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THL編集部オススメMOVIE『世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方』

2017.02.15Vol.684映画
ドイツにある世界一フツーで退屈な村ボラースドルフ。ある日、新商品のモニター調査のため消費者調査会社“銀色団”が村にやってきた。大人たちは新商品に夢中になる一方、個性豊かなおじいちゃん、おばあちゃんたちが老人ホームに入れられてしまい…。 監督:ファイト・ヘルマー 出演:ノラ・ボーネル、ジャスティン・ウィルケ他/1時間23分/エデン、ポニーキャニオン配給/109シネマズ二子玉川他にて公開中  http://www.sekaideichiban.com/

新日本プロレスの真壁刀義が映画『キングコング』爆笑アフレコ!「キングコング役だと思いこんでいた!」

2017.02.14Vol.684エンタメ
 日本列島がバレンタインデーに沸く2月14日、都内のスタジオで映画『キングコング:髑髏島の巨神』の公開アフレコが行われた。本作は、トム・ヒドルストン(『マイティ・ソー』シリーズ)、ブリー・ラーソン(『ルーム』アカデミー主演女優賞受賞)、サミュエル・L・ジャクソンらが出演、2020年には「GODZILLA ゴジラ」との究極の怪獣対決も発表されているアドベンチャー・アクション超大作。そこへ登場したのは、「キングコング」といえばこの男! 新日本プロレスの“暴走キングコング”こと、真壁刀義(44歳/独身)。今回は劇中に登場する米陸軍兵士:レルス役を務める。  近年、『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』や、テレビアニメ『タイガーマスクW』での本人役などアニメに声で出演する機会が増えている真壁だが、洋画の吹き替えといえば、一昨年の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』での初挑戦ぶりが記憶に新しい。  経験値が上がっているからなのか、公開アフレコ前に2時間予定されていた本収録は、1時間で済んだという。 「おうよ、俺様をナメんなよ? マッドマックスよりスキルアップしてッからなッ! ヨロシクね」  いつもながらのべらんめえ口調で堂々と登場した真壁だったが、いざアフレコとなるとキングコングの暴走は一気に鳴りを潜める―。  ディレクターから「(仲間役コールに呼びかける際に)コールの“ル”が、いつもの巻き舌になってる! 巻かない!」「仲間内で話す感じはもっと意識して、隣にいる人を向いたり動きを出すように! どこ向いて話してるの?」など手厳しい指導が入る。

ヒーローとヒロイン『私』大塚 愛

2017.02.14Vol.684カルチャー
 話題のドラマ『嫌われる勇気』の主題歌。シンガーソングライターの大塚愛の最新シングルで、過去や未来、他人の評価にとらわれずに「私をもっと生きよう」というテーマで制作されたという。カップリング曲「サクラハラハラ」「女子シェルター」も合わせ、デジタルなアプローチをしたシングルで、どの曲も前向きでポジティブ、真っ直ぐに前を向いて進んでいく姿が浮かぶリリックがのせられている印象。アップテンポ、しっとりとしたミドル、聞きごたえのあるシングルだ。CD+DVD、CDシングルのほかにも、CDとBOOK、CD+GOODSの4フォーマットでリリースされる。

ヒーローとヒロイン『foot of the Tower』藤井尚之

2017.02.14Vol.684カルチャー
 サックスを吹きまくる??。藤井尚之の最新作はテナーサックス奏者として本人が全編吹いたインストゥルメンタルアルバム。前作『My Life』がシンガーとしての作品だっただけに彼のサックス演奏を堪能できる内容だ。クラシック、ジャズ、映画音楽、ビートルズと、藤井が影響を受けたものはもちろん、世界中で愛され続ける楽曲の数々をジャンルレスにプレー。甘くて苦いラブソング、セクシーでロックなナンバーなどオリジナル曲も多数収録している。ムードたっぷりでセクシーさも漂わせ、シルキーかつスモーキーな作品。温かいドリンクでも飲みながら堪能したい。大人のリスナー、そして早く大人になりたい人たちへおすすめの作品。

もったいないレザー誕生「ReLEATHeR」

2017.02.14Vol.684新商品
“もったいない”を“ライフスタイル”に変換する新アクションがスタート。「ReLEATHeR(リレザー)=もったいないレザー」を使用した全5アイテムを3月下旬より全国12店舗で販売を開始する。「ReLEATHeR」は、クロコダイルやコードバン、ヘビ、オーストリッチなどの最高級革製品の加工工程で生まれる、色や形、手触りも異なるさまざまな廃棄されてしまう革をつなぎ合わせることで新たな製品を作りだすプロジェクト。今回は長財布やスマートフォンケース、名刺入れなど日常使いできるものが揃った。日本の職人技術と魂によって仕上げた、この世に2つとないアイテムは鮮やかなレザーの色合い、エキゾチックレザー独特の光沢感と重厚さが際立つ逸品だ。

鹿児島食材のおいしさを発見!

