今でも真っ青な青春ムービー『五十年目の俺たちの旅』はとってもカッコよかった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】
黒田勇樹です。
三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.21
朗読劇「豆知識男VSライフハックガール」の稽古が佳境に入っております。
ここに来て急に寒くなってきました。我々も気をつけますが、皆様も風邪などに気をつけて、ぜひ劇場にお越しください。
では今週も始めましょう。
正直なところ「過去の名作の続き」という響きだけで「野暮なことするなよ」「ダサくなったらどうするんだよ」と、関係者でもないのに、否定的な意見が先に立ってしまう筆者です。
今回観た映画『五十年目の俺たちの旅』は、1982年生まれの筆者からすれば、生まれる前の「名前は凄くよく聞く」過去の名作青春ドラマの映画化作品。
最近、若手のお笑い芸人さんが「先輩の小ネタに付き合うためにドラゴンボールやガンダムを勉強している」と、聞いたことがあります。「せめて、鬼滅とか進撃にしてくれ」と、思っているそう。
ドラマ界でも「過去の名作」というのは、時とともに増えていくものであり、後発の若者ほど履修科目が増えていきます。
この「俺たちの旅」も必修科目のひとつと言っていいでしょう。未修のまま、観てしまいました。
これは、こういう状況の若者もたくさんいるはずなので開き直って「さあ、未履修の人間も楽しませてくれんのかい!?」と席につきました。
面白かった!半分ぐらい過去の名シーンのダイジェストが回想シーンとして流れるのですが、きちんと50年前の本人たちだし、現代パートの画角もTVサイズに合わせてあるので違和感がない。
「これは、この歴史を積み上げた作品にしか出来ない荒業だ」と、息を呑みました。
ストーリーも、「無理やり回想している感」が、全くなく、むしろ本編を回想が後押しするような、しっかりした構成になっていました。
ラストにつれて主役3人が、青春を取り戻していく姿に涙と笑顔が溢れて、止まりませんでした。
挿入歌がいっぱい流れるのですが、これもまた当時のドラマの空気を醸し出しつつ「今でも通じる」という、ちょっと大人に喧嘩を売られたような心地よさがありました。
過去作のフォロワーも、未履修の若者も、皆楽しめる、おじさんたちが繰り広げる真っ青な青春ムービーでした。皆様、是非劇場へ!

