6・22 VTJ 2 nd リポート

年間最高試合はもう決まった!? まさに死闘 堀口が石渡を5RKOで下す

 ケージで行われる総合格闘技の大会である『VTJ 2nd』が6月22日、水道橋のTDCホールで開催された。

 メーンでは修斗の現世界フェザー級王者である堀口恭司とバンタム級キング・オブ・パンクラシストの石渡伸太郎が5分×5Rで対戦。堀口が5R41秒、KOで石渡を破った。

 打撃が得意な両者だけに早い回でのKO決着が予想されたが、ともに譲らず最終ラウンドまでもつれこむ極限の戦いを見せた。

 昨年末の第1回大会では海外で実績のある選手を破っており、まさに「海外のケージマッチで勝てる選手を輩出する」という大会の目的を体現する堀口。この勝利で念願のUFC参戦に大きく近づいた。

 この日行われた日本vs北米の3×3の対抗戦には宇野薫、所英男、高谷裕之が登場。UFCにも参戦した宇野は意外にも日本では初のケージマッチ。近い将来のUFC入りが確実といわれている強豪相手にチョークスリーパで一本勝ち。所は得意のヒールホールドで相手の左足を破壊し一本勝ち。ともに健在ぶりをみせつけたが、高谷はパワーとスピードで圧倒され1R3分23秒、KO負け。明暗を分けた。

佐々木は堀口戦を実現させることはできるのか

 7月27日に水道橋の後楽園ホールで行われる「プロフェッショナル修斗公式戦」では、堀口との対戦が期待される環太平洋フェザー級王者の佐々木憂流迦が初防衛戦に挑む。挑戦者はインフィニティトーナメント2012優勝者の山本賢治。

 佐々木は22日、ファンの前で「勝ったら何か言わせてもらう」と暗に堀口への対戦要求をにおわせた。しかし山本は3月に堀口と佐々木を苦しめた井上学に判定ながら完勝しており、一筋縄ではいかない相手。佐々木はグラップリング、山本はレスリングと打撃と全くタイプが異なるだけに、全く予想のつかない戦いとなる。

 この日は他にも、神酒龍一vs飛猿☆No.2の「世界バンタム級チャンピオン決定戦」、元環太平洋ライト級王者・土屋大喜の2年3カ月ぶりの復帰戦、スーパーフライ級キングオブパンクラシストの清水清隆の参戦と注目カードがラインアップされている。

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フジメグ10・5『VTJ 3rd』で引退

 この日、日本の女子の総合格闘技の第一人者である藤井惠が『VTJ 3rd』(10月5日、大田区総合体育館)への出場と、その一戦をもち現役を引退することを発表した。かねてから過去に敗れた選手との戦いを熱望している藤井。ラストマッチの相手に注目が集まる。