WOLF HOWL HARMONYが「収穫があった」2025年を締めくくる新曲で聴かせる等身大の自分

国内外で精力的に活動「収穫があった」2025年

ーーさて、今年も残すところ1カ月を切るというところで、ウルフの2025年についてお話できれば。今年はファーストアルバム『WOLF』をリリース、ブラジリアンファンクに挑戦したリード曲の「BAKUON -爆音-」やその次にリリースしたシングル「Bossa Bosa」では独特な世界観のミュージックビデオも話題になりました。WOLF HOWL HARMONY

LIVE & FAN MEETING TOUR 2025〜BAKUON DREAM〜で全国各地を巡って、海外での活動もより精力的に展開してきました……盛りだくさん!

GHEE:いろんな経験をしました。そのなかでも、シンガポールでの経験は印象的でした。滞在期間中は、カンファレンスに行ったり、いろんな国の関係者の方とコミュニケーションを取ったりと積極的に動いていたんですが、いろいろな国で音楽に携わっている、バンドだったりシンガーソングライターの方とお話しさせていだく機会もあって、みんな同じように音楽に向き合ってて……音楽が好きなんだなあって。そのなかで得たものもたくさんあったんです。後は、何と言っても「BAKUON DREAM」!LIVE & FAN MEETING TOURですね……

HIROTO:そうだね。「BAKUON DREAM」は初めての単独公演で、自分たちだけでLIVE & FAN MEETING TOURを回れているってすごいなって。これまでのフェスやイベントでの30分のステージに比べるとボリュームのあるパッケージで、お客さんのリアルな反応も感じられて。こういうのがうれしいんだとか、こういうのが楽しいんだとかって分かりました。それにファンの方が見たい自分はどういう自分なんだろうというのも考える時間になりました。

RYOJI:「BAKUON DREAM」が自分を成長させてくれているよね。それに、LOVERED(ウルフのファンの呼称)に会えることってこんなにうれしいんだって再確認もできました。ありのままを発信して、こんなに受け入れてもらっている……愛を感じます。それと同時に、この状況は当たり前じゃないってことも噛み締めつつ精進していかなければいけない、鍛錬しなければいけないということを感じながら走ってきた1 年でした。海外に行かせていただくと国内をもっと回ってLOVEREDに会いに行きたいなって思いました。僕をありのままに受け入れてくれるたちは宝物。そういうたちと音楽を通して出会えているので、もっと会いに行きたいし、もっと増やしたい。来年のモチベーションにもつながりました。