SearchSearch

「選手にプレッシャーを感じずにのびのびと
プレーしてほしい」心優しきカープ芸人

2015.03.22 Vol.639

「アメトーク」出演を始め、「カープ芸人」として有名なTHE GEESE(ザ・ギース)尾関高文。今や「カープを語らせたら右に出る者はいない」といっても過言ではない!? そんな尾関は今シーズン注目の選手についてはこう語る。「プレッシャーを感じずのびのびプレーをしてほしいのでホントは言いたくないんですが……、やっぱり黒田ですかね」

 今シーズンのカープといえば、8年ぶりに日本へ復帰した黒田博樹。オープン戦でも、圧倒的な存在感を示した。

「オフシーズンになると黒田の“帰ってくる詐欺”の時期だなって、ファンの間では一種の風物詩になっていたんですよ。これはもちろん深すぎる愛情の裏返し。期待しすぎるとダメだった時のショックが大きくて立ち直れなくなりますから。今年もそうだと思っていた分、帰ってくるとなった時の喜びは相当でしたね」

 もう1人、古巣へ復帰といえばかつての本塁打王、新井貴浩も注目だ。

「カープファンの間では有名な話ですが、8年ぶりに戻ってきて地元の公園でキャッチボールしていたら管理人に追い出されちゃったんです。カープの一押しスターも今は気付いてもらえず…って(笑)。でもムードメーカー的な存在で慕われていますね。一度は阪神にいってしまったんだけど、気付いたらみんなまた受け入れている。この感覚がカープファンのいいところかもしれませんね、痛みを忘れるというか(笑)」

 カープ戦の特徴といえば、応援席を真っ赤に染める熱狂的な応援と、最近話題のカープ女子だ。

「真っ赤に染まるスタンドで、赤の塊の躍動感を感じることで、野球ファンだけでなく、野球ビギナーも楽しめると思います。本当にお祭りみたいなんで! あとはユニフォームを着ている“カープ女子”もすごく可愛いんで、男性はそちらも見てください(笑)。とにかく気軽にふらっと来て、夜の球場のにおいとか、風や夏のにおいを感じてほしいですね。広島観光の際は、カープ観戦も行程に入れることをおすすめします! すぐ予約でいっぱいになっちゃうかもしれないけど、ビッグテラス席ではバーベキューをしながら野球が見られるんですから」

 仕事と天王山の試合が被ったら迷わず試合を見に行くという尾関。ファンの熱が最高潮に達しつつある広島東洋カープから、今シーズンは特に目が離せない。

今季のベイスターズはここ10年で一番いい!
ポジティブな雰囲気にあふれ、ワクワクする。

2015.03.22 Vol.639

 少年時代から熱を持って野球を見続けている、ダイノジの大谷ノブ彦。根っからの中日ファンとして知られる彼だが、今年は横浜DeNAベイスターズに熱視線を送っている。きっかけはパーソナリティーを務めるラジオ番組『キキマス!』。昨年ベイスターズを取り上げたらリスナーから熱いメールが山のように送られてきた。

「“ベイスターズのためにCSをなくさないでほしい”だとか、中畑清監督の次は3位を目指しますっていうスピーチにすごく盛り上がったとか……なんか、みなさんが自虐的で面白いんです。悪い女につかまって別れられないみたいな感じなんですよね。それがきっかけになって、今シーズンは番組をあげてベイスターズを応援していこうと決めました。それから僕もベイスターズについての本を読んだり、2月には沖縄キャンプも自腹で見に行って中畑監督が朝の散歩で歌うのも見ました。いろいろジーンとしちゃってね。ノック練習を終えた選手に“ありがとうございます”っていうのは監督じゃなくて来てくれたお客さんに対してだろってスタンドに向かってあいさつするように促したりするのなんか見たら……もう、ベイスターズが大好きになっちゃった」

