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今こそ、日米同盟の「構造改革」が必要だ【長島昭久のリアリズム】

2019.11.11Vol.724長島昭久のリアリズム
 戦後長らく日米安全保障体制は、右からも左からも「不平等条約」の批判にさらされてきた。安保条約に基づいて締結された日米地位協定が在日米軍将兵に過剰なまでの特権的な地位を付与していることに対する怨嗟(えんさ)の声は、今なお根強い。そこに今度は、ドナルド・トランプ米大統領からの「不公平」批判である。曰く「米国は日本を守る義務があるのに、日本は米国を守る義務がない」。もちろん、在日米軍を支える我が国の負担は莫大で、そこから得られる米国の戦略的な利益は決して小さくなく、日米同盟関係はトランプ大統領が指摘するほど単純なものではない。しかし私は、大統領の疑問はシンプルだが、正鵠(せいこく)を射た指摘だと思っている。  たしかに、日米安全保障条約第5条によれば、我が国は「日本の施政の下にある領域」への武力攻撃に対してしか日米共同防衛の義務を負わない。じつは、米国が結んでいる同盟において、このような「不公平」な構造になっているのは日米安保条約のみである。たとえば、NATO(北大西洋)条約では、「欧州および北米」における武力攻撃に加盟国が共同対処すると明記されているし、アジアの同盟である米韓、米比、米豪においても「太平洋地域」における武力攻撃に対し締約国が共同で対処すると規定されている。いずれも「相互防衛条約」なのである。  一方、日米は相互防衛条約になっていない。したがって、その不公平性を穴埋めするために安保条約には「第6条」が設けられ、大要「極東の平和と安全のため我が国が米軍に対し日本が基地や施設の提供義務を負う」ことが定められたのである。この条項こそ、国内で怨嗟の的となっている地位協定の不平等な現実の根源に他ならないが、米国から見れば不公平性を埋め合わせる形で辛くも日米の「双務性」を担保する仕掛けになっているのである。この日米安保体制をめぐる不平等と不公平(その故に、日米同盟は不安定な軋みを伴うことになる)こそ、憲法に起因する「戦後レジーム」の象徴といえる。  こんな綱渡りの状態をいつまで続けるつもりなのだろうか。せめて米韓同盟のように「太平洋地域」においては日米が相互に防衛し合う対等な関係を構築できないものか。そこで、戦後レジームの下に幾重にも施された安全保障をめぐる過剰な縛りを克服し、厳しい安保環境に直面する我が国の平和と安全を確固たるものにするために、第二次安倍政権発足以来、秘密保護法制の制定、国家安全保障局(日本版NSC)の創設、平和安全法制の成立など着実に安保改革が積み重ねられた。そして、その改革の核心こそ集団的自衛権の行使容認なのである。今度は、その土台の上に、日米同盟を「相互防衛体制」に進化させ、名実ともにイコール・パートナーとして、インド太平洋の平和と安定と繁栄の公共財として機能させたいものだ。

はじめての“さゆりんご軍団”パッケージ!「ファンタ」新フレーバー登場

2019.11.11Vol.724エンタメ
 フルーツ炭酸飲料「ファンタ」のフルーティーなおいしさに、健康サポート成分とビタミンをプラスした「よくばりミックス」シリーズ。第4弾「ファンタ よくばりミックス ミックスベリー」は、ベリーフレーバーにポリフェノールやビタミンEをよくばりに配合!  乃木坂46の「さゆりんご」こと松村沙友理が結成した4人組ユニット「さゆりんご軍団」(松村沙友理、中田花奈、佐々木琴子、寺田蘭世)のほか、1期生(齋藤飛鳥、生田絵梨花、秋元真夏)、3期生(与田祐希、山下美月、大園桃子)がデザインされた3種類のパッケージはこれからの季節のパーティーやイベントにもぴったり。

日韓首脳が11分間面談【NEWS HEADLINE】

2019.11.11Vol.724PHOTO OF THE MONTH
<PHOTO OF THE MONTH 2019.10.11〜11.7>  目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

【ひめくりワンダホー】ラムちゃん(ロングコートチワワ)

2019.11.11Vol.web original【犬・猫・ペット】
 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーのフォトコンテストに応募されたかわいい犬の写真を毎日ご紹介。

【今月の一言】小池都知事、原監督、設楽悠太、萩生田光一文部科学相

2019.11.11Vol.724ニュース
 小池百合子都知事が2020年東京五輪マラソン・競歩の札幌移転について 「あえて言うなら合意なき決定であります」(1日、IOC調整委員会の4者会議で) →そもそも立候補したことが間違ってる。誰が都知事の時に立候補したんだっけ?  巨人・原辰徳監督がFA制度について 「人的補償はなくす必要がある」(11月4日) →巨人のためにとしか聞こえない。  陸上の男子マラソン前日本記録保持者の設楽悠太が東京五輪代表について 「そっちよりも1億円がほしい。お金のために走る」(11月3日) →MGCで一銭ももらわなきゃそうなるわな。  萩生田光一文部科学相が来年度からの大学入学共通テストに導入される英語の民間検定試験をめぐり 「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」(10月24日のテレビ番組で) →結果、この発言がきっかけでこの制度の駄目さが広まったわけか…。

【今月の“人”】緒方貞子さん(元国連難民高等弁務官)

