SearchSearch

瀧本美織が“出会い系サイトで会った70人に本を薦める”書店員役に挑む!

2021.01.10Vol.web originalドラマ
 SNSを中心に話題を呼んだ花田菜々子による実録私小説「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」(通称:であすす)が、WOWOWでドラマ化決定。女優・瀧本美織が、出会い系で出会う人々に本を紹介しながら、自分にも他人にも向き合い、新たな人生を切り開いていく主人公・花田菜々子を演じる。  瀧本は「今回、自分史上一番の台詞量で日々文字と格闘しておりますが、改めて言葉の持つ力に圧倒されています」と奮闘を明かしつつ「人と関わることはもともと好きなので、その楽しさ、面白さをこの作品を通して実感していて、十人十色、みんな違ってみんないいとはまさにこのことだ! と思います。なんだかモヤモヤしたり、やりたいことはあるのに思うようにできなかったり、きっと誰にでもあると思います。そんな気持ちに少しでも晴れ間がさし、このドラマがちょっとした栄養ドリンクのような存在になれたらうれしいなと思います。他人が何と言おうと、自分がいいね!と思える自分になれたら、人生を面白がれたなら、明日が少し違って見えるかもしれません。お薦めの本、沢山出てきます! 楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメント。  原作者・花田菜々子も「ザ・一般人である自分の実話がドラマになるなんて(しかも実名のまま……)、なんだかとんでもないことになってしまったと、驚き・よろこび・照れ・ヤバさ……いろんな気持ちでいっぱいです。制作や出演のみなさんのお力で、原作よりもさらに楽しく、さらにエモーショナルな物語になりそうで、私自身も完成をとても楽しみにしています。見てくださる方に、当時私が体験したワクワクするような気持ちや、自分にも何かできそうな予感を受け取っていただけたらうれしいです」とコメントを寄せている。  WOWOWオリジナルドラマ「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」は2月26日よりWOWOWオンデマンドにて配信スタート、3月26日よりWOWOWプライムにて放送(全10話)。

樋口和貞&坂口征夫がシーマソーマを退けKO-Dタッグ初V【DDT】

2021.01.10Vol.Web Original格闘技
最後は坂口がスリーパーで高尾を捕獲  DDTプロレス「GO TO DDT!vol.1」(1月9日、東京・後楽園ホール)で「イラプション」の樋口和貞、坂口征夫組が難敵のシーマソーマ(CIMA、高尾蒼馬)を下して、KO-Dタッグ王座の初防衛に成功した。試合後には2月23日に開催される愛知・名古屋国際会議場大会のメインイベントで竹下幸之介、MAO組の挑戦を受けることが決まった。  シーマソーマは昨年11月3日の東京・大田区総合体育館大会では、ハラシマルフジ(HARASHIMA、丸藤正道)を破った実力者コンビ。一進一退の激しい攻防が続くなか、15分過ぎ、坂口が高尾にスリーパーを仕掛けるもCIMAがカット。高尾が坂口にエルボー連打を放ち、ロープに走ると、飛びついた坂口がローリングしてスリーパーを決め絞め上げる。高尾の動きが完全に止まり、危険を察知したレフェリーが試合を止め、「イラプション」が勝利を収めた。

和牛が料理でガチ対決!水田「……川西を勝たせようとしてる」

2021.01.10Vol.Web Originalエンタメ
   お笑いコンビの和牛の水田信二と川西賢志郎が料理で対決する。9日、「吉本興業チャンネル」で配信された楽屋突撃インタビュー内で発表した。  動画共有・応援アプリ『アメチャ』と「#吉本自宅劇場」のコラボ企画「決めるのはあなた!和牛のアメチャ料理ガチバトル!」で、2人は「この冬の新提案!オリジナル鍋」と「最強の“卵2個パカパカ”プレート」の2つのテーマで戦う。   料理人が得意な水田は自身で考えたオリジナルレシピで、川西は一般からレシピを募集して作る。水田対チーム川西での戦いとなる。   ルールについて水田は「(川西は)料理も最近うまくなってきたけど、元プロでやってた俺の方が上手いわな」。さらに「俺の方が有利だから、俺がアイデアもらったら不公平になってしまうな(笑)」と繰り返して強調。  川西は「何人アイデアくれるか分からないけど、1対1000ぐらいになる。いたらいただけ頼もしいよ」  1月29日に『アメチャ』で、水田と川西がそれぞれ2品ずつの料理動画を公開。はんにゃの川島、料理人の田村つぼみが試食してジャッジ、ユーザー投票が多かったレシピ動画に1票が入る。結果を発表は2月中旬。  公開日は川西の誕生日でもある。「ちょっと、川西有利にしてるやん……川西を勝たせようとしてる」と水田が視線を落とすと、川西は「それでたくさん来てくれた強敵をなぎ倒すのかっこいいよ」。  企画は、自宅での料理需要が増加しているなかで、おうちで新しいメニューを楽しんでもらおうというもの。    川西の応援応援レシピはツイッターで募集。応募はハッシュタグ「#川西応援レシピ」で投稿する。締切は1月17日23時59分。

