RAG POUND、”ど直球”KRUMPで渋谷を揺さぶる〈渋谷音楽祭 2025〉

@渋谷音楽祭実行委員会

 LDH所属のダンスグループ「RAG POUND」が10月18日、都内で行われた「第20回渋谷音楽祭 2025~Shibuya Music Scramble~」に出演、白熱のパフォーマンスを披露した。

 DJのLucas Valentineがドロップすると、力強くメンバーたちが登場。KTRが「渋谷音楽祭 盛り上がる準備できてますか!」、SHOOTが「俺たちがRAG POUND!」と煽るとオーディエンスもそれに応え「BANG OUT!」とレスポンス。強者の登場を彷彿とさせるメロディーから始まり、アグレッシブなリリックとトラックで終始迫力のある楽曲は会場を一気に熱い雰囲気に包み込む。2曲目は未リリース曲「FIGHTER」。KRUMPならではの力強いダンスパフォーマンス、SHOOTのラップ、KTRのボーカルで闘う強い気持ちを表している1曲だが、サビではファンと一緒にクラップで更に1つになっていく。

KTR @渋谷音楽祭実行委員会

 最初のMCでは、「みなさんKRUMPって知ってますか?初めてという方?」と彼らの武器でもある世界一激しいダンス「KRUMP(クランプ)」についてオーディエンスに語りかけるKTR。ファンだけではなく、渋谷・宮下公園という開かれた空間で新たな「ホンモノ」のカルチャーに触れられるのも『渋谷音楽祭』の魅力でもあるだろう。

 SHOOTから「俺たちは全メンバーがKRUMPダンスの世界タイトル保持者。次は”ど直球”KRUMPを披露したいと思います!」とライブはダンストラックコーナーに突入。6名のKRUMPパフォーマーによる魂をぶつけ合うような表現が続いていく。KCの爆発的なKRUMP、SHUNの感情あふれる身体表現、KISHINならではのアクロバットや、TOMOのシグネチャーでもあるキャップトリックで魅了すると、KRUMPバージョンにアレンジされた EXILE「24karats STAY GOLD」など見どころ満載なステージが続く。その後の「RAG POUND Cypher」コーナーではメンバー全員がマイクを握りラップを披露し、メンバー全員の個性が光った。

 その後、KTRの「KRUMPといえばバトル、これから皆さんにはKRUMPバトルに一緒に参加してもらいます!」の一声で会場はKRUMPバトル会場へ。メンバーがブルーとレッドの2チームに分かれ、生のKRUMPバトルを披露。観客に勝利チームを決めるというもの。初めてKRUMPを見るというオーディエンスも多かった中、メンバーたちの感情が生で噴き出すダンスバトルに、思い思いの方法で応えていく。オーディエンスのハイプ(応援)の結果、KTR、SHUN、KISHINのレッドチームが勝利。

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