デビュー2周年記念大会で初シングル戦に臨む武知海青「上野さんに認められたらKO-D無差別級王座へのチャレンジが見えてくるのかなと思う。もしかしたらKING OF DDTにも」
今一番DDTで強い男を肌で感じることができるのはうれしい
2024年2月にデビュー。本格参戦が昨年7月からになります。この7月からを振り返ってください。
「怒涛の半年だったなと思っています。なかなかできないような体験をさせていただきました。これから先はもっともっと結果にこだわっていきたいなと思っています。この半年間はがむしゃらに目の前のことに貪欲に猪突猛進で進んできました。このスタイルは変わらずですけど、もっともっとタイトルにも目を向けていきたいですし、やるからにはテッペンを目指したいなという気持ちがより一層強くなりました」
2年前の段階で今の状況というのはさすがに予想できていないですよね?
「想像はできていなかったですね。試合に出場するといってもスポット参戦のような感じではありましたので。それが昨年7月からはまさかの5カ月連続出場であったりとか、多団体さんの試合に出たりだとか。“そんなにも試合に出させてもらえるんだ”ってすごくうれしかったですし、そこまで僕という人間をプロレスラーとして見ていただいて試合を組んでいただけると思っていなかったので、そこへのうれしさと驚きは強かったですね」
そこは武知選手がちゃんと結果を出したり、プロとして見せられるものをしっかり見せて来たからという部分が大きいと思います。試合をやるごとに課題といったものをクリアしてきたという手応えはありますか?
「課題をクリアできても次の課題がすぐに出てくるので、完璧な試合ができたっていう試合は実は一つもなくて。やってもやっても課題は出てくる。その一方で夢も出てくるしやりたいことも出てくるし欲望も出てくる。本当に試合をすればするほどプロレスにのめり込んでいっている自分がいます」
2月22日の上野勇希戦を控えた今の心境を。
「“ついに来たな”というのが素直な気持ちですけど初めてのシングルが上野さんというのは、ありがたいチャンスをいただいたという気持ちが大きいですね。自分が一番対戦したかった相手ですし、今一番DDTで強い男なので。それを肌で感じることができるというのはやっぱりうれしいことです。KO-D6人タッグやサウナカミーナに入らせてもらって試合をさせていただくときは常に隣にいてくれて、どれだけ大きな力が僕を守ってくれていたのかというのを再認識できるチャンスでもあるので、これからもタッグを組ませていただく時には“自分がもっと力になれるように頑張りたいな”と思うようになるんだろうと思います。そういういろいろな気づきや発見をできるだろうなと思うとすごく楽しみな一戦ですね。そしてプロレスについては全部教えていただいた方なので、その方に恩返しじゃないですけど、強くなった自分を証明したいです」
この試合で得るものによって今後の成長とか飛躍の度合いがアップしそうに思えます。
「そうですね。何かターニングポイントになりそうな気がします」
キャリアの差もありますので、試合は上野選手が主導権を握る形になるかと思いますが、そういう中でもどういう試合にしたいとか、どういう自分を見せたいというのはありますか?
「うーん…。それが特にはないんですよね。本当に目の前のことを全力でやって頑張るというのが今自分が一番思っていることなので、何かに突出してこだわってやるというよりも、今持っている力を全部出すというのが一番です」
大半の人は上野選手が勝つだろうと思っていると思います。その中で勝敗の鍵になるポイントは何だと思っていますか?
「スタミナかな。リング上で戦っていると呼吸するのを忘れちゃったりするんで。今までのタッグ戦や6人タッグ戦でも全然ありました。“信じられないぐらい疲れてるな”っていう時は呼吸することを忘れていたりとか、息を止めながら戦っている時があるので、そうならないようにしないとシングルで30~40分戦うとなると持たないので」
上野戦後には新しい景色が見えるような気がしますか?
「上野さんに認められたらKO-D無差別級王座へのチャレンジが見えてくるのかなとは思いますし、そこでみんなをあっと驚かせるような試合ができたら『KING OF DDTトーナメント』にも参加できるのかな?ということはちょっと思っています」