今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 CHEESE CRAFT WORKS ダイバーシティ東京プラザ(台場)

【江戸瓦版的落語案内】鰻の幇間(うなぎのたいこ)

2017.02.14Vol.684COLUMN
落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

THL編集部オススメMOVIE『サバイバルファミリー』

2017.02.14Vol.684映画
東京に暮らす平凡な一家・鈴木家は父、母、息子、娘のありふれた4人家族。ある朝、突然、電化製品ばかりか電気を必要とするすべてのものが完全にストップしてしまう。1週間経っても復旧せず父は“東京から脱出する”という大決断を下す。 監督:矢口史靖 出演:小日向文世、深津絵里他/1時間57分/東宝配給/全国東宝系他にて公開中  http://www.survivalfamily.jp/

一木美里のおいしくたべようの会 vol.25「お豆腐ドーナツの向こう側」 #グルテンフリー #わたしのレシピ

2017.02.14Vol.684グルメ
一木美里です。 今日はバレンタイン? わたしは週末、親友たちと何種類もスイーツを作りました。 手作りスイーツたちは、バレンタインウィークに会える限り 仲良しの友達たちみんなに渡すつもりです。 今日は自分でたくさん食べてしまった、 グルテンフリーのお豆腐ドーナツのレシピを紹介します。

愛は、はかなくも強いもの『世界一キライなあなたに』

2017.02.13Vol.684DVD & Blu-ray
 一生に一度の、運命の恋。けれど、彼の決めた“生きる時間”は残りわずかだった…。大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのデナーリス役でブレイクしたエミリア・クラーク主演の感動ラブストーリー。エミリア演じる主人公ルーが恋する青年フランク役に『ハンガー・ゲーム』シリーズのサム・クラフリン。  職を失ったルーは、車椅子生活を送るハンサムな大富豪ウィルの世話をする期間6カ月の仕事につく。バイクの事故で車椅子生活を余儀なくされ、生きる希望を失っていたウィルは最初、ルーに冷たく当たるがルーの明るさが彼の心を溶かしていく。やがて恋に落ちる2人。しかしルーはウィルが決めた“生きる時間”が残りわずかだと知ってしまう。

EXILE ATSUSHI×清木場俊介10年ぶりの共演をOA

2017.02.13Vol.684エンタメ
 毎週月曜日、深夜1時28分からTBSテレビで放送中の「週刊EXILE」。EXILE TRIBEやE-girlsなど、LDH所属アーティストの様々な活動に密着した貴重映像を、メンバー自らのナレーションとともにお伝えする音楽ドキュメンタリー番組。  2月13日の放送は、ソロアーティスト史上初となる6大ドームツアー開催の快挙を達成したEXILE ATSUSHIのライブツアー「EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2016″IT’S SHOW TIME!!”」のLIVE DVDを大特集。 「総勢40人のビックバンドのみなさんと一緒に、音楽にとてもとてもこだわったライブで、カバーソング、英語の楽曲、ソロのオリジナル楽曲などたくさん歌っていますので、是非みなさん楽しんで見て頂けると嬉しく思います」とEXILE ATSUSHIが自信を寄せる今作。かつてEXILEのボーカルとしてATSUSHIのパートナーを務めたSHUNこと清木場俊介との10年ぶりの共演でも話題を集めたが、そこで披露したEXILE 第一章スペシャル・メドレーについてもたっぷりと紹介する。  その他に、EXILE THE SECONDの2017年第一弾シングル「SUPER FLY」のミュージックビデオ撮影に密着した様子も放送。撮影を終えたメンバーが「SECONDの曲の中でもいちばん体がうずいて踊りたくなる曲」とコメント。80’s FUNKフレイヴァー溢れる楽曲への想いを語っている。  さらに、昨年に続き2年連続で「ヨウジヤマモト」のランウェイモデルとして、パリコレの舞台に立った小林直己の現地での様子にも密着。パフォーマー、役者、モデルと活動の幅を広げる小林。普段見ることのできない新たな一面に注目したい。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

