平良達郎が元王者モレノに2RTKO勝ちで王座挑戦をアピール。王者パントージャがアクシデントによるTKO負けで王座はヴァンに移動【UFC 323】

会心の勝利に笑顔の平良(写真:AP/アフロ)

 2R、平良は右ロー。そして右アッパー。低い構えのままのモレノ。平良の右ストレートを低い体勢でかわすモレノ。平良は右ロー。そして平良はタックル。こらえるモレノだが組み付くことに成功した平良は投げ気味にあっさりとテイクダウンに成功。平良の足を取りに行くモレノだが、平良はすぐにバックを取ると4の字ロックをがっちり。なんとか逃れようとするモレノだったが平良はパンチを連打。そしてバックマウントを取り切るとパウンドの連打。モレノの動きが止まりレフェリーが試合を止め、平良が2R2分24秒でTKO勝ちを収めた。

 平良は試合後のケージ内でのインタビューで「パウンドがすごく入っていて、効いているのが分かった」などと試合を振り返った。そして次戦については「UFC,Give me title shot!」と絶叫し、タイトル挑戦をアピールした。