プロダンスリーグ 第一生命D.LEAGUE開幕!!

2021.01.10Vol.737D.LEAGUE
 日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE(以下、D.LEAGUE)」が10日開幕した。ダンス人気が盛り上がりを見せるなかで、とりわけ熱い視線が送られているストリートダンス。トップダンサーや注目のダンサーからなる9のチームが、技術と表現力、そして情熱をぶつけ合い、頂点を目指す。

安倍氏が「虚偽答弁」を謝罪

2021.01.10Vol.737NEWS HEADLINE
NEWS HEADLINE[PHOTO OF THE MONTH]2020.12.11〜2021.1.7  目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

【最新号配布開始】岩田剛典、終わりなき役者の世界を行く他

吉田鋼太郎、松永久秀の最期は「非常に納得のいく描かれ方」<麒麟がくる>

【ひめくりワンダホー】ぽこたくん(10歳4カ月)

2021.01.10Vol.web original【犬・猫・ペット】
 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーのフォトコンテストに応募されたかわいい犬の写真を毎日ご紹介。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

初陣飾った元全日本・岡田佑介が王者・遠藤に堂々アピール【DDT】

2021.01.10Vol.Web Original格闘技
秋山準の欠場で急きょ「準烈」軍とのトリオで登場  DDTプロレス「GO TO DDT!vol.1」(1月9日、東京・後楽園ホール)で、昨年12月いっぱいで全日本プロレスを退団し、DDTへのレギュラー参戦が決まった岡田佑介が初出場し、チームの白星で初陣を飾った。  当初、岡田は第1試合に出場予定だったが、秋山準が左ヒザの手術(左ヒザ半月板損傷による関節鏡下半月板切除術)で欠場となったため、秋山が入る予定だった第4試合の枠に組み込まれた。その秋山が属する「準烈」メンバーの大石真翔、渡瀬瑞基と組んだ岡田は「ダムネーション」の遠藤哲哉、佐々木大輔、島谷常寛組と対戦。  岡田はKO-D無差別級王者の遠藤哲哉と激しいエルボー合戦を繰り広げ、ドロップキックで佐々木と島谷をまとめて吹っ飛ばすなど、その存在を大いにアピール。「準烈」は「ダムネーション」の猛攻で形勢不利となったが、島谷を捕らえた大石がフジヤマ・ニーロックでギブアップを奪い、岡田は勝利に貢献した。

UNIVERSAL王者の上野勇希が翔太を破り2度目の防衛。V3戦に坂口征夫を指名【DDT】

2021.01.10Vol.Web Original格闘技
翔太にWRを決めて3カウント奪取  DDTプロレス「GO TO DDT!vol.1」(1月9日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでDDT UNIVERSAL王者の上野勇希が2度目の防衛を果たし、試合後に2月14日、神奈川・カルッツかわさきでのV3戦の相手に坂口征夫を指名した。  この日、上野はKO-D6人タッグ、インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座を保持し3冠獲りをもくろんだ翔太(ガンバレ☆プロレス)の挑戦を受けた。  STYLE-E出身で自らを“インディーレスラーの希望”と位置付けた翔太は、大奮闘で上野と互角に渡り合う。15分過ぎ、翔太はブレーンバスターからフロッグスプラッシュを繰り出すも、上野が剣山でカット。上野はハーフネルソンスープレックスで投げ捨てると、翔太はラリアットで応戦。上野がドロップキックを見舞うと、翔太は雁之助クラッチを狙いにいくがかわされた。すかさず上野はドロップキックからWRを決めて3カウントを奪取した。