 野球にもいろいろな見方があるが「今シーズンは“物語”かな」と、大谷。

「キャンプでも感じたことだけど、ベイスターズはすごくいい雰囲気なんです。チームバッティングができるようになってきているし、弱点だと思っていた左のピッチャーについても、砂田毅樹投手が調子を上げている。他の選手も育ってきてここ10年ぐらいでは一番いいチームといえるかもしれないって思います。ノッてくると勝つチームだからノリに任せて、調子が悪い時にはどうやって最小限に抑えるか。それがポイントでしょうね。今シーズン、セ・リーグは本当にどうなるか予想しがたい混戦模様で、圧倒的な最下位もいない。それと、ロペス、東野、中畑監督という元巨人の面々がどう戦っていくのかっていうのもおもしろいと思う。そう考えるとやっぱり物語でしょ。応援したいよね」

 番組ではこれまで、現場、つまり球場に行くことを推奨してきた。

「中畑監督の今年のモットーは“導(みちびく”だそうです。僕も、『キキマス!』やいろんなことを通じて、多くの人をスタジアムに導くことができたら。みんなで行って応援しましょうよ。絶対楽しいから!」

レディライクで洗練されたまなざしに

2015.03.21 Vol.639

 ビューティーツールブランド、KOBAKO(コバコ)は、直営店を構える渋谷ヒカリエShinQsのオープン3周年を記念し、限定商品「アレンジアイズキット」を4月16日(木)から数量限定で発売する。KOBAKOのNo,1ロングセラーアイテム「アイラッシュカーラー」とアイブロウの手入れに欠かせない「ツィザー」を限定デザインでセット。「アイラッシュカーラー」は「レギュラー」「センターカール」の2タイプで、“なりたいまつ毛”や目の形にあわせて選ぶことができる。リズミカルな春色&ドットにグレーをトッピング、手にとるだけで心躍るツールに仕上げた。

上坂すみれファンクラブイベント開催

2015.03.21 Vol.639

 大人気TVアニメの声優や、その主題歌を歌い、また幅広い趣味を生かしたアドリブ、そしてほかの追随を許さないロシアへの愛情、その破壊的なイラストからは想像できない甘いロリータファッションなど、多彩な個性は見るものに衝撃を与え、さらには、ミリタリーファンの一面も持ち合わせ、確固たる存在を築きあげている上坂すみれ。そんな彼女のオフィシャルファンクラブ「コルホーズの玉ねぎ畑」は、第一回ファンクラブイベントの 開催を決定。ローソン・ミニストップ店頭Loppiまたは、ローチケ.comで3月31日(火)23時59分までにファンクラブに入会(=入金完了)すると、同イベントの参加にエントリーできる。イベント詳細等はオフィシャルサイトで!

気分にまかせ、お気に入りを身にまとう

2015.03.21 Vol.639

 トラッド・カジュアルスタイルを展開する『NEWYORKER BLUE』は、ブランドデビュー1周年を迎え、初の路面店となる「NEWYORKER BLUE 原宿店」をオープンした。抜け感と居心地の良さを大事にリノベーションした空間にメンズとウィメンズ最新作を取り揃え、ブランドの発信源として展開する。2015S/Sシーズンのテーマは「Cozy」。質の良い素材、着心地を意識したパターンメイク、こだわりのディテール、楽しくなるカラーなど、春夏をポジティブに心地よく過ごすスタイルを提案する。

はちみつの概念が変わる!?

2015.03.21 Vol.639

 1886年創業、パリ発・美食のトップブランド「FAUCHON(フォション)」は、はちみつ新シリーズ「FAUCHON レシピはちみつシリーズ」を発売。FAUCHONフランス本国のヘッドシェフであるJean-Pierre Clementが考案したレシピに基づいた、それぞれの料理にあうレシピはちみつだ。甘いはちみつ以外にもナッツやトマト、スパイスが入ったユニークなはちみつが登場。パンや紅茶のお供のほか、肉や魚などの料理にもぴったり。メイン料理や隠し味に使える新感覚のはちみつは、プレゼントや手土産にも最適。味はインド風、ハーブ、ナッツ入り、プロバンス風、アプリコットの5種類。

アジア最大級のペットの祭典が開幕

2015.03.21 Vol.639

 ペット用品のトレード&フェスティバル「第15回 2015 ジャパンペットフェア」が開催される。同フェアは世界三大見本市のひとつで、東京での開催は26年ぶり。今回は「インターペット」との同時開催でかつてない大規模なペットの祭典となる。国内外から100社以上が参加。ペット業界のトレンドを発信するほか、新製品・新サービス・新技術の発表や展示をはじめ、ペットとの出会いとふれあいの場を提供する。

