サントリー宣伝部出身者を中心に設立された広告会社サン・アドが、創立50周年を記念して展覧会を開催する。創立時には開高健、山口瞳、柳原良平らが在籍。数々の話題となったTVCM、ポスター、新聞広告などを制作してきた。今回、それ以外にもWebデザイン、パッケージデザイン、プロダクトに至るまで多岐にわたる作品群や同社の今と未来を感じられる企画を一堂に展示。テーマの「Orange!」のようにみずみずしくほとばしるエネルギーが感じられる展覧会だ。
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『ホットロード』三木孝浩監督が語る能年&登坂の魅力
「僕が本作の企画を頂いたときには、すでに能年玲奈さんと登坂広臣くんの名前が挙がっていたんです。当時は『あまちゃん』も放送前で、2人とも俳優としてはほぼ新人だったから驚いたんですけど、紡木先生が“この2人なら”とおっしゃったと聞いて興味が出たんですよね。実際にリハーサルして納得しました。この2人のまなざしが和希と春山に重なるんです。この2人を演じるには、見た目だけではダメ。出会いの場面のように、心を閉ざしながらも魂をぶつけるような目が必要だったんです。能年さんの目は、逆に見ているほうが心を見透かされているような感覚に陥るんですよね。登坂くんにしても、役者としてまっさらだったからこそ、全身で春山になりきってくれたと思います。フレッシュな2人だったから、気持ちをぶつけ合う和希と春山の一途さ、もどかしさが、よりリアルに伝わった気がします。思いを伝えあう難しさは恋愛でも友情でも家族でも同じ。みんな、コミュニケーションで悩むんです。だからこそ、本気で思いをぶつけ合おうとする和希たちの姿に、引かれるんだと思います」
監督が青春恋愛映画の名手と呼ばれる理由もここにある。
「気持ちを伝えたいけど伝わらないというもどかしさは、恋愛で見せるのが一番分かりやすいと思うんです。恋愛映画ってけっこうコミュニケーションの勉強になるんです。あと僕は、未完成な人が好きなんですよね。自分の魅力にまだ無自覚な人、自分をとらえきれずもがいている人の姿に、人間らしい魅力を感じる。だから映画の中でもそういうキャラクターを描くのが好きですし、役者さんにしても、みんなや本人が気づいていない魅力を自分が引き出したいという気持ちはあります。本作でも、これまで見たことがない能年さんと登坂くんを見せることができたのでは、と思っているので、そんなところも見てもらえたらうれしいです」
9.20「UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014」開催 五味隆典 インタビュー
さいたまスーパーアリーナで9月20日(土)に開催される総合格闘技イベント「UFC FIG
HT NIGHT JAPAN 2014」に出場する五味隆典。対戦相手は13戦無敗の記録更新中のマイルズ・ジュリー。特に注目の高いカードとなった試合を控えた五味が意気込みを語る。
東北から東京へ、そして未来へ走れ!
東北から東京まで1200kmの道のりをたすきでつなぎ、リレー形式で走り抜けた15日間が終了。7日、お台場で感動のゴールを迎えた。
登坂広臣「メンバーのサポートなしに100%の力で挑めなかった」
三代目 J Soul Brothersのボーカルとして活躍する登坂広臣が初めて演技に挑戦した映画『ホットロード』が公開中。熱狂的なファンを持つ漫画が原作の同作品で登坂は、NHK朝の連続ドラマ『あまちゃん』で一躍トップ女優となった能年玲奈と共演。伝説の漫画原作の実写化、そして国民的女優の映画初主演作品ということで話題を集めている。初めての芝居に加え、世間が注目する作品へ出演することについて、今率直にその本音を語る。
UFC日本大会全カード発表 ハント、五味、堀口…KO決着必至のカードがずらり
世界最大級の総合格闘技イベント『UFC』。その約1年半ぶりの日本での開催となる『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014』(9月20日、さいたまスーパーアリーナ)の全対戦カードが11日発表された。