中邑真輔が王者レインズの策略で王座挑戦権を取り逃がす【WWE】

2021.01.09Vol.Web Original格闘技
挑戦権をかけたガントレット戦で3連勝も…  WWE「スマックダウン」(日本時間1月9日配信、フロリダ州セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」)で中邑真輔がPPV「ロイヤルランブル」でのユニバーサル王座挑戦権をかけたガントレット戦に出場した。中邑は3連勝の快進撃を見せたが、王者ローマン・レインズの策略で強制出場したプロデューサーのアダム・ピアースに3カウントを奪われた。

武尊vsレオナ・ぺタスがまたも延期。K-1が1月24日開催予定の代々木大会の延期を発表【K-1】

2021.01.09Vol.Web Original格闘技
1・23Krushは開始時間を繰り上げ開催  K-1実行委員会が1月9日、1月24日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催予定だった「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」の延期を発表した。代替日程・会場は調整中。チケット情報については後日発表の予定という。  1月8日から実施された緊急事態宣言では午後8時以降の不要不急の外出の自粛が要請され、大規模イベントについては「収容人数の50%」を上限に「最大5000人」とされていた。  同大会では王者・武尊(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)にレオナ・ぺタス(THE SPIRIT GYM TOP ZEROS)が挑戦する「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」が行われる予定だった。このカードは昨年11月の福岡大会で行われる予定だったが、武尊のケガで一度流れていた。  また1月23日に東京・後楽園ホールで開催の「Krush.121」については開場時間を16時45分、開始時間を17時30分に繰り上げ、終了時間を20時として開催する。  1月31日に東京・大久保のGENスポーツパレスで開催予定だった「第36回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント(キッズ・ジュニア・マスターズ)&ワンマッチ~」は2月21日に延期し、会場は同じGENスポーツパレスで開催することも合わせて発表された。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

武尊vsレオナ・ぺタスがまたも延期。K-1が1月24日開催予定の代々木大会の延期を発表【K-1】

2021.01.09Vol.Web Original格闘技
1・23Krushは開始時間を繰り上げ開催  K-1実行委員会が1月9日、1月24日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催予定だった「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」の延期を発表した。代替日程・会場は調整中。チケット情報については後日発表の予定という。  1月8日から実施された緊急事態宣言では午後8時以降の不要不急の外出の自粛が要請され、大規模イベントについては「収容人数の50%」を上限に「最大5000人」とされていた。  同大会では王者・武尊(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)にレオナ・ぺタス(THE SPIRIT GYM TOP ZEROS)が挑戦する「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」が行われる予定だった。このカードは昨年11月の福岡大会で行われる予定だったが、武尊のケガで一度流れていた。  また1月23日に東京・後楽園ホールで開催の「Krush.121」については開場時間を16時45分、開始時間を17時30分に繰り上げ、終了時間を20時として開催する。  1月31日に東京・大久保のGENスポーツパレスで開催予定だった「第36回K-1アマチュア~全日本大会・東日本予選トーナメント(キッズ・ジュニア・マスターズ)&ワンマッチ~」は2月21日に延期し、会場は同じGENスポーツパレスで開催することも合わせて発表された。

初の無観客開催!東京ドームからライブ配信「ふるさと祭り東京2021オンライン」スタート

2021.01.09Vol.Web Original配信・オンラインイベント
 全国各地の“祭り”や“食”の魅力を紹介するイベント『ふるさと祭り東京2021オンライン−日本のまつり・故郷の味−』がスタートした。例年は東京ドームで開催される同イベントだが、今年は新型コロナウイルスの影響で会場をオンラインに移し、東京ドームからのYouTubeライブ配信イベントとして全国からアクセスできる。

『麒麟がくる』最後のメインビジュアル公開!

