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これもニューノーマルなのか…

東京五輪日本選手団がオンラインで結団式

日本代表選手団の尾県貢総監督、福井烈団長、石川佳純副主将、山縣亮太主将、須崎優衣旗手、JOCの山下泰裕会長(左から)(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

 東京オリンピックに臨む日本選手団の結団式が7月6日、東京都内で行われた。

 新型コロナウイルスの感染対策で、一部の選手と関係者のみが会場に入り、他のほとんどの選手はオンラインで参加するという異例のスタイルで行われた。会場では日本代表選手団の尾県貢総監督、福井烈団長、石川佳純副主将、山縣亮太主将、須崎優衣旗手、JOCの山下泰裕会長が参加した。

 選手団の主将を務める陸上男子の山縣は「日本代表選手に選ばれたことに誇りを持ち、自覚と責任を持って大会に挑みます。コロナ禍で開催自体の意義が問われる中、常に自分たちに何ができるのか、スポーツの意義について考えてきました。今、自分たちにできることは真摯に競技に向き合いベストを尽くすことだと思います。スポーツの力を信じ、チームジャパンの一員として全力で戦いぬくことを誓います」と五輪へ向けての決意を述べた。

 また福井烈団長は「チームジャパンとして、心ひとつに全身全霊で臨む。選手のみなさんが、五輪という素晴らしい舞台で、いきいきと夢に挑戦する姿を見ることを楽しみにしている」とあいさつ。旗手を務めるレスリング女子の須崎優衣が日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長から団旗を受け取った。

 今回の日本選手団は7月5日の段階で史上最多の582人。最多だった1964年東京大会の355人を大幅に上回った。

 選手団の編成については国際オリンピック委員会(IOC)が推進する男女平等を反映したものとなった。

 IOCは今大会から各国・地域で男女1人ずつが旗手を務められるよう規則を変更。日本オリンピック委員会(JOC)は旗手を男女1人ずつ選出。主将、夏季五輪で初めて置く副主将を男女で担う方針も掲げ、主将に陸上男子の山縣、副主将に卓球女子の石川佳純を置いた。本部役員にも柔道女子63キロ級で2004年アテネ五輪、2008年北京五輪金メダルの谷本歩実さんを入れ、男女バランスに配慮した。日本選手582人のうち女子は276人となり、比率は47.4%になる。

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