SearchSearch

佐藤健が初舞台でロミオ 石原に「そのつもりで行く」

2012.02.27 Vol.542
ph_show0300.jpg

 佐藤健と石原さとみが共演する舞台『ロミオ&ジュリエット』の製作発表が21日、都内で行われた。この作品で初舞台を踏む佐藤は「『ロミオ&ジュリエット』といえばこの作品といわれるようにやりたい」と意気込みを語った。

 周囲に反対されながらも自分たちの愛を貫く若者たちの姿を描く。この作品で共演したことがきっかけで急接近したカップルもあることから、報道陣から「疑似恋愛のようなことも起きるのでは?」と質問が飛ぶと、佐藤は、「僕はそのつもりで行きますけど、石原さんにシャットアウトされるのでは......」。石原は「そんなこと!」と苦笑いだった。

 佐藤は、ロンドンでワークショップに参加するなど準備を着々と進めている。「誰が見ても理解したり共感できる、恋人や大切な人がいる方はより相手をいとおしく思える、いない人は恋をしたくなる。そんな作品にしたい」と話した。

 演出のジョナサン・マンビィは「自分たちの作品を作る」とヤル気。石原も「出会いの仮面舞踏会がすごい」。

 5月2〜27日まで赤坂ACTシアターで。大阪公演もある。チケットは発売中。


武田真治 インタビュー「こんなにずっと脱いでたっけ?」

2012.02.27 Vol.542

その魅力、危険すぎ!

人気の男優と女性写真家が毎回刺激的なコラボを繰り広げる「月刊MEN」シリーズ。今回は蜷川実花×武田真治!

「まず感じたのは驚きでしたね。こんなにずっと脱いでたっけ?と(笑)」

ph_inter0100.jpg

ヘアメイク・Machiko Horie スタイリスト・Shinya Itoh(ATHENA) 撮影・蔦野裕

 蜷川実花×武田真治…これは、大人同士ならではの刺激が期待できそう…と思っていたら、いきなり表紙でノックアウトされてしまった。でも、当の本人も驚いたというのは一体…?

「実は、当初の方向性は大人の男性のオンとオフ、というものだったんです。大人っぽいものもありナチュラルなものもあり、という。僕ももう40歳になるしパパ的なイメージもいいなと思って、下北沢で散歩したり、よその子と遊んだりしている写真とか、けっこう撮ったんですけどね。上がってきたものを見たら、ほぼ半裸か全裸で…あれ、セーター着て散歩したくだりが一切無いぞ、と(笑)。オンとオフのはずが、ほぼ “オンパレード”」

 ページをめくるたび、胸板が…腹筋が…何よりも、妖艶すぎるまなざしが…!

「どうかするとナルシストかと思われるかもしれませんが、ずっとこんなに裸だったわけじゃないんですよ(笑)。しかも3割以上、実物より男前に盛られているので、驚きに加えて気恥ずかしさも、かなりあります」

 俳優とはいえ、カメラの前でここまでさらけ出すのは緊張するものなのでは?

「出来上がった写真集を見るとわりと緊迫感もありますけど、実際にはごくリラックスしていましたね。“ほのぼの系”も撮っていましたから。公園で子どもとベーゴマで遊んだりブランコ乗ったり…結局、あの撮影は、僕をリラックスさせるためのものだったりして(笑)。それはそれで、蜷川実花という写真家のすごさだと思いますけどね。彼女はフォトグラファーという技術を持った演出家なんでしょう」

 同時に、男性でありながら、蜷川作品ならではの絢爛な色彩、とくに赤色をここまで“自分の色”にしてしまう武田も見事。

「蜷川さんが“これまでの『月刊MEN』シリーズでは私の特色である色彩を押さえてきたけど、今回その封印を解いた”とメイキングでおっしゃっていたのを見て、そうだったんだ、と(笑)。蜷川さんいわく、ハードルを上げていたけれど、(武田は)それができる人だから、とも言ってくれていて。そんなことを一切僕に直接言うことなく、これだけのものを作る。男前な人ですよね」

