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“2015年のヒット人”クマムシ、狙うは紅白と流行語大賞 

2015.11.06 Vol.654

 月刊情報誌『日経トレンディ』(日経BP社)の2015年ヒット商品・2016年のヒット予測発表イベントが3日、都内にて行われ、同誌が選ぶ『2015年のヒット人』に選出されたお笑いコンビ・クマムシらが登壇した。

 赤いシャツと白のスーツという“紅白ファッション”で登場したクマムシの長谷川俊輔と佐藤大樹。歌ネタの“あったかいんだから〜”をヒットさせた2人。紅白を意識しているをかという質問に長谷川は「否定はできない」と語り、曲中で“YES”と合いの手を入れるだけの佐藤も「“YES”のみでニューヨークから中継出演したい」。さらに2人は流行語大賞も狙っているようで、長谷川は「今年しかチャンスが無いので」と力を込めた。ちなみにヒット曲の印税は2人で折半しているとのこと。

 会見には、同じく“今年のヒット人”としてモデルの藤田ニコル、“同誌が選ぶ注目の人”として俳優・満島真之介が登場。“2016年の顔”に選ばれた女優・門脇麦は急性喉頭蓋炎(こうとうがいえん)のため欠席した。

内村が個人総合6連覇 男子団体総合は37年ぶりの優勝

2015.11.06 Vol.654

 体操の世界選手権が英国のグラスゴーで10月23日~11月1日の日程で行われた。

日本は第6日(10月28日)に行われた男子団体総合で270.818点で1978年ストラスブール大会以来、37年ぶりの優勝を飾った。世界大会では2004年アテネ五輪以来の金メダル獲得。

 予選の上位8チームが各種目3人の合計点で競った決勝。日本は内村航平、田中佑典、加藤凌平、早坂尚人、萱(かや)和磨、白井健三のメンバーで出場。内村が予選の床運動でトーマス(後ろとび1回半ひねり前方かかえ込み宙返り転)の着地に失敗し、床に頭を強打し首を痛めるなど不安はあった。しかし、序盤の床運動、あん馬で高得点をそろえ、最終種目の鉄棒の田中、内村が落下するなどのミスを補い、逃げ切った。

 日ごろから団体での優勝にこだわってきたエースの内村は試合後「ずっと2位だったのを塗り替えられた。(2020年)東京五輪の世代も衝撃を受けたと思う。伝統はやっぱり団体の金メダルというのを知ってくれたかな」と話した。

 また内村は第8日(10月30日)に行われた男子個人総合では6種目合計92.332点を挙げ、自身の史上最多記録を更新する6連覇を果たした。

 5種目終了時点で森泉コーチが暫定トップの内村と2位との点差を計算し余裕があると判断。離れ技のカッシーナを抜き“美しさ”にこだわりフィニッシュした。

 テレビカメラに向かって数を数えるように1本、2本と指を広げ、最後に「6」を示した。このポーズについて内村は「『片手じゃ収まらないよ』とやっておこうと思って」と笑顔で語った。

 今大会、男子は団体総合、個人総合、種目別の床運動の白井、鉄棒で内村が金。種目別のあん馬で萱が銅と、計金メダル4個、銅メダル1個を獲得した。

 リオデジャネイロ五輪に向け、水鳥寿思監督はEスコア(実施点)で評価されたと分析し、「世界のトップに立った自信が選手についた」と述べた。ただ、3位の中国は日本よりDスコア(演技価値点)が高く、「実力を出し切っての結果とは思えない」と警戒した。

 女子はメダルこそなかったものの団体5位。村上茉愛と寺本明日香が個人総合でトップ10入りして健闘した。

RIZIN サワーと自演乙がMMAルールで対戦

2015.11.06 Vol.654

 年末に開催される格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS』(12月29~31日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カード4試合が4日、発表された。

 目を引くのが長島☆自演乙☆雄一郎vsアンディ・サワーの一戦。K-1 MAXで活躍した両者だが、今回は総合ルールでの対戦となる。
 長島は「アンディと僕でしかできないような謎めいた試合をしたい」とコメント。このコメントも含め、予測不可能な試合となった。また総合格闘技初挑戦となるシュートボクシング(SB)女子フライ級王者のRENAはイタリアのキックボクサー、イリアーナ・ヴェレンティーノと対戦。

