精子が歌って踊る『スペルマゲドン 精なる大冒険』はイカれた保健体育映画だった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 黒田勇樹です。

 三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.21
朗読劇「豆知識男VSライフハックガール」が昨日(27日)から始まりました。

 いい感じに仕上がってます。

 日替わりのメンバーでの朗読劇。仕事が終わってからでも間に合う時間から開演ですので、ご興味のある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

『スペルマゲドン 精なる大冒険』2月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開 配給:シンカ PG12 2024©74 ENTERTAINMENT AS

 なにを言っているかわからないと思いますが、今回鑑賞した映画は『スペルマゲドン 精なる大冒険』。

 若いカップルの初体験と、そこで起こる体内での、擬人化された精子たちの冒険を描くミュージカルアニメーション映画です。
 ストーリー構成は「はたらく細胞」で、演出はディズニーです。
 でも、描かれるのは若者たちのサルみたいな性欲とか、うんことかおしっことかで、絶対にディズニーではやらないヤツです。
 メインパートは金玉の中が舞台で、精子たちが歌って踊りながら、宿主の性的な欲求に振り回されながら冒険していくのですが、とりあえず曲がいい。
 1曲目からワクワクがとまらないのですが、内容は性の知識です。

 吹き替えで観たのですが、本当に翻訳された方に脱帽。
 コメディ映画とかもそうなのですが「ダジャレ」の翻訳って本当に難しいと思うんですよね。クチの動きに合う長さに調整しなきゃいけないし、意味は伝わらないといけないし、ましては今回ミュージカルな上に「えっちな言葉しばり」みたいな部分がとても多いので、訳された方は、英語にも音楽にも性にもダジャレにも精通した、とんでもない才能の持ち主だと思われます。

 クライマックスで、流れるラストナンバー。「お前が歌うのかよ!?」って、キャラが歌い出すのですが、それがこう…セックスについて描くうえでとても大事なことを言っていて、曲も歌詞も良くて「子供たちに観せたい」と、思うぐらい感動してしまいました。

 どちらかというと「多くの親は、入口で子供に観せたくない」と思ってしまいそうな内容とプロモーションなのですが、調べた限りPG12という、12歳未満(小学生以下)が映画を鑑賞する際、保護者の助言や指導が適当とされる年齢制限区分なはずなので、まずは親だけで観て、各家庭ごとの判断で、お子様にも勧めて頂きたい。15才ぐらいで観るのに最高な内容だと思います。これはただのエロ馬鹿コメディではなく、純然たる「イカれた保健体育映画」です。

 是非、家族揃って劇場へ!

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