KO勝ちで再起の政所仁が「これだけ負けを経験してからなる王者のほうが厚みが増すと思う」と王座奪取へ強い決意【RISE 194】

首をねじ切るような政所の右ハイキック(撮影・青木純)

「RISE 194」(12月14日、東京・後楽園ホール)で行われたスーパーフライ級(-53kg)戦で政所仁(魁塾/同級2位、RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント優勝)が2Rで酒寄珠璃(フリー)にKO勝ちを収め復活の狼煙を挙げた。

 政所は昨年12月に行われた「第3代RISEスーパーフライ級(-53kg)王座決定戦」で花岡竜に敗れ王座獲得に失敗。今年5月には1階級下の元フライ級王者の数島大陸に判定勝ちを収め再起を果たすが、8月には階級を上げて来た前フライ級王者の那須川龍心にダウンを奪われたうえでの判定負けを喫している。

 酒寄は8月に行われた「200万総取りトーナメント GACHI!!スーパーフライ級(-53kg)」に参戦するも1回戦で優勝した棚澤大空に判定負け。ランキング外ではあるが今回、上位ランカーの政所と対戦というビッグチャンスをつかんだ。

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