広瀬アリスが新作カレンダー「全部屋に飾って!」

シーフードとスパークリングワインのペアリング!「新宿シーフードマニア2019」開催中

2019.11.10Vol.Web Original今日の東京イベント
 シーフードと世界のスパークリングワインを楽しめる食フェス「新宿シーフードマニア2019~シーフードとスパークリングワインの祭典!!」が、歌舞伎町の大久保公園で開催中だ。  生本まぐろ丼、三陸産の蒸し牡蠣、カキフライ、シーフードカレーやシーフードラーメなど、子どもも大人も楽しめるメニューが登場。それぞれ800~1200円とリーズナブルな価格で提供されている。  スパークリングワインもさまざま。スペインのバレンシア産の「オヤ・デ・カデナス カバ ブルット・ナトゥーレ」(白・辛口)などが提供されている。あまの人気に品切れとなっているものもあるという。    さらに伝説のデザートとされる、メロンまるごとクリームソーダが数量限定で新登場。種を取って冷凍した2Lサイズのメロンにソーダを注ぎ、バニラアイスを添えるという豪華な一品だ。茨城県産のメロンを使用している。  そのほかにも、デザートのラインアップには自家製ティラミスやプロフィットロールなどもある。  11月24日まで。11〜21時。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

【FRONT LINE in 韓国】デイリールックにぴったり、みんな大好きなブランド「AIN」

2019.11.10Vol.Web Originalファッションリポート FRONT LINE
世界中どこでもファッション&ビューティにみんなが夢中。今はインスタで地球の裏側のトレンドだって、1タップでチェックできるけど、やっぱり現地で自分の肌で感じるものこそが本物の最先端、トレンド!【FRONT LINE】は、モデル、DJ、コラムニストとしても活躍する、一木美里が現地に飛び、最前線をリポート。世界からファッション&ビューティのリアルなトレンドを発信します。 今回はK-POP、K-Beautyと世界から注目を集める韓国の最前線をリポート! 大注目! 韓国ブランドショッピングモール『MORUGI』で購入できるブランド「AIN」のお洋服を着てみました。

BARBEE BOYS、ワンマンライブ追加公演決定! 

2019.11.10Vol.Web Originalエンタメ
 ロックバンドのBARBEE BOYSがワンマンライブ「突然こんなところは嫌いかい?」の追加公演の開催を発表した。日程は2020年1月19日で、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)。  国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブ(2020年1月13日)のチケットが即日ソールドアウトしたことを受けて、追加されるもの。BARBEE BOYSが、同会場で公演を行うのは、1992年1月24日の解散ライブ以来となる。  チケットのオフィシャル先行受付は11月15日正午からスタートする。  バンドは12月18日に29年ぶりの新譜『PlanBee』を発売。現在、同作に収録されている新曲『無敵のヴァレリー』が主要サブスクリプションサービスやダウンロードサービスで配信中。

蛇口をひねると白桃ジュース!?伊勢丹新宿店の地下食品フロアに登場

2019.11.10Vol.Web Originalグルメ
 秋の季語であり、古来から縁起のよい果物としても知られる「桃」。伊勢丹新宿店の食品フロア内フードコレクション(催事場)で行われている農業の祭典「サロン・ド・アグリ・ジャポン 2019」で、〈JA岡山一宮選果場 果樹部会×レッドライスカンパニー〉ブースに登場したのが、その名も『蛇口から白桃ジュース』! 会場には大きな桃のオブジェがどんぶらこならぬどど〜んと鎮座し、ひときわ異彩を放っている。記者などは通りがかりで思わず二度見したくらいだ。

【徳井健太の菩薩目線】第43回 食べログに載らない“漂流定食屋”には、人生の学びがある

2019.11.10Vol.Web Original平成ノブシコブシ 徳井健太の菩薩目線
“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第43回目は、近所に一軒はあるだろう“なぜか潰れない定食屋”について独自の梵鐘を鳴らす――。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

【徳井健太の菩薩目線】第43回 食べログに載らない“漂流定食屋”には、人生の学びがある

2019.11.10Vol.Web Original平成ノブシコブシ 徳井健太の菩薩目線
“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第43回目は、近所に一軒はあるだろう“なぜか潰れない定食屋”について独自の梵鐘を鳴らす――。

【最新号 11.11 配布開始】「第32回東京国際映画祭」が華やかに閉幕!

2019.11.10Vol.724LIFE
「第32回東京国際映画祭」が華やかに閉幕! チャン・ツィイー審査員長が“東京”にエール

大井競馬場・日本人の心の原風景がイルミネーションに【TOKYO ILLUMINATION 2019−2020】

2019.11.10Vol.724東京ライフ
冬の風物詩! 令和を照らす光のページェント  今年も東京に光のイベント「イルミネーション」の季節がやってきた。毎年恒例の定番イルミネーションから個性派、和風などのニューウェーブ系まで、東京近郊で要チェックしたいイルミスポットを丸ごとご紹介。令和元年のウィンターシーズン、あなたはどんな光と過ごす?

【KEY WORDで見るニュース】タクシー運賃、ネット主権法、英語民間検定試験

【ひめくりワンダホー】アルトくん(ヨークシャー・テリア)

2019.11.10Vol.web original【犬・猫・ペット】
 このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーのフォトコンテストに応募されたかわいい犬の写真を毎日ご紹介。

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