 実は蜷川実花が初めて写真を撮った芸能人こそ武田真治その人。今回の撮影は、それから16年後の“再会”だ。

「ある部分、少女に戻っているようなところもあるし、器が大きくなったなと思わせられるところもありました。相手に要求するというより、自然と引き出していくところとか」

 今回、蜷川が引き出したのは、強烈な色気を漂わせながらも、構えも気負いもない、武田真治の“大人の男の余裕”。

「今後、父親役なんかを見越してほのぼの系のイメージも必要かな、なんて思って、オンとオフというテーマでいこうとしたけれど、今回、蜷川さんに教えられた気がします。“あなたは、オンの部分だけ切り取っても成立するんだよ”と言ってもらったような気がして、とてもうれしかった」

 20代のころと変わらない、というのは彼にとってほめ言葉ではない。

「でも自分も“大人”になったなあ、と思いますよ(笑)。例えば以前は、自分のアイデンティティーを表明するためにサックスを吹いていたような気がするんですけど、今は、僕のことなんか見向きもせず僕の音で楽しそうに踊ってくれている若い人を見るのがすごくうれしいんですよね。まだ演奏中なのに、女の子の手を引いてバーカウンターに向かうヤツとか見ると自分も役に立っているのかな、と思えて(笑)。もちろん、僕らにとって自分と向き合うことは大事なことなんだけど、今は他の人の幸せを心から願えるし喜べる。若いころって、ちょっとでも辛いことがあると“もう何もかも滅びちゃえ”とか思いませんでした?(笑)」

 30代最後の写真集に焼き付けられたのは、ミュージシャンとして俳優として進化し続ける、エンターテイナー・武田真治。この魅力に抗うのは、正直言って、難しい。

「最も危険な“主演作”ができたなと思います(笑)」

(本紙・秋吉布由子)

ph_inter0101.jpg

★月刊MEN 武田真治(DVD付写真集)2625円 発売中
http://www.gekkan.jp/men/
★舞台『ピーター・パン』(7月、東京国際フォーラムホールC)フック船長役


小雪 ママたちと妊娠出産・育児についてトーク

2012.02.27 Vol.542

 小雪が22日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれた出演映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』(山崎貴監督)のママさん限定上映会に登場した。育児で忙しい母親に子連れで気兼ねなく映画を楽しんでもらえるよう企画されたもの。

 小雪は、1月5日に夫の俳優、松山ケンイチとの間の長男を出産。会場から「子供はどちらに似ている?」の質問が出ると、「(長男は)顔は上のほうが私、下のほうは夫に似ている」と、にっこり。「旦那さまは家事を手伝ってくれる?」には「時間に余裕があるときは子育てを手伝ってくれています」と話した。


BONNIE PINK インタビュー パワフルな新曲

2012.02.27 Vol.542

女性を奮い立たせるニューシングル『冷たい雨』

シンガーソングライターのBONNIE PINKの新曲『冷たい雨』が話題を集めている。永作博美主演のドラマ『ダーティ・ママ!』(日本テレビ系)の主題歌でおなじみのこの曲は、女性を奮い立たせるパワフルなナンバー。この曲に込めた想いを聞いた。

ph_inter0200.jpg

――『冷たい雨』の生まれた経緯について教えてください。

「きっかけは、『ダーティ・ママ!』の制作サイドからお話をいただいたことですね。女性を応援するような曲をという意向がありました。制作は、ドラマの内容を聞かせていただいたり台本をいただいて読んだりして、パワーがわいてくるようなのがいいなって進めていったんですが、迷いに迷っちゃったんですよねえ……」

――どんな迷いですか?

「どんな曲調にするかですね。その時点ではドラマの映像を見ていない状態じゃないですか。自分が作っている曲が、ドラマの世界観を壊すようなことがあったらいやだなって。何パターンも作ったんですけど、最終的にはこれまでやってきたなかで一番マッチョなロック曲になりました。プロデュースをしてくれたのはトーレ・ヨハンソンで、最初は少し違った仕上がりだったんですけど、このドラマの内容だったり、今、日本が置かれている状況みたいなことも含めて、いろいろコミュニケーションをとりながらまた修正していって。トーレには今までで一番マスキュリンな曲にしてくれって頼んで、最終的にかなり男臭い仕上がりになったと思います」

――トーレさんとはいろいろ作品を作ってきているので、2人の共通言語がありそうですね。

「そうですね。でも、もう4〜5年ちゃんと顔を合わせてないんですよ。こうした曲作りも楽しいですけど、顔を見つつやるセッションもすごく面白いんで、またやりたいなって思ってます」

――歌詞はどのように進めましたか?