EXILE ATSUSHI×清木場俊介10年ぶりの共演をOA

2017.02.13Vol.684エンタメ
 毎週月曜日、深夜1時28分からTBSテレビで放送中の「週刊EXILE」。EXILE TRIBEやE-girlsなど、LDH所属アーティストの様々な活動に密着した貴重映像を、メンバー自らのナレーションとともにお伝えする音楽ドキュメンタリー番組。  2月13日の放送は、ソロアーティスト史上初となる6大ドームツアー開催の快挙を達成したEXILE ATSUSHIのライブツアー「EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2016″IT’S SHOW TIME!!”」のLIVE DVDを大特集。 「総勢40人のビックバンドのみなさんと一緒に、音楽にとてもとてもこだわったライブで、カバーソング、英語の楽曲、ソロのオリジナル楽曲などたくさん歌っていますので、是非みなさん楽しんで見て頂けると嬉しく思います」とEXILE ATSUSHIが自信を寄せる今作。かつてEXILEのボーカルとしてATSUSHIのパートナーを務めたSHUNこと清木場俊介との10年ぶりの共演でも話題を集めたが、そこで披露したEXILE 第一章スペシャル・メドレーについてもたっぷりと紹介する。  その他に、EXILE THE SECONDの2017年第一弾シングル「SUPER FLY」のミュージックビデオ撮影に密着した様子も放送。撮影を終えたメンバーが「SECONDの曲の中でもいちばん体がうずいて踊りたくなる曲」とコメント。80’s FUNKフレイヴァー溢れる楽曲への想いを語っている。  さらに、昨年に続き2年連続で「ヨウジヤマモト」のランウェイモデルとして、パリコレの舞台に立った小林直己の現地での様子にも密着。パフォーマー、役者、モデルと活動の幅を広げる小林。普段見ることのできない新たな一面に注目したい。

みっともなくてもいいじゃないか。『私はいったい、何と闘っているのか』

2017.02.13Vol.684【TOKYO HEADLINEの本棚】
 つぶやきシローによる、妄想ワールドさく裂の、切なくおかしい家族小説。伊澤春男、45歳。地域密着型スーパーマーケット、スーパーうめや大原店のフロア主任。店長の右腕として、店を自分がまわしているという自負はある。  そんなある日、店長が急死。密かに次の店長は自分だと思っていた。しかし、他の人に「店長になったんだって?」と言われると「僕なんて店長の器じゃないですから。それに店長になるのが目的で働いてないし」と返してしまう。その裏で、静かにさりげなく店の改革に臨み、その改革が功を奏し、革新的なアイデアを持つ店長としてテレビの取材に。次の日から帽子をかぶらないと町を歩けなくなり、通称“店長ギャル”が店に押し寄せ、店頭には店長関連グッズが…。と、現実と妄想の境が分からなくなる世界へと突入していく。家に遊びに来た長女の彼氏にいいところを見せるための“ヘネシー作戦”、そして息子を野球とサッカーの二刀流に育てるための秘策などしょうもない事、荒唐無稽な事を大真面目に実行する春男。  だが、妄想ワールドでは完璧な作戦のはずが、ちっとも思うようにいかない。家庭の問題だけでもあたふたしているのに、新しい店長は店になじまないし、万引犯による被害も見過ごせないものになってきた。陰の店長(のつもり)としては、店の一大事をなんとかしなくてはならない。そんな時、万引犯の犯行現場を目撃してしまい…。つぶやき芸の極みのような妄想小説だが、滑稽さの裏にある温かさが、読後感をさわやかな気分にしてくれる。おもしろくて、哀しく切ない、そしてほっこりとする不思議な作品だ。 【定価】本体1500円(税別)【発行】小学館

