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東と西、男と女、強者と弱者…立場の違いが面白い『シャナラ・クロニクルズ』〈ファースト・シーズン〉

2016.07.25Vol.671DVD & Blu-ray
 核戦争により文明を失い、さまざまな種族が共存する数千年後の地球を舞台に、世界の存亡をかけた戦いを壮大なスケールで描くドラマシリーズ第1弾。今から数千年後。人類の文明は核戦争により壊滅したが、4つの種族と人間族が共存し、平和が保たれていた。しかし今、生命の樹“エルクリス”の衰えにより4つの国(ランド)は危機に直面していた。ブレイク中のイケメン、オースティン・バトラーら次世代スター候補が勢ぞろい! 販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 発売中 ブルーレイ コンプリート・ボックス 1万1300円(税別)

東と西、男と女、強者と弱者…立場の違いが面白い『ドラゴン・ブレイド』

2016.07.25Vol.671DVD & Blu-ray
 ジャッキー・チェンが主演・製作・アクション監督を兼任した史劇超大作! かつてシルクロードでローマ帝国軍と前漢が戦ったという説をもとに、東西の豪華キャストを揃え、空前のビッグスケールで東西激突のドラマを描く。シルクロードの平和を願う主人公役のジャッキーをはじめ『ハイ・フィデリティ』のジョン・キューザック、『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディといったハリウッドの演技派俳優、さらにはドラマ「蘭陵王」のウィリアム・フォンやSUPER JUNIORのチェ・シウォンらアジアのイケメン俳優も出演。 販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 発売中 ブルーレイ4743円(税別)

「1カ月に40軒くらい」うどんが主食さん(食べログレビュアー)

2016.07.25Vol.671ラジオ【JAPAN MOVE UP】
ラジオで日本を元気にする番組 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』 毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!

黒谷友香 映画「夢二〜愛のとばしり」で竹久夢二の妻を熱演

2016.07.25Vol.671映画
 大正ロマンを代表する画家で、数多くの美人画を残している竹久夢二の真実を描いた「夢二〜愛のとばしり」が公開される。主人公・竹久夢二を演じるのは「半沢直樹」など数々のドラマで注目を集める駿河太郎。美人画のモデルとなる妻・たまきを黒谷友香が演じる。作品を通して黒谷が感じた夢二とたまきの関係とは。

【DJダイノジ あなたの好き、肯定します!】第4回:サマソニは…やっぱりAt The Drive-Inを見る!

2016.07.25Vol.671COLUMN
『DJダイノジ深夜の回転体』(ニッポン放送)の DJダイノジ、放送に入りきれなかったトークは…? 大地:いやー、7月の深回(『DJ ダイノジの深夜の回転体』)も楽しかったじゃない。前回このコラムで話してたように夏フェスをテーマにして。 大谷:人気夏フェスのサマーソニックを立ち上げたクリエイティブマンプロダクションの清水社長に来ていただいてね。今年のラインアップがどう決まったかとか、このアーティストはこの時間、このステージでの出演で良かったのかなんて、裏話も聞けちゃって…!  大地:期待しているアーティストのひとりだって、エルキングを紹介してくれたじゃない? 大谷:エイミー・ワインハウスやアデルに対してのアメリカの回答だっていってね。 大地:そう、伝説のライブになるかもしれないよって。曲も良かったねえ。 大谷:注目って意味では、もちろんDJ ダイノジも注目してほしいですけど。今年は大阪だけの出演になるんですよね。 大地:……僕は、いないですけどね(笑)。 大谷:その時はミュージカルに出てるんだよね、宮本亜門さんの……。 大地:『狸御殿』(8月1〜27日、新橋演舞場)。だからね、行けないんだよ。 大谷:オーディション通過してタヌキの役を手に入れたわけだから頑張っていただいて!…会場に来られてたらさ、この人が見たいっていうアーティストはいるの? 大地:FLO RIDER(フローライダー)だね。やっぱり、パーリーでしょ。楽しいじゃない。フェスならなおさら! 大谷さんは? 大谷:たくさんいるんだけど、やっぱり気になっちゃうのは、At The Drive-In(アット・ザ・ドライヴ・イン)。すげー、みたい。Mars Volta(マーズ・ヴォルタ)も見てるんだけどさあ…。 大地:なんか違う! 大谷:そう! 俺、アット〜の数少ない来日公演を見てるんだけど、その時、酸欠で倒れて運ばれてるからね。 大地:その話を聞くたびにすごかったんだろうなって思うね。 大谷:だからね、やっぱり見たい。リベンジ、じゃないけど(笑)。 大地:楽しみになってきたね! 大谷:夏フェスって、なかでもサマソニってさ、誰も独りぼっちにしないフェスなんだよね。これ、何年も言い続けてきてることなんだけど、いろいろなアーティストが出演しているし、食べ物だとか、お笑いだとか、ほかのエンターテインメントであるとかいろんなコンテンツもあるし。もちろん、年代層に関わりなく音楽好きを満足させてくれるラインアップになっていて……、ちょっとでも興味がある人は一度来てみてほしい。楽しいから。今年出る大阪なんて、夏フェスに初めて来るって人も多いんじゃないかなあ。 大地:楽しんでほしいね! 大谷:秋には、マグロックとフジソニックも控えているし。まだ考えていることもあります。とにかく夏フェス、楽しんでほしいね。 ※次回放送は8月21日。