 RENAは「MMAの技術も進化しているので、あっと驚くようなことをしたい。飛びつき腕十字とかにも挑戦したい」とこちらもどんな試合になるのか全く予想もつかない。

 またDEEPフライ級王者の元谷友貴が韓国のチョ・ナムジンと対戦。元谷は「相手は韓国の№1。自分は日本の№1と思って戦います」と言えば、高田延彦統括本部長は「勝ったほうがアジア№1といっても差し支えない」と太鼓判を押した。DJ.taiki vs高谷裕之についてはDJ.taikiが「“不良vsオタク”という図式を作りたいんでしょうが、僕はゆかりん(声優の田村ゆかり)にしか興味はないので、オタクではありません」としたうえで、「見た目が弱そうでも、刺青が入っているような怖そうな人にも勝てるというところを見てほしい」と独特な表現で意気込みを語った。

工藤監督率いるソフトバンクが2年連続7度目の日本一

2015.11.05 Vol.654

 プロ野球の日本シリーズはソフトバンクが4勝1敗でヤクルトを退け、2年連続7度目の日本一に輝いた。
 工藤公康監督は史上10人目となる新人監督によるシリーズ制覇を成し遂げた。
 シリーズが始まる前から「ソフトバンク有利」の見方が多い中、直前になって主将で4番の内川のケガが発覚。欠場となったが厚い選手層で内川の穴をカバー。福岡での1、2戦を連勝し、神宮に乗り込んできた。

 しかし第3戦でヤクルトの山田に1試合3本塁打を打たれ、8-4で完敗。一瞬嫌なムードが漂ったものの、続く第4戦は内川に代わり4番に座る李大浩が3安打4打点の大活躍。前日に勢いづかせてしまった山田を完璧に抑え込み、6-4で競り勝ち王手をかける。第5戦も4回1死三塁で李が先制2ラン。左翼ポール際の際どい当たりにヤクルトの真中監督が抗議。シリーズ史上初のビデオ判定が行われたが、判定は覆らず、ヤクルトの出鼻をくじくとそのまま5-0で日本一に輝いた。

 李は第1戦で3安打、第2戦は試合の均衡を破る1号2ラン、第4戦は先制打を含む4打点、そして第5戦は先制2ランと、5試合で打率5割、2本塁打、8打点の活躍でMVPに輝いた。
 工藤監督は「重圧をよくはねのけてくれた。僕がみんなを胴上げしたい」と選手たちをねぎらった。

秋元才加、武井壮がアスリートとして出場を宣言!?

2015.11.04 Vol.653

 2015年に関西で開催される世界最高峰の生涯スポーツ世界大会「関西ワールドマスターズゲームズ2021」の首都圏初のキックオフ記者発表会が開催2021日前の11月1日に東京秋葉原で開催された。

 ワールドマスターズゲームズとは、1985年より開催された4年に1度の原則30歳以上のスポーツ愛好家であれば誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会で、10回目となる2021年にアジア初、日本の関西で開催される。当日はゲストとして、陸上競技・十種競技の元日本チャンピオン、そして2015年8月に世界マスターズ陸上の4×100mリレーのM40クラスで金メダルを獲得したタレントの武井壮さん、東京マラソンに出場し完走を果たした女優の秋元才加さんが登場。

 秋元さんは、ワールドマスターズゲームズについては知らなかったが、年齢を問わずに参加できるという事を知り、より多くの人に知ってもらって、ぜひ参加して欲しいと語り、自分でも射撃、トライアスロン、ゴルフに出場したいと語った。

 武井さんは、出場に資格は不要で、年齢別に競える大会なので、多くのスポーツを愛する人たちにワールドマスターズゲームズを知ってもらって、参加して欲しい、自分は出来るなら全種目に出場して金メダルを獲得したいと語った。

 また、体力測定として二人が閉眼片足立ちに挑戦。秋元さんは、平均値の56秒をクリアしたが、自身があると豪語していた武井さんは21秒で失敗、是非マスターズゲームズの種目に入れてもらってリベンジを果たしたいと熱望した。