未亡人をめぐる記憶にまつわる物語——シンクロ少女主宰・名嘉友美

2017.02.13Vol.684インタビュー
 シンクロ少女は「愛」「性」「嫉妬」「欲」などの感情をテーマとした作品を上演させれば、同世代の劇団の中では頭一つ出ていると思わせる。3月には『未亡人の一年』という刺激的なタイトルの作品を再演する。 「ジョン・アーヴィングという作家の同名の小説があるんです。その小説が好きだったし、タイトルがものすごくいいなと思って、内容は全然違うんですがタイトルだけいただきました(笑)。内容は未亡人の一年の話。そのままですね(笑)。未亡人と周囲の人々の記憶にまつわる話を描こうと思っています」というのは主宰で脚本・演出の名嘉友美。  物語の中心となる未亡人は誰が演じる? 「実はまだ決まっていません。私の劇団は役を決めるのが超遅いんです」  取材の時点で初日まであと1カ月! 「こういう作り方はともかく、ここまで役の決定が遅いのは珍しいんじゃないでしょうか。外部の方に出ていただくときは普通は“こういう役で”とお願いすると思うんですが、稽古では毎日違う役をやってもらっています(笑)。稽古初日に口立てで台詞を渡して、ちょっとのシーンを作って、そこから台本にするんです」  俳優は大変。 「それでもいいよっていう方が出てくれています。稽古では何役かやってもらうんですが、そのうちにこの人はどの役をやりたいと思っているのかといったことが見えてくるのが面白いんです」  名嘉は登場人物に、その心情を表しているような映画音楽や洋楽を歌わせるといった独特な演出をする。 「映画をよく見るんですが、なかでもコメディーがとにかく好き。あまり歌も歌えず、ダンスもできない俳優さんたちが突然歌いだすといった種類の映画があるんですが、本人たちも踊りにいっぱいいっぱいで、無表情になっていたりするところにグッとくる。うちの俳優もみんなダンスも歌もできないんですけど、やってみたらやっぱり面白かった。あと洋楽って、個人的なことを歌っている曲が多いんです。だから“この作品に合うな。ちょっと歌ってもらおう”という感じで始めてみました」  映画から吸収することは多い? 「映画学校に行っていたんですが、その時は全然見ていなかった。演劇をやるようになってからたくさん見るようになったし、映画っていいなって思うようになりました。アメリカのコメディー映画と日本のコメディー映画はあまり食い合わせは良くないと思うんです。でもアメリカのコメディー映画と日本の演劇は実は食い合わせはいい。真面目なヨーロッパ映画なんかを面白いという人はよくいるんですけど、アメリカのコメディーを面白いと思ったり、日本未公開のDVDを喜んで見ているような劇団の主宰さんってあまりいない。そこの隙を突こうかと思ってよく見ているうちに、面白い作品にもたくさん出会うようになっています(笑)」  かつて『極私的エロス/性的人間』という作品で自らの体験を赤裸々に描いたことがある。 「あの作品はもともとリーディングということでお話をいただいたんですが、リーディングは見たこともやったこともなかったのでどうすればいいのか分からなかった。ドキュメンタリーというのはリーディングからは一番遠いものなんじゃないかと思って、自分のことをそのままやるというのはあまり好きな手法ではなかったんですが、リーディングだし試しにやってみようかなと思ってやってみたんですが、以降は何を書いても“これって自分のことですか?”って言われるようになったんです。失敗したなって思いました(笑)」

THL編集部オススメMOVIE『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』

日本橋で日本一早いお花見を楽しむ

2017.02.13Vol.684今日の東京イベント
 昨年通算15万人を動員したイベント「FLOWERS by NAKED」が今年も開催。日本で一番早いお花見を日本橋で体験できる。  今年のテーマは「立春」。さまざまな花の体験を通し、春の始まりをイメージできる構成になっている。また、日本を代表するアーティストたちとのコラボレーションも実現。いけばな草月流第四代家元 勅使河原茜氏との共作となる新作を発表するほか、本物の桜「啓翁桜」を約300本以上展示している「桜彩」エリアでは、日本を代表するファッションデザイナー丸山敬太氏が手がける春の精霊が登場、幻想的な春の空間を演出する。  同エリアには、カウンターバーもあり、桜のワインクーラーなど花をモチーフにしたオリジナルカクテルや、オリジナルパッケージの日本酒などが、桜のマカロンなどのスイーツとともに味わえる。会場内は写真撮影が可能なので、会場で撮影した写真を自分の作品としてSNSにアップし、花を通してさまざまなコミュニケーションや作品を生み出す事も。さらに、ホール外のホワイエでは、花に関するワークショップや物販も展開。プロジェクションマッピング、生花、オブジェ、香り、飲食、音楽など、五感でめぐる花の体験型庭園でひと足早い春を感じてみない?

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