メーンはマーク・ハントとロイ・ネルソンのヘビー級戦(5分×5R)。ハントは2001年のK−1WORLD GPを優勝。その後、PRIDEなどでも戦ったことからご存知のファンも多いだろう。2010年にUFCに参戦して以降着実に白星を重ね現在ヘビー級の8位にランクされ、ベルトが手に届く位置までやってきた。
過去2回の日本大会ではともにKOで勝利、日本のファンを熱狂させた。
対するネルソンはMMA21勝9敗の実績を誇り、現在ヘビー級の9位。6月に来日し会見を行った際にはプロモーションも兼ねて大相撲の出羽の海部屋に出げいこに出掛け、まわしをつけて稽古に参加するようなキャラクターなのだが、実力は折り紙つき。ミルコ・クロコップ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラという日本でもおなじみの実力者に完勝している。
ともに強打の持ち主で打たれ強さにも定評がある。ヘビー級の王座を狙う立場ではあるが、試合が始まってしまえば細かいことは気にせず目の前の相手を叩き潰すことに集中する2人だけに、空前絶後の打撃戦になることは間違いない。
今大会はメーン以外の11試合すべてに日本人、もしくは日本にゆかりのある選手が出場する。
最も注目を集めるのはやはり五味隆典。五味はUFCにおいては4勝4敗なのだが、昨年の日本大会での不可解な判定負けがあり、実質現在4連勝といっても過言ではない。6月の会見でもUFCのデイナ・ホワイト社長に「日本のファンが納得する相手を用意してほしい」と要求。そして用意された相手はMMAで13連勝中、UFCでも4連勝中の超新星マイルズ・ジュリーだ。ジュリーはライト級の9位に位置するトップファイター。勝てば五味のランキング入りも確実で、念願の王座も見えてくる。
日本人女子で初めてのUFCファイターとなった中井りんにも注目が集まる。中井はデビュー以来、16勝1分け。満を持しての参戦となる。対戦するミーシャ・テイトは女子バンタム級2位の強豪。一筋縄ではいかないどころか、キャリア初の敗戦もありうる戦いだ。しかし勝利した場合は王座挑戦も時間の問題。多くの男子の日本人格闘家が目指し夢破れてきたUFCの王座を女子の中井がひょいとさらっていってしまうかもしれない。
修斗の世界王者という実績を引っ提げ、昨年10月にUFCに参戦し、ここまで2連勝を飾っている堀口恭司は当初ランク上位のクリス・カリアソとの対戦が予定されていたが、カリアソが8月31日のUFC 177で世界フライ級王者デメトリウス・ジョンソンへの挑戦が決まってしまったため、ジョン・デロスレイエスと対戦することとなった。しかしデロスレイエスはMMAでの7勝はすべてKOもしくはサブミッションによる完全決着で、5試合を1ラウンドで勝利というアグレッシブなファイター。ランキング外とはいえ油断のならない選手だ。
このほかにも、初代戦極フェザー級王者の金原正徳が念願のUFCデビュー、秋山成勲の2年半ぶりの復帰戦など見どころの多いカードが揃っている。
今週の一言 2014.8.1〜2014.8.14
LINEで中学生ともめた山本景大阪府議「私が中学生に対して使った言葉は、大人が子どもに使う言葉としては不適切でした」(9日、自身のブログで)
→「徹底的にやる」とかは大人に対しても…。
スイス1部バーゼルで移籍後初ゴールをあげた柿谷曜一朗について「すしボンバー」(スイス全国紙のブリック)
→高原にもそんなニックネームついてたな。日本人というとまだそんなイメージなのか…。
サッカー日本代表のアギーレ新監督「すべてのプレーヤーにドアは空いている」(11日の就任会見で)
→シンプルだけど、選手にとっては心強い言葉。
夏の甲子園1回戦、セカンドの判断ミスで敗れた市和歌山の赤尾投手「いっぱい助けてもらってきたので、最後の守備は仕方ない」(13日の試合後)
→仕方ない。これだけ暑けりゃ判断力も鈍るわ。
笹井芳樹氏の自殺について、理研広報室「再発防止のため、笹井氏への対応が適切だったか速やかに検証する」
→小保方さんにはすぐにスタッフを2人つけたのに、笹井氏には辞任も認めず、心理面のサポートもせず…。どの口が言ってるんだか…。
ビートたけし、新CMは「映画よりも時間かかってる」
