BALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVER、パリをさらにアツく! 魅力散りばめたステージに会場沸騰〈Japan Expo Paris 2025〉

ダンス&ボーカルグループのBALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERが、7月4日、仏パリで開催された『Japan Expo Paris 2025』(7月3日〜6日)で約2時間半にわたるライブステージを披露した。BALLISTIK BOYZは同イベントに初出演、PSYCHIC FEVERは昨年に続いて2度目の出演となった。

2組は、4日に登場。
最初に始まったPSYCHIC FEVERは、最新EP『PSYCHIC FILE III』の収録曲「Reflection」「EVOLVE」を立て続けに披露して序盤から会場を熱気に包んだ。
小波津志が「Bonjour!」と挨拶。続けて「僕たちはPSYCHIC FEVERです!」と続けてフランス語で観客に語りかけ、「皆さん最高です。今日は来てくださりありがとうございます、皆さんにお会いできて僕たちもうれしいです。今日は一緒に楽しみましょう!!」と英語で煽った。
最新曲「Gelato」では柔らかくもしなやかな動きで色気のあるパフォーマンスで会場の空気を一変させ、中盤の代表曲「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」では昨年同様に観客が振付を真似して踊るなど一体感のある盛り上がりだった。終盤は「IGNITION」でタオルを振り回してヒートアップ、そしてタイのアーティストSPRITEとのコラボ曲「FIRE feat. SPRITE」では「P・S・Y・C!PSYCHIC FEVER!」のコールで盛り上がりを見せるなか、中BALLISTIK BOYZへとステージをつないだ。

BALLISTIK BOYZは、”I♡PARIS”と書かれたTシャツを掲げてアピールすると、序盤から「HIGER EX」や「テンハネ -1000%-」でオーディエンスをノリノリに。
砂田将宏が英語で「今回が初めてのパリなので、このステージに立てて今めちゃくちゃ幸せです」と声を届けたあと、1人ずつフランス語で自己紹介。7月1日に誕生日を迎えたばかりの深堀未来がフランス語で「Je t’aime!(愛してるよ!)」と呼びかけると会場は「Happy Birthday To You〜」とワンフレーズの合唱でレスポンスした。
続いて、彼らの代表曲のひとつ「Animal」でしっとり聴かせ、ロック調の最新曲「Stardust Forever」で明るくエネルギッシュな歌声とパフォーマンスで勢いに乗った。代表曲「PASION」では激しい振りで会場の熱をさらに引き上げ、立て続けにタイのアーティストのTRINITYとコラボレーションしたグローバルな楽曲「Drop Dead feat. TRINITY」を披露した。
これまでの海外経験で培ったスキルを活かした煽りやダイナミックパフォーマンスで、初めてのパリでもオーディエンスの心をしっかりと掴んだ。
ライブ後半では、BALLSTIK BOYZやPSYCHIC FEVERらJr.EXILEのグループの面々が軸となって展開している、アニメと音楽ライブなどを融合、また行き来する総合エンタテイメント『BATTLE OF TOKYO』で発表した楽曲をパフォーマンスする趣向も。BALLISTIK BOYZは「JIGGY PARADISE」「VIVA LA EVOLUCION」、PSYCHIC FEVERは「RICH&BAD」「HABANERO」を披露し、臨場感あふれる演出で観客を引き込んだ。
また、ステージでは、初めてアニメソングのカバーにも挑戦。BALLISTIK BOYZは「炎」「Bling-Bang-Bang-Born」、PSYCHIC FEVERはØMIの楽曲「BLUE SAPPHIRE」をそれぞれカバーした。
両グループあわせて計44曲を披露し、約2時間半のライブステージは熱狂の渦の中、幕を閉じた。

『Japan Expo Paris 2025』の会場には『BATTLE OF TOKYO 超東京拡張展 パリ出張版』のブースも登場した。BALLISTIK BOYZがモチーフになったグループのJIGGY BOYS、PSYCHIC FEVERがモチーフになっているDUNG BEAT POSSEのキャラクターイラストや新規描き下ろしビジュアル、さらには『覚醒のルプス』の新作なども展示され、ライブと連動した立体的な世界観で来場者を楽しませた。
『Japan Expo Paris』は、ヨーロッパ最大級の日本文化の総合博覧会。マンガやアニメ、ゲーム、音楽、観光、食文化など、日本の多様な魅力を世界に向けて発信するイベントとして2000年から開催されており、毎年世界中から多くの来場者が集まる。