格闘家イケメンファイル Vol.53 よこすかMMAパレード 龍太郎(りゅうたろう)

新しいダンスミュージック『NEO ZIPANG〜UTAGE〜』8月3日リリース! DANCE EARTH PARTYの祭り、始まる。

[インタビュー]EXILE ÜSA 最新シングルは未体験ゾーンに突入したダンスミュージック

2016.07.25Vol.671EXILE TRIBE
 EXILE ÜSA(以下、ÜSA)が動き回っている。その足取りといったら、満員のドームのステージ上でアツい視線を一身に集めながらステップを踏んでいたあの時と変わらない。シャープで軽やか。知らぬ間にクギ付けになる。さまざまなプロジェクトに同じタイミングで関わる。EXILE パフォーマー卒業から半年。いま、 ÜSAが燃えているものとは? 本人に聞く。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

黒谷友香「友香の素」vol.165 それはそれは暑い夏。

2016.07.25Vol.671黒谷友香「友香の素」
 暑い日が続きますねえ。昨日のニュースでは九州から東海が梅雨明けしましたが、関東ももう時期でしょうか。  6月中旬からの約1カ月は、仕事で京都に滞在していましたが、それはそれは暑かったですよ。京都は盆地なので、暖められた空気が下に溜まるそう。確かにいつも、空気があったまり過ぎて、淀むというか、モアモアっと密度が濃い〜い感じがしてました。1カ月くらい居たから、その暑さに身体が慣れてたんでしょうね〜、その仕事が終わって東京に帰り、新幹線を降りて思ったのは、「そんなに暑くないじゃん!」でした。暑いんだけど、どこかカラっとサラッとしてる感じで、快適、快適〜って感じでしたもん。でも、喉元過ぎれば暑さ?いや、熱さを忘れるではありませんが、関東の暑さに身体が慣れると、これが暑いのなんの。カラッとサラッとしてる? どこがやね〜ん! と自分に突っ込みました。これで梅雨が明けたらもっと暑くなるのでしょうね。熱中症に気を付けないといけません。  私は趣味でガーデニングをしているのですが、夏の作業は日差しがまだ弱い朝のうちか夕方。日焼け防止と虫刺され防止に、長袖を着てフェイスカバー付き帽子にUVカット手袋、足首まであるパンツスタイル。目元以外のほぼ全身を布で覆っているので、京都ではありませんが、熱が外に逃げないので暑いのです。でも京都に行く前に、新たにハーブを植え付けておいたガーデンが、約1カ月間そのままだったので雑草が生えちゃって生えちゃって、ぱっと見たら雑草ガーデン?一体どこにハーブが植わってるの!?ってなぐらいになってるので、これは頑張って綺麗にしないといけません。汗をかいて頑張った後は、私の大好きなスイカを食べます。スイカには疲労回復、夏バテの解消に有効な成分もあるらしい。やった〜! でも、食べ過ぎには気を付けなきゃね。

