KO勝ちで再起の政所仁が「これだけ負けを経験してからなる王者のほうが厚みが増すと思う」と王座奪取へ強い決意【RISE 194】

レフェリーが割って入り試合を止めた(撮影・青木純)

 1R、ともにオーソドックスの構え。政所が右カーフ。圧をかける酒寄が右カーフ、ワンツー。ローの蹴り合いから政所が左ミドル。酒寄が右フック。政所の右カーフに左ジャブ、右フックの酒寄。互いのジャブが交錯。ボディーストレートの政所に右ストレートを合わせに行く酒寄だが、政所はバックステップ。政所の蹴りに左ジャブを合わせる酒寄。距離が詰まり互いに細かいパンチの打ち合い。酒寄がワンツー。しかし終了間際、政所が圧をかけてコーナーに詰めると左ボディー、右ボディーストレート、飛びヒザ、左ボディー、右フックとラッシュ。なんとかコーナーを逃れた酒寄だが、追った政所が右ストレート。すでに鼻血の酒寄。