【SDGsピースコミュニケーション宣言】ミツフジ株式会社代表取締役社長・三寺歩「京都の伝統技術で世界の無事を作ります」

 

 ラジオで日本を元気にする『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』は、「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜午後9時30分からTOKYO FMで放送中。

 番組では、日本から世界へ発信するコミュニケーションによる社会課題解決に向けた「SDGsピースコミュニケーション」を推進中で、番組のゲストがそれぞれの「SDGsピースコミュニケーション宣言」をしている。

 2025年12月20日の放送には、京都西陣の繊維メーカーであるミツフジ株式会社の代表取締役社長の三寺歩さんが登場。伝統的な西陣織の技術と最先端のIoT技術を組み合わせた猛暑のリスクの木検査員を手首で探知する「hamon band」を開発し、多くの人に利用されている。三寺さんの「SDGsピースコミュニケーション宣言」は?

 三寺歩は「京都の伝統技術で世界の無事を作ります」

 

 もともと伝統的な西陣織の技術と最先端のIoT技術を組み合わせ、導電性繊維で心電や心拍などの生体情報を取得するシャツを作っていました。データを使って体の中の深部体温を推定、予測する製品です。ただ、着るタイプのウェアラブルですから、熱中症対策で使っていただく時に服を毎日洗うのが大変で、いろんな現場でいろんな方が使いやすくするには腕時計タイプがいいと言われました。服のタイプで作った分析ソフトをそのままスマートウォッチに乗せられるように改良して、リストバンド型のウェアラブルを開発しました。

 該当するSDGsゴール:
3…すべての人に健康と福祉を
9…産業と技術革新の基盤を作ろう

 この日の放送は放送後1週間はradikoで。それ以前の放送は、ポッドキャストで聴くことができます。視聴はこちらから( https://audee.jp/voice/show/111940

三寺歩(みてら・あゆむ)……1977年、京都生まれ。ミツフジ株式会社の代表取締役社長。パナソニック、シスコシステムズ、SAPジャパンなどを経て、2014年に家業である京都西陣の繊維メーカー「ミツフジ」を継ぎ、伝統的な西陣織の技術と最先端のIoT技術を組み合わせた商品を開発。最近では、深部体温の変化を推定できる世界初のアルゴリズムを搭載したリストバンド型ウェアラブルを開発。

■ミツフジ株式会社:https://www.mitsufuji.co.jp/