『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)』試写会に15組30名 

2016.07.25Vol.671映画
 カンヌ国際映画祭で最高賞に輝き、アカデミー賞外国語映画賞と脚本賞をダブル受賞した『男と女』から50年。珠玉の恋愛映画を生み出してきたクロード・ルルーシュ監督の最新作。悠久のインドを舞台に、互いにパートナーがいながら出会ってしまった男女の愛の行方を綴る。撮影は全編、インドロケを敢行。75歳で初めて当地を訪れた監督が魅了されたインドの風景が、あますところなく映し出される。アントワーヌ役に『アーティスト』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダン。アンナ役に『モディリアーニ 真実の愛』のエルザ・ジルベルスタイン。  成功した映画音楽作曲家アントワーヌは次の作品のためインドを訪れ、フランス大使の妻・アンナと出会う。2人はすぐに意気投合。子供が欲しいアンナは聖者アンマに会うためにインド南部の村に出かけ、アントワーヌもまた気分転換としばしの休息を求め、彼女の後を追うことに…。  9月3日よりBunkamuraル・シネマ他にて公開。

『だれかの木琴』試写会に10組20名 

2016.07.25Vol.671映画
 常盤貴子×池松壮亮による、大人のラブサスペンス。『わたしのグランパ』の名匠・東陽一監督が、直木賞作家・井上荒野の原作をもとに複雑な思いが重なり合い、ねじれていく男女の関係をスリリングに描く。ふとした心の隙間に入ってきた美容師の男に心がとらわれていく主婦・小夜子役に映画、ドラマ、舞台と実力を発揮しつづけてきた常盤貴子。匂い立つようなエロスをまとわせながら、ごく普通の主婦が少しずつ道を踏み外していく狂気をリアルに演じる。海斗役には2014年の映画賞を総なめにした、池松壮亮。自分につきまとう小夜子に戸惑いながらも、彼女に何が起きているかを見極めようと正面から対峙する大人の男を演じ切る。  郊外の一軒家に、夫と娘とともに引っ越してきた主婦・小夜子は、新しく見つけた美容院で髪を切る。担当した若い美容師・海斗からお礼の営業メールが届き、それに返信した小夜子の中で、何かがざわめき始める。自分でも訳が分からない衝動にかられ、海斗に執着するようになり…。  9月10日より有楽町スバル座他にて公開。

『キング・オブ・エジプト』試写会に15組30名 

2016.07.25Vol.671映画
『アイ、ロボット』のアレックス・プロヤス監督が、古代エジプトを舞台に描く冒険スペクタクル! 大迫力の映像とスリル満点の物語で古代エジプトを体感できるアトラクションムービー。  古代エジプト。神と人間が共存する世界で王座をかけたバトルが勃発する。鍵を握るのは、奪われた恋人を救うために立ち上がった盗賊ベック。次々と押し寄せる試練に立ち向かいながらベックは〈神の眼〉を盗み出し、エジプトの天下取りを目指す!  主人公ベック役に『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作に大抜擢された若手イケメン俳優ブレントン・スウェイツ。ヒロイン役には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコートニー・イートン。他、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズでブレイク中のニコライ・コスター=ワルドーやジェラルド・バトラー、ジェフリー・ラッシュら豪華俳優が脇を固める。日本語吹き替え版では、Kis-My-Ft2の玉森裕太と注目の若手女優・永野芽郁が声を務める。  9月9日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

『キング・オブ・エジプト』試写会に15組30名 

2016.07.25Vol.671映画
『アイ、ロボット』のアレックス・プロヤス監督が、古代エジプトを舞台に描く冒険スペクタクル! 大迫力の映像とスリル満点の物語で古代エジプトを体感できるアトラクションムービー。  古代エジプト。神と人間が共存する世界で王座をかけたバトルが勃発する。鍵を握るのは、奪われた恋人を救うために立ち上がった盗賊ベック。次々と押し寄せる試練に立ち向かいながらベックは〈神の眼〉を盗み出し、エジプトの天下取りを目指す!  主人公ベック役に『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作に大抜擢された若手イケメン俳優ブレントン・スウェイツ。ヒロイン役には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコートニー・イートン。他、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズでブレイク中のニコライ・コスター=ワルドーやジェラルド・バトラー、ジェフリー・ラッシュら豪華俳優が脇を固める。日本語吹き替え版では、Kis-My-Ft2の玉森裕太と注目の若手女優・永野芽郁が声を務める。  9月9日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開。