「関西ワールドマスターズゲームズ2021」は6年後の2021年に関西で開催される。

新極真会『全世界空手道選手権大会』 島本が初優勝 王座流出の危機救う

2015.11.02 Vol.653

 4年に一度のフルコンタクト空手世界最高峰の大会『第11回オープントーナメント 全世界空手道選手権大会』(新極真会主催)の最終日が11月1日、東京・千駄ヶ谷の東京体育館で開催された。
 男子は日本の島本雄二、女子はハンガリーのチェンゲ・ジェペシがともに初優勝を果たした。

 島本は4回戦でタマス・ポポヴィッチ(ハンガリー)、5回戦で藤原将二郎(日本)、準々決勝ではマシエ・マズール(ポーランド)を、準決勝ではルーカス・クビリウス(リトアニア)を破り決勝進出。

 決勝に上がってきたのは準決勝で前田勝汰(日本)を破った日本の入来建武。昨年の全日本選手権決勝と同じ組み合わせ。入来はここで勝てば史上最年少優勝の記録がかかっていたが、島本は2度の延長の末、最後の判定でも3-2という際どい勝負をものにした。

 第1シードで優勝候補だったヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア)は5回戦で前田に敗れ姿を消した。前田は準決勝まで進出。敢闘賞を受賞した。

10・31『全世界空手道選手権大会』初日 王座流出の危機!! 男子は期待の山本ら9人が敗退

2015.10.31 Vol.653

 4年に一度のフルコンタクト空手世界最高峰の大会『第11回オープントーナメント 全世界空手道選手権大会』(新極真会主催)の第1日が東京・千駄ヶ谷の東京体育館で10月31日に開催された。
 男子164人、女子43人がトーナメントで優勝を争うこの大会。「伝統継承・王座死守」を合言葉に臨んだ日本勢。男子は22名が出場したが、この日行われた3回戦までに9名が姿を消した。その中には加藤大喜、山本和也といった活躍が期待された選手たちもおり、王座死守に暗雲が漂った。
 しかしエースでシード選手である島本雄二、史上最年少世界王者を目指す入来建武が安定した強さを見せ勝ち上がった。巨漢の落合光星も3回戦では上段回し蹴りで一本勝ちを収めるなど絶好調。また軽量級の前田優輝と勝汰も「小よく大を制し」2日目に勝ち残るなど、2日目に期待をつないだ。
 9名が参加した女子は、この日2回戦まで行われ、シードでエースと目された加藤小也香がまさかの初戦敗退。前回覇者の将口恵美も延長の末の勝ち上がりと不安を残したが、16歳の南原朱里が大きい相手に対しても最後まで動きを止めることなく、果敢に攻め抜き2連勝。若さと勢いで台風の目になりそうだ。
 決勝は11月1日に行われる。

ジェットスター・ジャパン、ファミマでも航空券予約・販売へ

2015.10.27 Vol.653

 LCC大手のジェットスター・ジャパンとファミリーマートは27日、ファミリーマートのマルチメディア情報端末「Famiポート」で、ジェットスター・ジャパンの航空券の予約と販売をスタートさせることを発表した。これによって、同社が就航する国内外の航空券の予約から決済が可能になる。また、ファミリーマート店頭で現金またはファミマTカードでの支払いが可能になる。サービスは11月10日スタート。

桐谷美玲がサイテー!で「貴重な体験」

2015.10.27 Vol.653

 桐谷美玲が27日、都内で行われたジェットスター・ジャパン事業戦略発表会に出席した。自身が出演する最新CMが初披露され、「サイテー!価格で最高の旅を楽しんで」と、PRした。

 新CMは、同社が成田、関西、中部から台北へ新規に路線をスタートさせるのに合わせて、最も低価格で快適な空の旅を提供することをPRするもの。人気子役の篠川桃音とともに、「サイテー!サイテー!」と叫びながら空港をかっぽするというユニークな内容だ。

 桐谷は「こんなにサイテー!ということはないので貴重な体験でした。ちょっとすっきりしました」と、笑顔でコメント。篠川はさらに幼い時に共演したことからあこがれているという桐谷と本CMで再会。「初めてハイヒールを履いてがんばりました」と、撮影を振り返った。

