今年もやってまいりました!黒田勇樹の独断と偏見による“クロデミー賞2025”発表![前編]【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】
黒田勇樹です。
先週、ここでWBCにちょこっと触れたんですが、15日の準々決勝で日本が敗れてしまったとか。野球のことはよく分からなかったんですけど、選手たちの言葉みたいなものはもっと聞いてみたかったです。まあ、あれくらいの人たちになるとWBCとかじゃなくてもいろいろな場所で響く言葉は語ってくれているんでしょうから、また偶然耳にするチャンスを待とうと思います。
選手の皆さんはお疲れ様でした。
さあ、今週も始めましょう。
去年好評だったので、今年も筆者の独断と偏見による、2025年度映画を振り返ろうと思います!
公正を期するため、選考基準は「この連載で扱ったもの」と、定めます。
気になった作品は、是非過去の記事などで詳しくご確認下さい。
去年は12月にやったけど、3月も「年度末」だから、いいよね!忘れてたわけじゃないんだからねっ!
相変わらず、ノミネートが多いので前後編です。
まずは、おバカ部門
精子が歌って踊る『スペルマゲドン 精なる大冒険』。
アニメーション映画なのですが、タイトルからもわかるように徹頭徹尾「おバカ」。
最終的には命の誕生や性行為について、感動とも捉えられる感情が訪れるのですが「もし、それがメインテーマなんだったら他にやり方あっただろ!」ということで「知能指数最低で最高に面白い映画」として選出されました。
続いて動物部門
今年は、動物映画が多かった気がします。この連載で扱ったのはパンダドキュメンタリー映画『パンダのすごい世界』、猫の動画を映画館の大画面で愛で続けるフェス映画『CatVideoFest』。
これは、もう『CatVideoFest』の圧勝でした。猫もパンダも非常に愛くるしいのですが、パンダは少し悲しみによった表現が多く、猫はひたすら多幸感があったので軍配が上がりました。パンダの方の構成は「こんなに可愛いんだよ!」をひたすらやって最後に現実を突きつけるような構造が良かったんじゃないかな。
『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』も、ここに入れたかったけどそれ以外の要素が規格外だったので除外。でもめっちゃ面白かったよ!他にお菓子映画さえあれば!
前編最後は“頑張ったでしょう!”部門
ノミネートはスタイリッシュ囲碁映画『361-WHITE AND BLACK』、おバカアクション映画『どうしようもない10人』の2作。
どちらもインデペンデントに近い形で作られた映画だとおもうのですが、単純に映像のクオリティとプロットの構成が、その辺で公開されている大作劇場映画とも遜色がない、もしくは「予算さえ与えれば、どこまででもクオリティ上がるぞ」と思える作品でした。
「どうしようもない〜」は、おバカ部門でも良かったんですが、スペルマゲドンが強すぎたのでこちらに選出。
大賞は『361-WHITE AND BLACK』かな。甲乙つけがたいのですが「アクション映画を撮りたい熱量」「“映画”を撮りたい熱量」というカロリー勝負でこちらに軍配。
これからが楽しみで仕方がない2作です。
まだまだ、あちこちに面白い映画がいっぱい転がってるな……。
来週は、大作たちも斬ってくぞ!
それでは、また後編で!
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1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。
公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23