ゆかたを着て東京湾をクルージング【腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!】

2016.07.24Vol.671東京ライフ
 東京湾をクルージングしながら、夜景とフード&ドリンクが楽しめる東京湾納涼船が毎日運航中。 「夕方東京に戻り、夜遅くに伊豆諸島に出航する、定期客船“さるびあ丸”が停泊している時間を利用し、66年前に運行を開始しました」と内山さん。  以後、毎年乗船人員が増えているというが、その理由のひとつが“ゆかた割”。 「2001年から始めたサービスで、ゆかたを着たお客様の料金が割引になります。現在は平日のみ乗船券と飲み放題で2600円のところ、1000円引きの1600円。荷物になる、ゆかたを着られないというお客様には手ぶらで来てゆかたが楽しめる“納涼船ゆかたショップ”でゆかたのレンタルや着付けサービスも行っています。1800人が乗船できるこれだけの大型船でクルージングしようと思ったら、絶対この価格で、しかも飲み放題ではご提供できないと思います。しかし、定期航路の空き時間を利用していることで、この価格を実現できました」  ところで、どんな景色が見られるの? 「1時間45分のクルージングでは、左右がお台場と大井のコンテナ埠頭に挟まれ、東京湾の夜景が一望できます。出発前は東京スカイツリーと東京タワーが臨め、出航後15分でレインボーブリッジを通過、羽田沖の美しい工場夜景を眺めながら、5分に1回離発着する飛行機を頭上に見ることも。さらに東京ゲートブリッジも眺められるなど、見どころが満載。9月中旬までは満席の日も多いですが、それ以降は予約も取りやすいし、気候もちょうどいいのでおススメです。その時期にゆかたを着て街を歩くのはちょっと…という方こそ、ゆかたのレンタルを利用し、東京湾のクルージングをお楽しみ下さい!」

江戸瓦版的落語案内 百川(ももかわ)

2016.07.24Vol.671COLUMN
 落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

ヴィヴィッドな色も魅力「BlendExpress BE51 personal blender」

 “人気”という不確かなものに人生を丸々捧げ、ひっそりと芸を磨き、夢を売る人々のお話です

2016.07.24Vol.671【TOKYO HEADLINEの本棚】
「週刊ポスト」の好評エッセイ“笑刊ポスト”が単行本化。堅苦しくなく、自分が触れた、憧れた、リスペクトする芸能人の魅力を高田文夫らしい名調子で綴った本。取り上げる人選も幅広く、岡村隆史、フランク永井、ナンシー関、清水ミチコ、高倉健、立川談志、菅原文田、岸部一徳、森田芳光、柳亭市馬、立川談春、みうらじゅん、石井光三、小倉久寛、吉幾三、森繁久彌、サンドウイッチマン、氷川きよし、太田光、ビートたけし、大瀧詠一、荒井修、水谷豊、立川志らく、徳永ゆうき、望月浩、舟木一夫、中村獅童、樹木希林、宮藤官九郎、倍賞千恵子、六角精児、安藤昇、横山剣、火野正平、堀内健、林家たい平、沢田研二、春風亭柳昇、永六輔、山口小夜子、ポカスカジャン、田中裕二、橘家円蔵、ジェームズ・ディーン、なぎら健壱、立川志の輔、マギー司郎、大竹まこと、伊藤克信、桂米朝、イッセー尾形、なべおさみ、真中満、石川さゆり、国本武春、増位山太志郎など芸人、歌手、コラムニスト、落語家、俳優、イラストレーター、歌舞伎役者、モデルとさまざま。  昭和の芸能史を飾った人たちの素顔をチャーミングに紹介している。その中には、今月亡くなった永六輔に関する章も。青春期の憧れの星であった永の追っかけをしていた高田。高いチケットを払いコンサートに行き、深夜放送を聞き、その番組に投稿し…と涙ぐましいまでの思いを注ぎ、終いには弟子入りを決意。長文の入門志望を書いたという。その顛末のエピソードがまた洒落ていて、そこに永六輔という人間の茶目っ気、面白み、洗練された生き方が垣間見える。長年の夢が叶い“ふたり会”ライブ「横を向いて歩こう」も開催。その時の掛け合いもまた楽しい。その章で高田は「最も影響をうけた3人といえば“作家部門”で永六輔“落語部門”で立川談志そして“生き方部門”でビートたけしだろう」と書いている。すでに談志も永もいなくなってしまったが、彼らについて書かれた同書は、日本の芸能界の歴史そのものの貴重な資料であるともいえる。長年芸能の世界に携わり、鋭い観察眼と、飛びぬけた記憶力を持つ高田には、もっともっと昭和から平成を彩った芸能の記録を書き残してほしいと思う。

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