「永作博美さん演じる丸岡高子がシングルマザーっていうのは、私は子供を持ったことがないので、想像するしかないですけど、何よりもアグレッシブだし強烈なキャラクターの女性ですよね。そういう部分、自分のなかにもあると思うんですけど……」

――歌詞に「ざけんなって言いたいよ」というのがありますよね。

「ありますね。前のシングル『カイト』でも“くそくらえ”って書いているし(笑)。そういうのって日常で表に出すことはほとんどないけれど、どこかにありますよね、くそーっていうのが(笑)。毎日言ってるようではあれだけど、歌だったらいいんじゃないかっていうのがあります。ただ、“ざけんな”っていうのは、やっぱりこのドラマだからというか高子がいたからこそ、出てきたし、書けた言葉だと思っています。話を続けると、高子の視点で歌詞を書いているうちに、それに加えて、もっと女性的な部分、ドラマでいうなら香里奈さんが演じている葵の目線が自然と混ざってきました。最終的には、混ざったことで、どんな女性でも共感できる曲に仕上がったかなと思います」

――マッチョなロックサウンドと「ざけんな」、BONNIE PINKの世界観が組み合わせられたということでしょうね。さて、読者がこの曲を歌う時のアドバイスをいただけますか。

「思いっきり腹から声を出して歌うってことですかね。ストレスたまってる時なんかは歌うとスカッとする曲だと思うので。それと、ポイントになるのは歌い始めですね。イントロはドラムのかなり短いフィルで、無いに等しいので、何度もよく聴いていただいてガツンと歌い出していただければいいと思います」

(本紙・酒井紫野)

ph_inter0201.jpg

New Single『冷たい雨』

ワーナーミュージックより2月29日(水)発売 初回限定盤(CD+DVD)1500円、通常盤1000円(税込)。初回限定盤のDVDには昨年行われたアコースティックツアーの音源などライブ音源2曲を収録。


彫刻家! ラーメンズ片桐『感涙の秘宝展』開催

2012.02.27 Vol.542

 お笑いコンビ、ラーメンズのメンバーで俳優・彫刻家の片桐仁が22日から、東京・渋谷区のポスターハリスギャラリーでユニークな彫刻の作品展『感涙の秘宝展』(3月6日まで)を開くことになり21日、同所で会見した。

 粘土や木材などで作った人面やかぶり物のほか、妖怪をかたどったような携帯電話カバーなど66点を展示。約13年前から造り始めたそうで、「今月、小学1年の長男の小学校でも、子供たちに作り方を教えました」と楽しそう。


パスタの美味しさを引き立てるパスタソース

2012.02.27 Vol.542
ph_tg0100.jpg

 イタリアを代表するパスタブランド「ブイトーニ」は、パスタの美味しさを引き立てるパスタソースを新発売した。今回発売になったのは、上質なトマトにたまねぎ、ニンジン、オレガノを加えた風味豊かなトマトソース「ボロネーゼベース」と、上質なトマトにたまねぎ、オレガノ、バジルを加えたトマトソース「バジリコ」の2種類。昨年発売の「ナポリターナ」と「ソフリット」と合わせて4種類となった。発売を記念し、パスタ「スパゲッティーニ」と「ファルファーレ」、パスタソース「バジリコ」をセットにして、読者3名にプレゼント(係名:「ブイトーニ」)。

【価格】各420円(税込) 【問い合わせ】ベルポートジャパン TEL:054-273-7813


富士急・卒フェスチケット発売中 Aqua Timezら出演

2012.02.27 Vol.542
ph_show0600.jpg

 富士急ハイランドは、3月24、25日に、音楽ライブイベント「卒フェス2012〜サクラサクトキトビラアク〜」を開催する。卒業シーズンに合わせて行われるイベントで、人気アーティストが新生活や新社会人など新たな一歩を踏み出す人たちに、音楽でエールを送るもの。

 出演は、24日が、Aqua Timez、井手綾香、THEラブ人間、SCOOBIE DO、土屋アンナ、TOTALFAT、TRICERATOPSら。25日が、藍坊主、アナログフィッシュ、THE BACK HORN、THE NOVEMBERS、シクラメン、MAN WITH A MISSIONなど。

 会場は富士急ハイランド・卒フェス特設会場。両日とも12時開場、13時30分開演(19時終演予定)。チケットは発売中で、前売券は各日とも4800円、当日は5000円。当日チケットを提示すると富士急ハイランドに入園可能。詳細はオフィシャルHP(http://www.sotsufes.com/)で。


