Krush.60 山崎がKOで-65kg王座獲得 Krush初の2階級制覇

 立ち技格闘技「Krush.60」 (14日、東京・後楽園ホール)のメーンでKrush -65kgタイトルマッチが行われ、挑戦者の山崎秀晃が2R2分54秒、KOで王者NOMANを破り、第4代王者となった。山崎は-63kg級との2階級制覇。Krushでは初となる。

 山崎は戦前「格の違いを見せて潰しに行く。ここで良い勝負をしているようじゃダメ」と言っていた通り、1Rから主導権を握り、圧倒。ラウンド終盤、下がるNOMANにパンチの連打から右フックでダウンを奪う。1Rからなかなか自分の距離で戦えないNOMAN に対し、山崎は2Rもパンチをまとめ、優勢に試合を進める。応戦するNOMANだが、山崎はロープに詰め連打。右ストレートでダウンを奪う。なんとか立ち上がったNOMANだったが、山崎は今度はコーナーに詰め連打。NOMANは王者のプライドで立ち続けるもセコンドからタオルが投入され、試合は終わった。

 山崎は「NOMAN選手は人としても選手としても尊敬してる人間なんで。そういう相手からベルトを獲れたのはうれしい」と前王者を称え、「歴代の65kgのチャンピオンに恥じないような戦い方をしないといけない。ひとつ、忘れ物もある。自分はK-1のほうでは自分は取りあげてもらってないですけど、そこは結果出していかないといけないので」と今後について語った。

「Krush -67kg次期挑戦者決定戦」として行われた渡部太基vs塚越仁志戦は3-0の判定で渡部が勝利を収め、「Krush.62」(2016年1月17日、東京・後楽園ホール)での王者・牧平圭太への挑戦権を獲得した。1Rから壮絶な打撃戦を展開した2人。優勢に試合を進めていた渡部だったが、2Rに塚越が膝蹴りからパンチのラッシュで渡部を追い込む。一度はしのいだ渡部だったが、再度のラッシュにダウンを奪われてしまう。立ち上がり、打ち合う渡部だがまたも連打を食らい、ゴングに救われた格好。
 後のない3R。渡部は真っ向打ち合いに持ち込み、離れ際に放った左ハイキックでダウンを奪い返す。逆に崖っぷちに追い込まれた塚越だが、立ち上がると猛反撃。渡部も応戦し、壮絶な打ち合いとなるが、渡部がまたも左ハイキック一閃。2度目のダウンを奪い、渡部が激戦を制した。

 この日は9月に衝撃のデビュー戦を飾った女子-50kgのKANAが三堀“SMILE”美弥子と対戦。1R1分9秒で3度のダウンを奪う圧勝で2連勝を飾った。
 開始早々にローキックからロープ際に追い詰め右ストレートでダウンを奪うと、パンチからのハイキックで2度目のダウン。そして最後は右ストレートで3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。
 試合後KANAは「朱里選手を圧倒的な強さで倒してチャンピオンベルトを巻きます」とタイトル挑戦をアピールした。