 桐谷は台北には「仕事で1~2回行ったことがある」といい、「ごはんがおいしいですよね。合間に食べるおかゆ、小籠包、夜市の屋台の食べ物…おいしかった」。さらに、「マッサージもすごくよかったです」と続け、台北を満喫しているようだった。

 同社は、台北路線の就航に合わせて、特別セールを実施。成田、関西、中部の各空港を発着する台北全3路線において、片道990円、もしくは片道2990円を座席数限定で発売する。販売期間は10月28日午前10時~11月2日午前10時まで。搭乗期間は11月27日~2016年7月14日。年末年始、ゴールデンウイークなどセール運賃が適用されない日やフライトがある。

 台北路線の就航は、成田発着が11月27日、関西発着が12月11日、中部発着が12月12日。

代々木にオシャレ小学生&中学生が集結!

2015.10.27 Vol.653

 アジア最大級のジュニアのためのファッション&音楽&ダンスイベント「JuniAward 2015 AUTUMN/WINTER」が25日、東京代々木競技場にて開催された。

 ステージではプロと見間違えるようなオシャレな衣装とヘアメイクをした小学生から中学生の一般モデルが登場し、ランウェイを練り歩いた。またタレントのローラさんや、辻希美さん、乙葉さんの他、ティーンに人気のモデル藤田ニコルさんや、ペコちゃんことオクヒラテツコさんがゲストで登場、その度に会場からは大きな歓声が上がった。更にアーティストライブとして、イギリスのオーディション番組でメジャーデビューを果たし、イギリスチャートベスト10入りした話題のデュオ『Bars & Melody』が国内イベントとして初登場! 熱狂的なファンからの黄色い歓声と共に会場全体がコンサート会場の様な盛り上がりを見せた。

11・22「ZST.49」に星野勇二と謎のマスクマン、エル・リバーサルが参戦

2015.10.27 Vol.653

 総合格闘技ZSTが26日、会見を開き『ZST.49~旗揚げ13周年記念大会~』(11月22日、東京・ディファ有明)に初代CAGE FORCE フェザー級王者・星野勇二が参戦することを発表した。
 星野はZST初参戦。謎のマスクマン、エル・リバーサルとタッグを組み、宇野薫、植松直哉組が持つ、GTタッグ王座への挑戦を視野にグラップリングタッグ戦線に名乗りを上げた。
 この日はリバーサルを伴っての会見。
 星野はリバーサルについて「パートナーを探していたのだが、思い当たるいい選手がいなかった。そんな時に、道場の回りにマスクをかぶったおかしな奴がいて、声をかけてみたら“試合をやってみたい”とのことだったので、“一緒にやろう”ということになった」と説明。
 リバーサルは自らについて、上原譲ZSTプロデューサーを通じて「メキシコ出身の選手」と主張。
 その正体について上原氏は「以前、ZSTに上がってくれていた選手じゃないかと思っている。今回、星野選手が連れてきてくれて感謝している。かつて僕の中では、このエル・リバーサル選手をZSTのエースとしてやっていきたいと思っていたので、本当は素顔でやっていただいたほうがいいんじゃないかと思うんですが…。今回は覆面選手ということで…」と遠回しな表現で予測。会見の後半には「宇野薫選手に非常に可愛がられていた選手だと思うんです。所英男との試合とか、非常に良かったと思います」と漏らした。
 星野も「動きはメキシコ仕込みなのかすごくいいんですが、特に必殺技のGO2SLEEPですか? むちゃくちゃ光っていますね。寝技に関しても、全体的になんでもできる選手だと思っているので穴はない。逆にどれを見せてくるのかというのは難しい」とその正体が分かるヒントをポロリ。
 対戦相手は未定だが、25日に行われた「全日本グラップリング選手権」に出場した選手も含め調整中。またこの試合に勝てば宇野、植松組への挑戦も「実力的にはそれに値する、実現したらワクワクする試合にはなる。未決定ですが、視野には入れています」(上原氏)とのことで、今後の展開に注目が集まる。

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