プレゼントにも最適なアウトドアウォッチ

2012.02.27 Vol.542
ph_tg0200.jpg

 高度計や気圧・湿度計、電子コンパス機能を備えたアウトドアウォッチ「スントVector(ヴェクター)」シリーズにニューカラー「スント ヴェクター・ターコイズ」が登場。日本がフィンランド本社へ生産を依頼した特別色で、限定1000台の発売となる。同シリーズは、登山をはじめとするアウトドアスポーツに役立つ機能を、世界で初めて腕時計サイズに収めたモデルだ。今回発売のターコイズカラーは、その色合いだけではなく、北欧テイストあふれるフェイスラインが特徴的で、スポーツシーン以外でも活躍しそう。

【価格】3万2000円(税込) 【問い合わせ】スント カスタマーサービス TEL:03-6831-2715 【URL】http://www.suunto-japan.jp/


FLOWERインタビュー 「鳥肌パフォーマンス届けたい!」

2012.02.27 Vol.542

SPECIAL INTERVIEW

人気上昇中の9人組ガールズグループ、FLOWERが29日、セカンドシングル『SAKURAリグレット』をリリースする。9人が全身全霊を込めて作り上げたというこの曲について、リーダーの水野絵梨奈、ボーカルの鷲尾伶菜と武藤千春にインタビューした。

ph_show0700.jpg

 ボーカルとダンスで魅せる9人組、FLOWER。EXILEの意志を継承するE-Girlsの一組として精力的に活動する一方で、2011年10月にシングル『Still』でデビュー。その後も、さまざまな経験を通じて、一歩ずつ着実に成長中だ。「メンバーで話し合いをすると、あんなこともしたい、こんなこともしたいっていう意見やアイデアがどんどん出てくるんです」と、リーダーの水野絵梨奈(以下、水野)は目を輝かせる。

 29日にセカンドシングル『SAKURAリグレット』をリリースする。桜をモチーフにした失恋ソングで、前作『Still』でも聞かせた切なさが、さらにレベルアップして伝わってくる楽曲だ。メンバーは、この作品に、今持てる力をすべて注ぎ込んだという。

鷲尾伶菜(以下、鷲尾)「私のなかでは、学年が上がったり環境が変わる春って前に進む感じで、リグレット(後悔)というイメージは持っていませんでした。だから、初めて聴かせていただいたときには、正直、なぜって思いましたね」

武藤千春(以下、武藤)「私もそう。ただ、思っていたのとは違った世界観だったことですごく新鮮に感じて。歌にしてもパフォーマンスにしてもいい感じになりそうだなって予感がしました」

水野「FLOWERっぽい楽曲だよねって、メンバーみんなで話してました。『Still』もそうですが、後悔していますとか悲しいですといった口に出して言えないことだとか、強さもあるし弱さもあるみたいな人間らしい部分を表現する曲って、FLOWERの長所が出るんじゃないかなって思うんです。なにより、自分たちってこういう曲が好きなんです」

 自分たちの持ち味を最大限に生かすことができそう――そんな予感は、メンバーのモノづくり意識に火を点けた。

鷲尾「ボーカルに関して言うと、桜、リグレットといったタイトルの言葉や、歌詞がすごくリアルなんで世界観が見えやすかったです。歌詞に出てくる目黒川なんて情景が浮かび上がりすぎて歌う時に気をつけたぐらい」

武藤「何度も歌ったよね(笑)。世界が見えやすかったことで、イメージの共有が早くできたから、他の部分も考えながら進められました。この曲には、強がりな表の自分と隠している自分という二つの人格が出てくるんですけど、強い部分は伶菜が歌い、もうひとつは自分が歌っているんです。どう差をつけるかとか、掛け合いをどうするかとか、歌い分けの意味も表現できたんじゃないかなと思います」

水野「そうやって取り組んでいた2人が頼もしいと思ったし、パフォーマーにとっては刺激になりましたね。今回は、当初の予定を変更して、自分たちで振り付けをしたんです。正直まだまだ勉強不足だし実力もないなかで、不安もあったんですけど、やるからにはいいものを作りたいって、全力で。パフォーマーそれぞれのいいところや得意なところも見えてきたので、ダイナミックさや首や肩、胸を使う女性らしさの動きがほしいと思った大サビなどは藤井萩花、素直さや感情論の踊りの部分は中島美央、トメの多い振りは重留真波といった具合に割り振りました。9人で作るとなると、けんかになりませんか?なんて聞かれるんですけど、そういうこともなくて。そこにボーカルの2人も率直な意見を出してくれて。充実した時間を過ごしています」

