終わってほしくない!? THE RAMPAGEが歓びとハッピー感でいっぱいのツアーファイナルで“大暴年会” 国内外で39公演 24万5000人が拳あげた
ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEが12月24、25日の2日間、千葉・ららアリーナ東京ベイで、約10カ月間に渡って展開してきたツアーのファイナル公演「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025 “PRIMAL SPIDER THE FINAL”~大暴年会~」を開催した。クリスマスイブ、クリスマス当日のライブとあってこの2日間のために用意したクリスマス演出もたっぷりで、約1万人とスペシャルな“大暴年会”を楽しんだ。
今年3月に静岡でスタートしたツアーは、全国各地のアリーナとホール、そして台北とバンコクでの海外公演を合わせ全39公演で24万5000人を動員し、グループ史上最大のツアーになった。その最終公演となった25日は、笑顔が広がり笑い声もあがる、歓びと幸福感に満ちた約2時間のライブだった。
ライブは、どの公演でも、もれなくオーディエンスの心をつかんできたツアーのテーマ曲「蜘蛛の糸」でスタート。ファンには愛着のある巨大なLED BOXがゆっくりと上昇し中からメンバーが現れる演出もこの日で最後。象徴的な和笛の音が響いてメンバーがゆっくりと前に後ろに体を揺らし出すと、客席はすでに総立ちで、ペンライトのグリーンが波打った。
各地の会場をどよめかせてきたパフォーマーのブリッジを経て、「Stampede」「Fallen Butterfly」、そして「16BOOSTERZ」と続けた。オーディエンスの脳裏に16人で全力で走ってきたツアーの記憶が重なるなか、吉野北人が「PRIMAL SPIDER THE FINAL!楽しんでいきましょう」と、ひと声。花道いっぱいに広がったメンバーは高く上げた両手を大きく上下させてオーディエンスをあおると、ステージの上も下も完全にリミッターが振り切れ、RIKUの「みなさんの大きな声を聞かせてください!SAY OH YEAH!」への「OH YEAH ! 」のレスポンスは続けるほどに大きくなった。
過熱しきった会場に、THE RAMPAGEは、タイトル通りに熱い「100degrees」、エナジーとソウルが爆発する「SWAG& PRIDE」、ギターが唸るロックチューン「ROUND UP feat.MIYAVI」と、もっと熱くなれと言わんばかりに燃料となる楽曲群でぶつかった。“序列”の呼び名で愛される吉野が引っ張るロックな楽曲「Drown Out The Noise」で、吉野は階段状になったステージの一番高いところに立つと、「OK!まだまだイケるか?Are you ready ?」。吠えるように歌い始めると、その歌唱にパフォーマーの一挙手一投足も呼応、盛り上がりはさらに熱く、エスカレートした。

