前アトム級王者の宮﨑小雪が引退式でメッセージ「大好きな人たちと過ごす一瞬一瞬を大切に生きてほしい。失ってから気づくのでは遅いから」【RISE 194】

引退の10カウントゴングが鳴らされた(撮影・青木純)

「RISE 194」(12月14日、東京・後楽園ホール)で前RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)の引退セレモニーが行われた。

 セレモニーではTRY HARD GYMの道明弘也(HIROYA)会長、かつて王座を争った紅絹、元TRY HARD GYMの龍聖とシン・ノッパデッソーントレーナー、RISEの伊藤隆代表、姉の宮﨑若菜ら宮﨑家の面々から花束が贈られた。

 そして宮﨑はファンや関係者への感謝の言葉を述べたうえで「ずっとRISEのリングで戦うことができて格闘技を通してたくさんの人と出会って、さまざまな経験をすることができて、本当にすごく幸せでした。“ありがとうございます”というありきたりな言葉でしか感謝の気持ちを伝えられないからこそ、絶対に結果で返そうと心に決めて、きつい練習も苦しい練習も乗り越えて、踏ん張ることができました。ずっと生きていると、明日も明後日も当たり前のように来ると思ってしまいがちなんですが、でもそれは決して当たり前ではなくて、自分も大切な人も明日が来る保証なんてありません。だからこそ、伝えたいことは伝えて、会いたい人にも会って、大好きな人たちと過ごす一瞬一瞬を大切に生きてほしいなと思います。失ってから気づくのでは遅いから、一瞬を大切に生きてください。新しい挑戦は、きっとうまくいかないこともたくさんあると思うし、たくさんの壁にぶつかると思います。でも、自分のペースで自分らしく乗り越えて頑張っていこうと思います」とファンにメッセージを贈った。

1 2>>>