LIL LEAGUE、“らしさあふれる”ライブでバンコクを魅了〈JAPAN EXPO THAILAND〉

 

 MCではタイ語のみでのトークに挑戦。工夫を凝らした自己紹介や覚えたフレーズを披露するたび、温かい拍手と歓声が送られる。中村竜大が投げかけた一言には、ひときわ大きな黄色い歓声が上がったり、岡尾真虎がタイの食べ物のおいしさを表現する様子に思わず会場が笑いに包まれるなど、言葉の壁を越えて積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が強く印象に残った。

 後半は「LIKE A MOVIE」から再スタート。映画を観ているかのような世界観を感じさせる歌唱と、観客一人ひとりに想いを届けようとするステージングが重なり、言語を越えて物語が伝わる感動的な空間が生まれる。続く「刺激最優先」では一転してアグレッシブな表情を見せ、途中のダンスブレイクではメンバーが入れ替わりながらコミカルにスタートしつつも山田晃大を中心とした迫力あるダンスを披露し、会場の熱狂は最高潮に達した。

 ラストは、最新曲の「LILMATIC」。クラシック音楽をモチーフにしたヒップホップ色の強いサウンドに乗せ、それぞれの個性が鮮明に浮かび上がる。自信と余裕に満ちたステージングで、LIL LEAGUEというグループの多彩さと確かな実力を、バンコクの地に強く印象づけた。