久井大夢がゴンナパーに判定勝ちで4本目のベルト獲得も「内容に納得していない」と再戦アピール【KNOCK OUT】

久井大夢(右)と藤原敏男氏(撮影・青木純)

 KNOCK OUTの年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-RED ライト級タイトルマッチ」で挑戦者の久井大夢(TEAM TAIMU)が延長にもつれ込む接戦の末、王者ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)を破り、新王者となった。

 久井はこれまでKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級、BLACKスーパーフェザー級、BLACKライト級の3つの王座を獲得。今回でスーパーフェザー級とライト級の2階級2種目を制覇した。

 ゴンナパーは今年2月にKNOCK OUTに初参戦。初戦で古村に判定勝ちを収めると、6月には重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)をKOで下し、REDライト級王座を獲得。8月の「KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~」では下地奏人にKO勝ちを収め3連勝。KNOCK OUTのライト級の絶対王者ともいえる存在となっていた。

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