安藤達也「リカバリーの時はいつも釜飯。栄養が逃げないし消化にいい。昔はめちゃくちゃだった。タバコも吸ってた」
格闘家は何を考え日々過ごしているのか? 記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面を探るインタビュー企画「格闘家プロファイリング」。今回はRIZINの大晦日大会「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する安藤達也(フリー)。安藤は今大会では修斗世界フライ級とDEEPフライ級の元王者で、現在はDEEPバンタム級王者の福田龍彌(MIBURO)と対戦する。これまで「こだわりor好きなもの。これだけは譲れないものや事」「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」「近い将来と遠い未来」について話を聞いた。今回のテーマは「こだわりの食」。(全5回/第4回)
普段の食事や計量後のリカバリーの際の食事などこだわっているものはありますか?
「僕はリカバリーの時はいつも釜飯を食います。いつもお決まりのお店があって、日本で試合をするときはいつもそこに行っています」
それはゲン担ぎもあるのですか?
「釜飯好きだし、蒸されてて栄養が逃げないし消化にいいかなと思って。いきなり肉を食べる人とか最近はあんまりいないと思うんですけど、自分も前はもう超食いまくっちゃってた。今はもう本当、それが抑えられるようになったというか(笑)」
いつごろから抑えられるように?
「もう僕は16歳から減量スポーツをやっているんで、格闘技を始めてタイトルを獲るくらいから、ある程度は今のこういうバランスを自分で見つけられた感じがしますね、やっと。それまでめちゃくちゃだったんで。タバコも吸ってたし、利尿剤も使ってたし、うんちを出す薬も飲んだし(笑)。本当めちゃくちゃでしたね(笑)」
タイトルを獲ることによって責任感が芽生えたみたいな?
「そうですね。あとやっぱり、マッチメイクの注目度が上がっていって、それによって自分もしっかりやらなきゃというところが出てきた。それまではバラバラにやっていて、自分の中で試合までのプロセスがめちゃくちゃだったんですけど、それがしっかり自分で作れるようになってきた。それが一番大きいですかね、経験値として。こういうタイミングでこういうものを摂ったほうがいいというのはみんなそれぞれ違うと思うんで、やってみて自分で失敗してみたいなことを繰り返して、やっと分かるようになったみたいな感じですかね」