 歌とパフォーマンスの両方があって作品が完成する。そのために、9人それぞれが持てる力を注ぎこむ。その作業を思い切りすることで彼女たちはどんどん成長していく。「1人だったら折れていたかもしれないけれど、9人だから頑張っていける」と、武藤。

 セカンドシングルのリリースで、FLOWERの楽曲が増える。夢はもっと曲を増やして「単独ツアーをすること」。そして、デビュー当初に掲げた「アジアで一番のグループになること」だ。

水野「アジアで一番になりたい。途方もない夢だとは思っているし、自分たちにも現実味があるようでなかったりもする。ただ、現実にしたいっていう気持ちはすごくあるんです。そのためにまずは、鳥肌が立つようなパフォーマンスを目指そうってみんなで話しています。涙を流してもらえるような、笑顔になれるような、そんなパフォーマンスを見せられるようになりたいんです」

 喜んだかと思えば、自分たちのダメさに落ち込んだりすることもしばしば。だが、「勉強しなきゃいけないことがいっぱいあります。でも目標があるから、つらさも苦にならない」と、笑顔を見せる。

 現段階では、FLOWERはまだまだ蕾の段階。だが、カラフルで大きな花を咲かせる日も、そう遠くはなさそうだ。

(本紙・酒井紫野)

ph_show0701.jpg

New Single 『SAKURA リグレット』

ソニーミュージック・アソシエイテッド・レコーズより2月29日(水)発売。初回生産限定盤(CD+DVD+Photo Book)1600円、通常盤1200円(税込)。詳細や発売記念イベントについては、オフィシャルサイト(http://www.flower-ldh.jp/)で


スピルバーグが希望を描く

2012.02.27 Vol.542
ph_tg0300.jpg

 スティーブン・スピルバーグ監督最新作『戦火の馬』が全国ロードショー。早くもオスカー最有力の呼び声が高い作品だ。第一次世界大戦という非劇に打ちのめされながらも、希望を信じて生きていく人間たちのドラマが、戦火を生き抜くジョーイという一頭の美しい馬との出会いと別れを通し、鮮やかに浮かび上がる。原作は、1982年にイギリスで出版され、その後舞台化され国際的な成功をおさめ、2011年度トニー賞5部門の栄誉に輝いた話題作。公開を記念し、特製ノートを読者3名にプレゼント(係名:「戦火の馬」)。

©Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

『戦火の馬』3月2日(金)より全国ロードショー 【配給】ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン


『THE BEE』凱旋公演 4月からは日本語版で国内ツアーも

2012.02.27 Vol.542
ph_show0800.jpg

野田秀樹、英語バージョンに出演するキャサリン・ハンター、宮沢りえ(左から)

 東京芸術劇場の芸術監督で劇作家・演出家・俳優の野田秀樹が1月5日から行っていた『THE BEE』のワールドツアーから帰国。24日からの東京公演を直前に控えた22日、両国の江戸東京博物館で英語バージョンと日本語バージョンに出演する俳優たちと記者発表会を開いた。

『THE BEE』は野田が2006年にロンドンでNODA・MAPの番外公演として上演した作品。今回のワールドツアーではニューヨーク、ロンドン、香港と巡回。現地では「ニューヨークタイムス」「タイムズ」「ガーディアン」紙などから高い評価を得ての東京凱旋。24日から3月11日まで水天宮の水天宮ピット大スタジオで上演される。

 また4月25日から同じく水天宮ピット大スタジオで開幕する日本語バージョンによるジャパンツアーでは大阪、北九州、松本、静岡を回る。NODA・MAPとしては初の国内ツアーとなる。

 野田は今回のワールドツアーについて「どこも反応が良かった。国ごとに反応が違った」と振り返り、ジャパンツアーに対しては「自分が見落としているもの、見失っているものを見つけられるいい機会。どこかに居る誰かの一言で発見できる何かもあるだろう。そういう意味で幸せな企画」とその意義を語った。

 日本語バージョンで加害者の妻を演じる宮沢りえは小規模の劇場への出演は初めてとあって「緊張感がある。想像を超えるような自分に出会いたい。すごく興奮しています」と意欲を語った。


Copyrighted Image