらせて、上野とエルボーのラリー、ラリアット相打ち。ミドルキック連打、張り手もぶちかます。上野が投げ捨てジャーマンを見舞えば、正田も同じ技で返す。正田が上野にジャーマン・スープレックス・ホールドもカウント2。上野は正田にフロッグスプラッシュ、スタンド式シャイニング・ウィザードも2カウントで返した。上野は飛びついてブラックアウトスリーパーで絞め上げると、正田が気を失ってレフェリーストップ。試合後、意識を取り戻した正田は猛然と上野に突っかかっていくも、パートナー、セコンド陣が制止した。
上野は「素晴らしい心意気じゃないか。俺が無差別級を獲る前、タケ(KONOSUKE TAKESHITA)が米国に行く頃、DDTを背負うと言い出した。そのとき、正田はすごいと思うくらい、一生懸命やることしかできなかった。ベルトを腰に巻いて、タイトルマッチやるだけがチャンピオンじゃない。会社もお客さんも対戦相手も全部背負って立つのがチャンピオンだと思ってるので。他の誰でもない、正田壮史のプロレスをもって俺に挑んできてくれ。俺は受け止めるけど、弾き返すかもしれないけど。正田が全力で来てくれたら、俺もいけるから。俺たちなら絶対見せられるから。でも、それは正田次第だから、愛と責任を持って頑張りましょう」と投げ掛けた。
正田は「さらけ出しちゃった。さっき何が起きたか分かんないけど、すごい短い夢見て、そのKO-D無差別級のベルト巻いてたんです。僕は愛と責任と、そして応援してくれるみんなが幸せになって帰ってくれるように、全力でそのベルト目指して戦うから!」と返した。
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
○高尾蒼馬&翔太(8分31秒、片エビ固め)高鹿佑也&葛西陽向●
※マッドスプラッシュ
◆第二試合 30分一本勝負
クリス・ブルックス&○アントーニオ本多(10分52秒、体固め)男色ディーノ&平田一喜●
※アナルぎつね
◆第三試合 The ApexvsDAMNATION T.A! 30分一本勝負
飯野雄貴&○納谷幸男(9分55秒、体固め)岡谷英樹&デムース●
※世界一のバックドロップ
◆第四試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
佐々木大輔&MJポー&○イルシオン(11分14秒、体固め)HARASHIMA&彰人&隈取●
※スワントーンボム
◆第五試合 30分一本勝負
髙木三四郎&秋山準&●松永智充(8分18秒、エビ固め)樋口和貞&吉村直巳&石田有輝○
※ぶちかまし
◆セミファイナル スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
MAO&KANON with KIMIHIRO&●須見和馬(13分37秒、片エビ固め)政岡純○&ガイア・ホックス&瑠希也
※F-DRIVE Ⅱ
◆メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○上野勇希&To-y(22分7秒、TKO勝ち)正田壮史●&ヤス・ウラノ
※Blackout Sleeper→レフェリーストップ