2021.01.09Vol.Web OriginalTV
 放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』。クライマックスとなる本能寺へと向けて加速するなかで、ラストとなる第3弾のメインビジュアルが公開された。  撮影を担当したのは、川上智之氏。 「光秀は戦乱の世で何を果たし、何を果たせなかったのか?もしもそ の思いを胸に抱いたままタイムスリップした光秀が、我々の前に現れたらどんな写真が撮れるだろうか」というテーマを投げかけられて、撮影されたものだという。  制作統括の落合将氏は「思えばこのドラマ の制作過程には、温暖化による台風被害、コロナウイルスの襲来など、さまざまな災害がスタッフ・キャストを 襲いました。その中で長谷川博己さんは、決して負けないぞという不屈の闘志で、『麒麟がくる』づくりをけん引してくれました。その闘志が、この最後の 1 枚には宿っているような気がします。光秀が”大きな国づくり” を最後まで決して諦めなかったように。 3 枚のフォトは、この 1 年の激動と連動しその中で希望を求めて生まれた、ドラマと現代をつなぐ、 唯一無二のものになった気がします! 」 とコメントを寄せている。 『麒麟がくる』の公式ホームページでは、 「現代の写真家が撮る『明智光秀の肖像画』 」と題した特集ページを公開中。第1弾、第2弾、最新のメインビジュアルに加え て、第3弾のアザーカットも公開している。 『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE」10日開幕! 神田勘太朗COO「新しい扉、開けたい」

井岡一翔の入れ墨問題に井上尚弥が「ルールがある以上守らなければ」

2021.01.09Vol.737格闘技
 昨年の大晦日に行われた「世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチ」(東京・大田区総合体育館)で王者・井岡一翔(Ambition)が田中恒成(畑中)に、8R、TKOで勝利を収め2度目の防衛を果たした。  井岡は世界4階級王者。対する田中は井岡に続く日本男子2人目の世界4階級制覇を狙う試合だった。  今回の試合については、試合後、井岡の左腕の入れ墨が露出していたことが波紋を広げた。日本ボクシングコミッション(JBC)ではルールで入れ墨のある選手の試合出場を禁じている。  かつて大嶋宏成、川崎タツキといったプロボクサーになる前に入れ墨を入れていた選手は手術で入れ墨を消しリングに上がった。最近ではキックボクシングでもファンデーションを塗って入れ墨を隠し、リングに上がる選手が多い。  井岡自身も1年前の2019年大晦日にはファンデーションを塗り、リングに上がった。  今回もファンデーションを塗っていたようなのだが、塗り方が薄かったようで、試合開始前から入れ墨が確認でき、終了時にはすっかり入れ墨が見えてしまっていた。  かねてから「外国人選手はOKでなぜ日本人選手はダメなのか?」「タトゥーはもうファッションの一つになっている」といったことからJBCの規則に疑問を呈する声もあった。今回も新庄剛志氏が自身のインスタグラムで「なんだこの日本の古臭い考え~ 考え方をアップデートして行こうぜ」と発言するなどしたことから入れ墨容認派が勢いづいた。井岡本人も昨年夏には自身のYouTubeで入れ墨の規制に対する疑問を語っている。  ただ、JBCの規則が現在のご時世から取り残されているのかどうかについては実は別の問題。  現状、そういう規則があり、それを納得したうえでリングに上がっている以上は規則は守らなければいけない。試合とは別の場面でルールの変更等の提案をすればいいだけの話なのは明らかだ。  6日にはWBA・IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥が自身のツイッターで「タトゥー 刺青が『良い悪い』ではなくJBCのルールに従って試合をするのが今の日本で試合をする上での決まり事。このルールがある以上守らなければね」と見解を記したのだが、これがごく真っ当な意見であろう。  JBCがなんらかの処分を下す可能性もあるのだが、一方で結果的に“容認”した形となったことにも疑問の声はあがった。  ファンデーションの塗りが薄く、直前のアップ時に落ちてきたという可能性が高いのだが、リングに上がった段階であれだけ見えていたのなら、その時点で塗り直しを命じることはできなかったのか。  ちなみに総合格闘技の修斗の試合では選手が禁止されている整髪料をつけてリングに上がってしまい、レフェリーが一度控え室に戻してふき取ってくることを命じ、1ポイントペナルティーを与えたうえで試合を行ったこともある。  今回の場合はTBSの生中継との兼ね合いで、リングに上がってしまってからそういう措置を取ることができなかったのだろうということは想像できるが、それならそれ以前の徹底したチェックが必須となろう。

Copyrighted Image