Krush.52 ―67kg級王者・牧平が2度目の防衛

2015.03.20 Vol.639

 立ち技格闘技「Krush.52」(14日、東京・後楽園ホール)で開催された「Krush -67kg級タイトルマッチ」で王者・牧平圭太がドローながら、挑戦者・渡部大基を退け2度目の防衛に成功した。

 1R開始早々から、プレッシャーをかけ前に出てくる渡部が主導権を握る。牧平はロープを背にする展開が続くが、要所ではロー、ミドルキックで渡部の攻撃を止める。渡部は「悪い癖が出てしまった」と試合後に語ったように、優勢に試合を進めるあまりパンチが大振りに。3Rはスタミナをロスし牧平の蹴りのえじきとなる場面もあった。3R戦って三者三様のドロー。延長戦もジャッジの1人が渡部に入れたものの2人がドロー。牧平が執念でベルトを守った。

 渡部は試合後「ツメが甘かった」とがっくりと肩を落とした。しかし「ドローも負け。負けたままではいられない。やり返したい」とリベンジを誓った。一方、牧平も16日に行われた会見では「決着もつけないといけないし、今は正直、他にやりたいと思う選手は日本人ではいないんで、またどこかのタイミングでやるだろうなと思います」と語った。

 今大会からスタートした「-58kg WILDRUSH League 2015」では朝久裕貴と小澤海斗は判定勝利で勝ち点2、翔也はKO勝利で勝ち点3を獲得した。

サッカー日本代表新監督にハリルホジッチ氏が就任

2015.03.20 Vol.639

 日本サッカー協会は12日の理事会で、日本代表監督にヴァイッド・ハリルホジッチ氏(62)の就任を承認。約1カ月にわたる指揮官不在の状態に終止符が打たれた。

 同氏は13日に来日。東京都内のホテルで就任記者会見が行われた。

 会見では冒頭日本語で「コンニチワ」と挨拶。そして「第1の目標はロシア・ワールドカップ出場。さらにワールドカップに出場するだけでなく、さらに上を目指したい。グループリーグを突破して、決勝トーナメントに進出する。そのクオリティーを日本は持っている」と語った。そして「成功を得るためには少し時間が必要」と言いながらも「私は要求が高いし、負けることも大嫌い。私は最初に口にすることは“勝利”だ。世界で一番強いチームと対戦するときも、『勝つトライをしよう』。トライをせずに負けることが最悪なこと。3月に2試合あるが、絶対に勝利しなければいけない。ネガティブなことを言うのは嫌いだ。夏には大事な試合(W杯アジア2次予選)がある。まず3月の2試合をワールドカップ出場への最高の試合にしたい」と勝利への並々ならぬ意欲を見せた。
 会見後フォトセッションに移る間際にも改めて日本語で「アリガトウ」と挨拶するなど、随所に早く日本へ溶け込もうという気持ちがにじみ出ていた会見だった。

 会見の翌日から精力的にJリーグなどの試合を視察したハリルホジッチ監督は19日、チュニジア代表戦(27日)とウズベキスタン代表戦(31日)の代表メンバー31人とバックアップメンバー12人を発表した。G大阪のDF藤巻が初選出され、昨年、G大阪の優勝に大きく貢献したFW宇佐美を久々の選出。同じくG大阪のベテラン遠藤保仁は選出されなかった。

 監督は選考について「怪我をしてプレーできない選手も、どんな状態かを知るため、そして我々の目的も知ってほしいので一緒にいてほしい」と説明。基本的には「各ポジションで競争してほしい。前もって決まったベストメンバーはいない。時期によってパフォーマンスも変わるので、そのときの状態を見てベストパフォーマンスの選手を呼んでいきたい」ということのようだ。遠藤を招集しなかったことについては、「ロシアW杯を目指した選考」と説明。しかし後半の質疑応答時には「大事な試合で遠藤が必要なときは呼びたい」とも語った。