お笑い芸人のビートたけしが12日、都内で行われたカルビーの新CM発表会に出席した。『ちびまる子ちゃん』などを手掛ける漫画家のさくらももことタッグを組み、たけしが原作と監修を担当する新CMは、下町喜劇を設定としたアニメーション。「アミタイツのおじさん」など全28体のユニークなキャラクターが登場し、ストーリーを紡ぐ。たけしは、「映画にも時間の制限があるけど、(CMは)15秒、30秒で、商品を出して、落としをつけ笑わせようっていうのは…。アイデアを出してるだけだけど、裏をやっている人が大変だろうな」と、スタッフをねぎらった。また、「久々にネタは頑張って作ったよ。映画の脚本よりも時間をかけている」とも話した。
アニメーションCMであることから、アニメーション映画を制作する可能性について聞かれ、「せんとみつおの金隠し、とかな」。この日、MCを務めたガダルカナル・タカは「ジブリの人は見てないと思いますけど…」と、慌てていた。
会見には、唯一のタレント枠でCMに出演した、お笑い芸人の三又又三も出席した。CMはオンエア中。
日大鶴ケ丘初戦で敗れる
台風11号の影響で開幕が2日順延となった「第96回全国高校野球大会」が11日に開幕した。西東京代表の日大鶴ケ丘は第1日(11日)の第3試合で富山商(富山)と対戦。6回までに2点を奪われ、打線も富山商のエース森田を最後まで打ち崩せず、0−2で敗れた。
ファン不在!! セパ交流戦来季から18試合制に
2004年の球界再編を機に導入されたプロ野球の交流戦が来年から現状の1チーム24試合から18試合に削減されることが12球団の代表者会議で11日決まった。
24試合制では各カード4試合(ホーム、ビジター各2試合)だったが、18試合制では各カード3試合となり、隔年で本拠地と敵地で3連戦を戦う形に変わる。
セ・リーグは日程消化の危機を理由にパ・リーグに18試合制への削減を迫った。39日間を要する24試合制は試合のない日が15日あり、「3連戦に比べてロスが生じる。リーグ戦打ち切りの危機に直面する」と主張した。これ以上の協議の引き延ばしは、来季の交流戦の開催が危ぶまれる可能性も浮上し、最終的にパが折れる形となった。表向きは日程の問題にしているが、セは、パに“預けた”人気カードを取り戻したかったのも本音だろう。
ましてや本拠地と敵地が隔年となり、公平性が保たれないのは明白。ファンも24試合制を支持する声が多く、またもや“ファン無視”での決定となった。
超満員札止め「Krush.44」武尊防衛 卜部兄弟が揃って勝利
今大会はメーンの「Krush−58kg級タイトルマッチ」、「Krush−60kg級タイトルマッチ」への挑戦権をかけたスーパーファイト2試合など豪華なラインアップが並び、指定席・立見席が早々に完売。当日券も出ないという超満員札止めの1950人の観衆が集まった。
メーンでは王者・武尊が鈴木雄三を迎え撃ち2度目の防衛戦。2人は昨年行われた王座決定トーナメントの準決勝で戦い、武尊が判定勝ちを収めている。互いの格闘技に対するポリシーの違いもあって、試合前からファンもヒート。異様な熱気の中、ゴングが鳴る。
武尊が1R終盤、カウンターの左フックでダウンを奪うと試合は武尊のペースに。2R終盤にはヒザから右ストレート、左フックで2度目のダウンを奪い、ジャッジ三者とも30−25の3−0の判定で完勝した。
スーパーファイトでは「卜部弘嵩vs.山本真弘」「卜部功也vs.翔・センチャイジム」の2試合が行われた。この2試合で「一番いい勝ちっぷりをした選手」が大月晴明が持つ「Krush−60kg級」のベルトへの挑戦権を獲得するとあって、その“勝ち方”にも注目が集まった。
1試合目は弟・功也が.翔を迎え撃つ。翔はかつてKrushに参戦し、その後ムエタイに主戦場を移し、NJKFライト級のベルトも腰に巻いた。試合前も「最近のKrushはみんな同じような戦い方をしてつまらない。これがムエタイ、ニューKrushだという試合をしたい」と豪語していた。しかしこの日は功也が翔を圧倒する。1Rからプレッシャーをかけて翔をコーナーに詰め連打を浴びせる。自分のペースがつかめない翔に対し、功也は面白いように右ジャブ、左ミドルキック、左ストレートとヒットさせ着実にポイントと体力を奪っていく。3Rになってもう後がない翔は積極的に出てくるが、功也はその攻撃を交わすと、右ジャブからやや前かがみになった翔に強烈な左ハイキックを一閃。うつぶせに倒れぴくりとも動かない翔を見てレフェリーが即座に試合を止めた。