KEY WORD で見るニュース 2015.3.6〜3.19 

2015.03.20 Vol.639

出生後3カ月規定
 外国で出生し外国籍と日本国籍を持つ子が、出生後3カ月以内に意思表示をしなければ日本国籍を失うとする国籍法12条が違憲として、日本人の父を持つフィリピン人15人が国籍の確認を求めた訴訟の上告審判決で最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は10日、「形骸化した国籍や多重国籍を回避するという立法目的は、法の下の平等を定めた憲法には違反しない」として同規定を合憲とする初の判断を示した上で、原告側の上告を棄却した。

アジアインフラ投資銀行(AIIB)
 中国主導で年内にも創設される見通しの国際金融機関。日米主導の世界銀行やアジア開発銀行の対抗馬と目されている。英国が12日、G7で初めて参加を申請。17日にはドイツ、フランス、イタリアの3カ国が参加を申請すると発表した。その他の西側諸国では、ニュージーランドが参加表明済みで、オーストラリアが検討中。中国は、カナダや韓国にも働きかけている。
 米国は参加を決めた英国を、米国が強く批判。「事実上、米国に相談はなかった」とも明かして不快感を表明した。日本は16日、現段階では参加を見送る方針を固めた。借り入れ国の返済能力を超える巨額の融資が行われた場合、別の国際機関に損害を与える恐れがあることなどが理由。

免震ゴム
 鋼板と薄いゴムを交互に重ね合わせて製造されたもので、ビルなどの建物の基礎部分に取り付けることで、地震の揺れを小さくする効果がある。13日に全国シェア3〜4%の東洋ゴム工業が出荷した建築物用の免震ゴムの一部で、建物の揺れを抑える性能が基準を満たしていない製品が見つかったと発表した。国交省は同日付で免震ゴムの認定を取り消した。
 16日には、横浜市の施設や茨城県内の消防庁舎などでも、国の性能基準を満たしていない免震ゴムが使われていることが発覚。神奈川県文化課は、横浜市中区の神奈川芸術劇場(KAAT)に82基が使われていたと発表。KAATは県とNHK横浜放送局の合同施設で平成23年に開館している。

暴力団減少
 平成26年末時点の全国の暴力団勢力は約5万3500人で16年以降、10年連続で減少したことが12日、警察庁のまとめで分かった。前年より約5100人減少し、5年連続で過去最少を更新した。摘発人数は傷害や恐喝事件が減少する一方で詐欺事件が大幅に増加。警察庁幹部は「暴力団が振り込め詐欺に資金を求めている」と警戒している。
 警察庁によると、暴力団対策法が施行された4年は9万人以上だったが、9年以降は8万人台で横ばい状態が続いていた。しかし、全国で暴力団排除条例が相次いで施行されたこともあり22年以降は年々、大幅に減少している。

今週の一言 2015.3.23〜2015.3.19

2015.03.20 Vol.639

 夫の首を絞め殺人未遂容疑で現行犯逮捕された西山三枝容疑者「ホワイトデーのお返しをくれなかったことに腹が立ち、嫌がらせをしようとした。殺すつもりはなかった」(供述)
→ホワイトデー怖すぎ。

 交際女性殺害で殺人罪で起訴された大阪府警阿倍野署の元巡査長、水内貴士被告の上司の愛甲哲也署長が遺族に向かって「私も当然悪いですけど、まず、おわびを言うてもらうのは水内の両親ではなかろうかなと」(2月5日、遺族との面会の時に)→取り調べ中に容疑者がこんなすっとぼけたこと言ったら殴るんだろう。

 NHKの籾井勝人会長が1月2日の私的なゴルフの際のハイヤー代支払問題について「請求があって金額が分かった時点で代金を支払った」(16日の参院予算委員会で)
→最初から現ナマで払えよ。

 昨季限りでDeNAを退団した中村紀洋内野手「日本球界に恩返しがしたい」(14日、関西ローカルの情報番組「せやねん!」で)
→まだ恩返し終わってないんか。

 男子マラソンの川内優輝が世界選手権女子マラソンの代表選考について「優勝して選ばれないというのはどうなんでしょうか…」(13日、ソウルで)
→ド正論。

Copyrighted Image